THE THEATRE MAGAZINE
scene PLAYBILL
3月号
シヌゥ & サンドゥル
インタビュー記事
日本語訳
〈三銃士〉のようなしっかりとしていて、興味津々な作品、だから潰れる理由が本当に低い作品に、それも最も魅了的なキャラクターを担当します。おめでとう!ということで合ってますよね?
シヌゥ // あまりにもありがたいことに〈三銃士〉をやってみないかという提案が入ってきました。実は僕もそうだし、サンドゥリもそうなんですが、とてもやりたかった作品でした。しかも、1グループの2人のメンバーに声をかけてくださったので、僕たちはとても心が惹かれて、驚いたし、嬉しかったですね。
サンドゥル // ご存知の通り2012年に〈兄弟は勇敢だった〉でミュージカルを始めたんですが、その時先輩たちに聞いた話が「サンドゥラ、お前はミュージカルを続けるなら〈三銃士〉は必ずやれ」でした。ダルタニャンが似合うと思うという言葉もしばしばしてくださいました。だから〈三銃士〉を探して見たんですけど、本当におもしろいんです。挑戦してみたかったけど、その機会が思ったより早く巡ってきて嬉しいです。絶対に逃せないほどです。
同じ役を演じるなら、お互いに助け合えそうですね。年齢が1歳下ですが、サンドゥルさんがミュージカルの経験はさらに多いから、お兄さんにアドバイスも、小言もするみたいですけど
シヌゥ // 空言ではなく、サンドゥルが本当にたくさん助けてくれます。僕は〈チェス〉の次に今回が2回目で、サンドゥルには経験から出る長所を僕よりずっと多く持っています。僕たちは同じグループだから、ほとんど毎日一緒にいるじゃないですか。経験から出るアドバイス、作品についての気になること、解決できない点などを横でひっきりなしに話してくれて、聞いてくれて、感謝しかないです。
サンドゥル // 僕も良いですね。ヒョンより何作品か多くやっていても、逃してしまう部分が多くても、横でヒョンが指摘してくれるでしょ。キャラクターについての話をお互いに補い合いながら得ていけること、お互いにわかるようになることが多いです。
〈三銃士〉は、以前から完成度の高い公演として好評を得ています。今サンドゥルのダルタニャンとシヌゥのダルタニャンは、以前の先輩たちとどう違いますか?
サンドゥル // 気になったので、動画を探して見ました。そこである日、僕もわからないうちに僕が見た場面をそのまま真似て居たんです。僕が考えていたダルタニャンの姿もある程度備えて居たからだと言いたいですけど、僕にダルタニャンを任せたのは、以前のダルタニャンを真似しろとくれたわけじゃないじゃないですか。機械のように動いている自分が嫌で、練習しながら探してみようとしました。サンドゥリが演じるダルタニャン、サンドゥリだけのダルタニャンを探そうと孤軍奮闘中です。
シヌゥ // とても有名な作品だから、多くの方々の頭の中にはダルタニャンについて、像があると思いました。田舎出身の愉快で明るい純粋な青年?僕にもそんな面があるけど、ダルタニャンに本当に僕の姿の一部をまとわせてみる事はどうなのか、考えてみました。僕はちょっと悩みが多くて、真面目な方なんです。飛び散らないように、よく混ぜている最中です。おもしろい点はミュージカルの三銃士と、小説の三銃士のダルタニャンのイメージがまた違う事です。カイ先輩も密かに悩んでいらっしゃるそうです。小説に出るダルタニャンは名誉や正義を重要だと考えていながらも、愉快さより真摯な方にさらに近い人で模写されているそうです。僕が解かないといけない課題ですね。
サンドゥル // 僕が考えるダルタニャンに僕の姿がたくさんあります。何より僕も釜山からソウルに来た時、大きなビルを見ながら不思議だったんです。
シヌゥ // 実際歌の中に♪高くそびえる建物に目眩がする♪そういう台詞が出ます。サンドゥリが同じ事を言いましたよね。
サンドゥル // その場面の台詞ひとつひとつが感じられるはずです。僕の練習生時代を思い出しました。田舎のガスコーニュでお父さんの影響も多く受けたけど、ダルタニャンが刀で打ち合いをしながら「僕はパリに行って本当に素敵な人にならなければならない。僕はパリで銃士になれる基礎を固めた」と言います。ダルタニャンが真摯だけど、純粋でさらに純真です。パリの建物を見ながら不思議だというのと同時に、その雰囲気に萎縮されないように、さらに大きく行動します。僕はすごく理解します。純粋な青年だから、さらに愉快に、僕が作ってみたいダルタニャンの姿でもあります。
メイクアップしながらも、撮影しながらも、ずっと口ずさんでいますね。この作品で一番好きなナンバーはどの曲ですか?
サンドゥル // ダルタニャンが歌う曲じゃないけど『僕たちはひとつ』を聴くと心臓がやたらドキドキします。凄く不思議なのが、僕が「コンスタンス待ってて!僕が必ず救ってあげるから」と跪いたまま座って居なければならないのに、この曲が流れると、いつも心臓がドキドキしながら、好きだからどうしていいかわからなくなります。
シヌゥ // 僕もこの曲です。なんで好きなのかというと、1幕最後には盛りが過ぎた英雄たちの姿が映されます。先輩たちの比喩で言うと「現実にやつれた盛りが過ぎた英雄たち」でしょ。一時はよく働いたけど、銃士隊も傾いてしまって、だからなんか現実に順応しながら、以前の厳しさを失った英雄たちです。でもダルタニャンという人物が起爆剤となり、忘れて生きていた正義感を再び燃やす機会になります。象徴的場面の美しい曲なので毎回じーんとこみ上げて来ます。
大概アイドルの歌手の方々はコンサートよりミュージカルにより緊張して、期待していると感じますが
シヌゥ // どの舞台に立っても緊張と責任感はあるけど、歌手はある程度身体に慣れている事が多く、ある程度余裕ができたのなら、ミュージカルは初心、それこそ白紙状態で入って行くからです。
サンドゥル // 僕は、ミュージカルの舞台が本当に大切です。だから、僕が立つべき舞台は、僕が満たしていかなければならない責任感が明確にあります。ミュージカルをやっても、B1A4のコンサートをやっても、ソロで歌を歌っても、すべて舞台に対する心は一緒です。混同したくないです。絶対に妥協しないと決心して以降から、正直体が死にそうな時もやり遂げるんだと考えるます。
妥協しないと考える特別なきっかけがありましたか?
サンドゥル // 特別なきっかけというより、逃すと後悔する舞台たちだからです。バラエティをするとしても、ぞんざいにすればダメだと考えるのはカメラの前や、観客の前にハッキリとした存在感がなければならないと考えるからです。これはミュージカルで学んだことです。舞台に立っている時、立ってることだけでも存在感がなければならないそうです。
シヌゥ // 僕もミュージカルをしながら感謝することが、舞台の上での心持ちや、僕が忘れていたことを、また取り戻そうとしてくれていることです。何より初心を取り戻せるきっかけになって良いです。
歌手がミュージカルに挑戦することが数え切れない程行われていて、定着されている方も多いでしょう。逆に、反応が良くない方もいるということです。ミュージカルの先輩たちの前で気後れのようなことは聞かないですか?
シヌゥ // 運が良いのか、本当に良い方だけ会いました。不足する点があればアドバイスしてくださります。
サンドゥル // アドバイスもしてくれて、叱ってくれるときもあるでしょ。叱られることをしたら叱らないといけないでしょ。
こっ酷く叱られたことがありますか?
サンドゥル // 〈兄弟は勇敢だった〉の時の僕はアイドル歌手としても新人だったから、ミュージカルをやるというのは、とても早い時期じゃないのか悩んでいました。すべてが呆気に取られて方向性を掴めずにいる時、ジャンユジョン演出監督が「音が良くない。今ここでそうするならダメだ、自分を破らなければならない」など、直接言ってくれました。しかめっ面をしていて怖かったです。そうした中、1日、演出家さんが歌った後真剣に話してくれました。「君が外ではアイドル歌手で、人気があるグループのひとりかもしれない。でも私は君を知らない。私はTVは見ない。だけど、僕が君をキャスティングして、一緒に作品をやる以上、私の前に待つ人は、アイドル歌手サンドゥルではなく、俳優サンドゥルだ。だからお互い信じて一生懸命やろう」その瞬間、突然できるという自信が身体中に広がりました。その後はたださらに一生懸命にやりました。気になることがあると、ヒョンたち後をついて行って、構わず質問しました。〈ALL SHOCK UP〉でも新しいことを学んで、そのおかげで〈シンデレラ〉もできました。〈三銃士〉に対する心は少し違います。僕の力で頑張って上に上らなくちゃと思うようになったからです。
シヌゥ // アイドル歌手じゃなく、俳優としていただいた心がこんなに良いとは。僕たちには、偏見があるしかないじゃないですか。良くやっても、出来なくても、俳優として認めてくださること自体がとてもありがたいです。だから、さらに責任感が生まれます。「本当に出来なければダメなんだな、B1A4じゃなく俳優という心持ちでしなきゃなんだな」という瞬間瞬間の決心。
ミュージカルがなぜ好きですか。練習するときが好きなのか、舞台に上がる直前の興奮と期待、ときめきが好きなのか、それとも舞台で公演をする時、観客たちの歓喜に満ちた表情を眺める時が好きなのか、すべて終わって打ち上げの雰囲気が好きな気もしますね。
サンドゥル // 舞台に上がる直前、先輩たちが「さぁ、みんなお互い信じて一生懸命やってみよう」とおっしゃいます。僕はその言葉が好きです。すべての心が、努力がひとつになる瞬間です。作品が完成したと全身で感じられることが、とても魅力的です。
シヌゥ // 公演をやるときは、何が何だかわからないうちに流れて、僕がどうやってやったのか良くわかりません。〈チェス〉を終えて公演の余韻がすべて去った時、心が少しスッキリしたと思います。初作品なのでしばらく抜け出せないくらいハマっていたんです。時間がかかったんですが、ある日練習生した日々を振り返ってみたら「あーよくやった。先輩たちが感じる気分はこんな感じなんだな」気づいたんです。
2人は本当に可愛くて、性格が違う才能溢れるダルタニャンに期待します。シヌゥさんは口数が少ない代わりに考えが多く、サンドゥルさんは才能と涙が多いようですね
シヌゥ // 親しくなれば口数が増えるんですけど、全てのことでよく考えます。特に仕事においては。
サンドゥル // 本当に違うと思ってたんですけど、昨日もラジオの放送をしていたら泣くところでした...それでなんで知ってるんですか?
目の縁がいつもしっとりしています
サンドゥル // 他の人が若干共感できない部分でよく泣く方でもあります。なぜなら、僕は僕に重要だと考えた事たちが心臓ではなく、ここ、間の方にあります。この部分が決壊したら涙が出るんです。しばしば周りの人たちが「あの子何?なんで泣いてるの?」そういう時があります。
練習が始まって、3週間程になったと聞きましたが
シヌゥ // ほとんどの時が1日12時間程練習します。午前は剣術、午後は歌と演技。三銃士は合わせが重要なので、みんな一緒に集まってやります。楽しいです。剣術の練習をして頭がぼーっとするのは除いて。
多様な経験ですね。歌って、躍って、練習もして、放送もして...
サンドゥル // 僕たちは20歳から何が何だかわからない日々を過ごして来て、ある程度慣れました。もう何かちゃんとやり遂げなければ、自ら容認できない状況になりました。
シヌゥ // 昨日ラジオもやって、サンドゥルはTV収録もしました。なんていうか、20代中盤になりながら、僕たちの基本は歌手だから、その根本が負けてしまったらダメだという信念、どのジャンルに行っても責任感を持って、自分の役目を全うしようという心持ちが生まれました。たまには混乱している時もあることもあります。
練習生時代、2人が今のこの位置に居ると期待しましたか?
サンドゥル // 練習生のときは、さらに期待したでしょ。
シヌゥ // その時、僕たちが夢見たことは、ほぼマイケルジャクソンくらい?今は現実に妥協することにしました。はは。
サンドゥル // 夢と理想が本当に大きいので今まで僕たちがひとつひとつやって来れたと思います。メンバーのジニョンヒョンがいつも言う言葉なんですけど、夢は無条件大きくなければならないと。それでこそ、その辺りに行くんだと。妥協はするけど、夢は忘れません。
シヌゥ // 時間が少しかかるだけで、いつかは全て叶うはずです。
B1A4の完全体はいつ見れますか?
シヌゥ // 準備中なんですけど、曲がカナリ出ました。僕たちは歌手として自負心があって、今回の結果もやっぱり胸がいっぱいです。「僕たちがらこんな曲を?」「本当に?」こんな感じです。達成感にさらに頑張って作れました。
サンドゥル // ヒョンたちが良い曲をたくさん書いてくれました。ひとつずつ聞いてみながら、タイトルをどんな曲で決めたらいいか、わからないくらいです。大変です。
では、三銃士が終わったら、すぐ逢えますね
シヌゥ&サンドゥル // そしたら、僕たち死にます
