0才から通える音楽教室
群馬県太田市 ちなつピアノ教室
主宰・講師の早川千夏です🎵








その秘密はピアノの弦が生み出す倍音にあります。


まず、倍音の説明から。


 ピアノで「ド」の音を出したとしても、ド以外の音もたくさん出ているので、単音のみの音が発生することはありません。

もっとも大きく聞こえる音が基音、基音以外の音が「倍音」です。

100hzの音を弾いたとき、(100hzとは、ざっくり言うと空気を一秒間に100回振動しているという意味です。)

そうすると、200hz・300hz・400hzの音も同時に発生しています。

この音の元になる100hzの音を「基音」と言い、それ以外の音を「倍音」と言います。 



アコースティックのピアノが生み出す音は最大30000ヘルツです。

それに対して、人間の耳が捉えられる音は20000ヘルツまでとされています。


ピアノは聞こえる音だけを音ととしてとらえるだけでなく、弦の共鳴によって生まれる倍音(周波数)を脳に感受させます。


この倍音が脳を非常に活性化するのです。


ピアノの練習は、脳の前の部分、前頭前野に特に影響を与えます。


 


前頭前野は、

「人間性知能HQ

「一般知能gF」

「情緒知能EQ」

の総合部分です。



HQとは、

キラキラ目標を達成する力

キラキラ夢に向かって計画し努力する能力

キラキラ問題解決能力。

キラキラ想像力や適応力


ピアノはこのHQを大きく発達させます。


 


学習に直結する「一般知能gF」はこの前頭前野の中央にあります。


 

一般知能が高くても、HQが高いとは言えませんが、HQが高くなると一般知能も高くなるのだそうです。


 


前頭前野だけではなく、小脳や海馬を大きくし、記憶力・高度な言語機能を発達させます。


 小脳 

短期記憶や注意力,

情動の制御,

感情,高度な認識力,計画を立案する能力

統合失調症(分裂病)や自閉症といった精神疾患と関係している可能性など


海馬

五感などから大量に脳に入ってくる情報を「短期記憶」として一時保管している。

海馬は記憶の情報をふるい分け、不要と思われる情報は忘れさせる働きをしている。

一方、短期記憶に繰り返し入ってくる情報、強い感情がともなう情報は、海馬によって大脳皮質に送られ、長期的な記憶に繋がる。




これらの証明から、ピアノは発達障害の予防・治療に大変効果をもたらしています。


 


  大人にももちろん有効で、いわゆる「脳トレ」だけでなく、認知症、うつ病の予防や治療にピアノレッスンが用いられているケースもあるそうです。


これらの研究はすべて生のピアノによって証明されているもので、残念ですが電子ピアノではこれらの効果は望めないようです。


なぜなら電子ピアノは弦がなく、音はデジタル化された電子音源のため、倍音が作れません。


電子ピアノでの練習では、ピアノほどの脳に影響を与える力はないのです。


 



 


ここ数年の間に大学の入試方式が大きく変わります。来年から群馬県では県立高校の入試試験方法が変わりますね。


 


大学受験では今までの学力テストに、「思考力・表現力・判断力」を評価するテストが導入されます。

高校受験でも英検や漢検だけではなく、ピアノコンクールの順位やグレードテストの受験年数などが内申書の加点対象になります。


ピアノ指導者としては大変嬉しく、また身の引き締まる思いです。


ピアノは脳を育て、心を育てます。


長くなりましたがお読みいただきありがとうございます😊