英会話教室でヒアリングの題材になっていたイギリスの笑い話にはとにかく困りました。
話の内容はわかるのですが、最後の落ちがどうして笑えるのかどうしてもわからない話がいっぱいあったからです。女の子の歯が痛くなる話(歯を抜いた後、痛くなくなったでしょと言われて、わからないと答える女の子。理由は痛みが歯にくっついていったから、その歯の痛みがどうなっているかわからない)。サーカスでライオンの口に手を突っ込もうとする男の話(突っ込む前にその口からパンケーキをとってくれたら、やるという)。イタリア式レストランの話(雨がよくふるのにオープン形式のレストラン)。
さらに困ったのは、同じようなテイストで実体験を作文して出すのが宿題だったこと。毎週落ちのことで頭がいっぱいでした。
そういえば、学生時代も、笑い話のテキストに苦労した記憶が・・・ そのときの先生は、本当はみんながもっとよくできれば恋愛小説のような話を読ませたいのだが、といっていました。要するに、笑い話が英語のテキストとして一番簡単らしいのです。文章的にはそうかもしれないけれど、私にはハードル高かったです。
学年が進んで、ついに恋愛小説がテキストになったのですが、先生いわく「非常に美しい場面」で私はまわりくどくって訳すのにくらくらしていました。
今日振り返れば、自分のレベルに合った本を読むのも大事だけれど、中身も大事だと思いました。