今日は恋人とラブラブな一夜を過ごしたいと思っていても、なかなか相手をその気にさせるのはなかなか難しいですよね。

そこで、実は身近な食材で媚薬効果?!とまでは言いませんが、性欲を高めたり興奮作用のある食材を探してみました。こんなものまで?といった食材もあり意外と下心をバレずに自然にオーダーしやすいものばかり。最近ご無沙汰気味ならデートの際に、これらの食材をリクエストしてみては?

①すっぽん

俗に「食いついたら雷が鳴っても離さない」と言われることから、しつこい人の代名詞ともなっているすっぽん。そのイメージや見た目ともあいまって、すっぽん料理が好きだという人はあまりいないかもしれません。

しかし、おいしいダシが出るので古くから高級食材として珍重されてきました。滋養強壮効果も知られており、ビタミンB群や鉄分・亜鉛などのミネラル、とりわけ美肌効果があるとされるコラーゲンが豊富に含まれています。また、すっぽんの肉は低カロリーなので、実は女性の味方なのです。

最近はサプリメントとしても売られていますが、やはり料理として味わいたいもの。しょうがの効いたすっぽん鍋(まる鍋)は、体も心も温まること請け合いです。

②生牡蠣

最近は、オイスターバーなどで新鮮な生牡蠣を手軽に味わえるようになってきました。「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣はその別名の通りグリコーゲンやタウリンなどの栄養素がたっぷり。

さらに、牡蠣をはじめとした貝類には亜鉛などのミネラルが豊富。亜鉛は性欲に関係があるテストステロンというホルモンの原料になることから、男女の関係を深めるのに効果的な食材といえます。

古来から精力剤として生牡蠣が食されてきたという俗説も、実は科学的に理にかなった話といえるのです。

③トリュフ

日本語では「西洋松しょう露ろ 」と呼ばれるきのこの一種です。栄華を極めたフランスの太陽王・ルイ14世の好物だったとか、子どものいなかった農夫がトリュフを食べ始めたところ13人の子だくさんになったとか、催淫効果があり媚薬として19世紀頃から用いられていたとか、怪しげな話のネタにこと欠かない食材でもあります。

しかし、こうした話はあながちデタラメというわけでもないようです。トリュフを探すのには、かつては雌の豚に匂いをかぎつけさせる方法が用いられますが(現在は犬が使用されている)、その匂いは雌を興奮させるフェロモンと酷似した成分だというのです。

世界三大珍味のひとつとして珍重され、「黒いダイヤモンド」とも呼ばれるほど高価なものですが、やはりそれだけの価値はあるかも。

④どじょう

どじょうとごぼうを煮て、卵でとじた柳川鍋が有名。「どじょうは泥臭いからちょっと……」と敬遠する人も少なからずいますが、専門店などで味わう新鮮などじょうを用いた料理は、嫌な臭さはまったくありません。自身の泥臭さをどじょうに例えた総理大臣がいましたが、どじょうにとっては迷惑な話でしょう。

すっぽんと同様、ややグロテスクな見た目に反して体によく効く食材のひとつ。良質なタンパク質やビタミンD、カルシウムなど栄養価も豊富で、滋養強壮効果もバツグン!

⑤鯨

2013年、日本の商業捕鯨は国際捕鯨委員会(IWC)の採決によって、一部の小型のクジラ類を除いては全面的に禁止されています 。捕鯨反対は国際的にも主流になりつつありますが、鯨の肉でなければ味わえない料理があることもまた確か。特に鯨の刺身は、味わってみると獣けものの肉ではなく、驚くほどまぐろの刺身に近いことに気づくはず。

鯨の肉にはバレニンという成分が含まれています。鯨が長時間潜っていられるのは、活性酸素を除去して疲労回復の効果を早めるバレニンに秘密があるのだとか。鯨を食べて疲れ知らずのカラダに!

⑥ルッコラ

カルシウムや鉄分、ビタミンCが豊富。古代ローマ時代から食用だけでなく、媚薬として使用されていた由緒ある(?)ハーブです。

⑦いちじく

ペクチンが腸内環境を整えることで、脳内物質セロトニンの分泌を助けて多幸感が増します。男性の精力増強にも効果があるとか。

さりげなくサラダでオーダーしたり、ドライイチジクなんかをつまみに、バーで一緒に飲むのもあり!