越境学習者インタビューでの気づき第二弾。




「企業にとっては各自がどんどん学んでくれたらありがたいですよね。でも、そうやって越境してまで学ぶのは少数派という気がします」




「企業が越境学習を促進するためにできることって何ですか?」




こう問いかけられたとき、答えたことは、




「人が越境してまで学ぼうと思うには、必要性を感じる、必要があると思います。




自分の仕事が変わって、新たな知識が必要になった。けれども、その知識は社内にない。あるいは、自分の仕事の幅が広がって、これまでとは違う能力が必要になった、などです。




自分で気づいたことでないと、越境しても「やらされ」になってしまうと思うのです。




だから、越境を促進するには、仕事の経験を少しずつ企業側がストレッチして、引き上げていく、ことではないでしょうか。そして、個人が必要性を感じて、越境するときに、企業が何らかの補助をする、ということでは」




でした。




問いかけられるまで、職場でのストレッチが越境学習につながるとは思っていませんでしたが、いざ、答えてみると、しみじみ「そうだなあ。だからこそ経験のデザインって大事だ」と思ったのでした。