ダンス教室に通っています。新しい動きを習うたび、日常で思い出したらちょっと踊れるので、とても楽しいです。

たいいくの時間が死ぬほど苦痛で、嫌いだったのが嘘のようです。


たいいくがどうして嫌いになったか、今となっては定かではありません。


ドッジボールで合法的にボールをぶつけられるのが嫌だったし、テニスをやれば打ち合いにならず、跳び箱にはそのままぶつかり、ラジオ体操をすれば真面目にやっていないといわれ・・・などの数々の歴史はあります。


笑い話といえば、親が学校に文句を言いに行ったことでしょう。どうしていつもたいいくの成績がこんなに悪いのか、と。


私としては、こんなに人よりできないのだから、成績が悪くて当たり前、絶対評価じゃなくて相対評価だから、と親を説得中でありました。


ですが、親もなかなか納得しません。紙テストの成績はどうなんだ、実技はだめでも、評価は紙と実技、足して2で割るのが本当じゃないか、というのです。


ついに、親の堪忍袋の緒が切れて、学校へ直談判となったわけでした。実技がクラス最低でも紙が1番だったら、足して2で割って、真ん中の成績をつけてくれ、という内容だったらしいです。


私のたいいくの成績ですが、その後も変化なく、親はいつも怒っていました。私は、やっぱり実技重視なんだから、無理なんだよ、となだめましたが、それでも怒っておりました。


今の学校はどうやってたいいくの成績をつけているんでしょうね?いまどき、こんな訴えがあったら、モンスターペアレント扱いされるのでしょうか?


大人になってから出た研修によると、成長のためには、

健全な競争=自分自身との競争

を促すのがよいそうです。


だから、ある教科がすごく苦手な子がいても、相対評価だけではなくて、絶対評価もつけてあげて、本人の進歩がわかるようにしたら、よかったのかもしれませんね。