大部屋な人々。

大部屋な人々。

51歳にして初めての入院を経験しました。
すばらしき人間という生き物。
感じたままに書き綴ります。


Amebaでブログを始めよう!
韓国人の親友をガンで喪い、1泊でソウルに行って来ました。
{AAA0E834-EDF7-4338-8AA7-D41F298C2B45:01}

肉体的にそんなに無理しているつもりはなかったですが

帰国してから体調を崩してしまいました。

インフルエンザではありませんでしたが、熱が下がりません。

喉も痛く、鼻水も止まらず、咳をすると胸が苦しいです。

やっと今では少し楽になってきていますが、身体中が痛くて困ってます。

抗がん剤治療と入院によって、やはり確実に体力が奪われているようです。


僕は韓国のお葬式に参列するのは初めてでした。

正確にはお葬式ではありませんでした。

韓国では日本でいう葬祭場が病院にあります。

病院で亡くなられた方は、そのままその病院の葬祭場を使われる方が多いそうです。

彼はソウルでも大きな大学病院でしたので、葬祭場も全部で20室はありました。

日本では縁起でも無い! と思いますよね。

そしてそこで3日間の葬儀が行われます。

この3日間で何時に行っても構わないのです。

僕もソウルに到着してそのまま病院に向かい、到着したのは23時を廻っていました。

祭壇に菊の花をお供えして、お線香をあげさせていただきました。

ここで日本と大きく違うのは、祭壇に遺体はありません。

有るのは写真だけです。

最後な顔を見ることは出来ないようです。

遺体は病院の安置所にあるそうです。

別室のテーブルでは、ユッケジャンスープとキムチ、ご飯、お酒などが振舞われています。

日本のお通夜の様スタイルで、3日間を過ごすようです。

彼は3日目の早朝7時に出棺でした。

出棺から火葬場、遺骨を持ってお墓まで友達も一緒に行きます。

最後の最後まで見送ることができます。

特に彼は宗教を持っていなかったので、お経を聞くことは一切ありませんでした。

国が違えば、いろいろと違うものですね。




訃報。

心の準備も無く、突然やってきます。

昨日の深夜に僕の大親友でもあり、上海の子会社の社長を任せ

信頼できるパートナーでもある男が亡くなりました。


彼もガンと闘っていました。

彼は東日本大震災と同じ日にソウルで腎臓ガンの摘出手術を受けて

順調に回復して、バリバリ仕事をこなしていました。

僕が上海出張の時には、どんなに忙しくても必ず会って近況報告をしてくれました。

上海では、美味しいものもいっぱい食べたし、お酒もよく飲みました。

社員旅行でバンコクに行った時には、上海から合流してくれました。


手術から1年半後に、肺への転移が見つかりました。

さまざまな治療を受けて、肺のガンの進行は止まっていたのですが

僕が入院した日と同日の晩にソウルで倒れ、救急車で病院に運ばれ

背骨を一つ取るような手術を受けて、入院生活を送っていました。


週に1回はLINEで話しをして、先に元気になった方がお見舞に行く約束をしてました。

そのLINEにメールが入りました。

「金さんが今日亡くなりましだ」

思わず声にならない声を発してしまいました。

メールを送ってくれたのは奥さんだとすぐにわかりました。

彼女も日本留学経験があるので日本語を話す事ができます。

すぐに彼の電話に電話して、奥さんと話しました。

日本の告別式のような習慣は無く、お通夜のように2晩を過ごされる事や

弔問客はその間、いつ行っても構わない事や

亡くなった病院の地下が葬祭場になっていることを知りました。

出棺は明日の朝 7:00との事。。。


僕はこれからのフライトでソウルに飛んで、彼の所に着くのは23時ごろです。

最後のお別れをしっかりして、思いっ切り泣いてきます。

こんな気持ちで海外に行くのは初めてです。

それでは、、行って来ます。

抗がん剤。

皆さんも聞いた事がある単語だと思います。

僕も聞いた事はありましたが、実際に自分に使われるとなって

H先生から薬について色々教えて貰えると知らない事ばかりでした。

唯一、抗がん剤について知っていたのは副作用がとても辛いという事くらいでした。


点滴で抗がん剤は投与されること、一言で抗がん剤と言っても何種類もあることなど

知らない事ばかりです。

僕は5日間連続で連続投与される薬を2種類と7日毎に投与される薬の3種類。

21日間が1クールでこれを4回繰り返しました。合計84日間も掛かりました。

実際に投与されても、ガンにどのように効いているのかの実感はありません。

やはり抗がん剤を投与されていると感じるのは、副作用のせいです。

先生から教えてもらってた事は、副作用は人によって何が出るかわからない。

僕はどんな副作用がでるのか?

投与が決まってから、不安と心配でいっぱいでした。

苦しいほどの吐き気、下痢や便秘、倦怠感、脱毛、味覚障害、肺炎 などなど

特に吐き気や食欲不振によって体力が持たなくなってしまう事によって

予定通りに抗がん剤を投与出来なってしまうことが多いと言われていました。

僕もそれが一番の心配でしたが、吐き気を感じることはほとんどありませんでした。

入院中の大半を病院で出される食事では無く、こっそり病院を抜けて外食してました。

先生や看護師さんの心配をよそに、見事に肥ってしまいました。

僕に顕著に表れた副作用は、、、

脱毛 

見事なまでに頭もヒゲも抜け落ちました。亡くなられた團十郎さんのようになってしまいました。

現在はもっと脱毛が進んで、眉毛も薄くなってしまいました。

眉毛も脇毛も下の毛もかろうじて残っている程度になってしまいました。。。

半年もすれば赤ちゃんのような毛が生えはじめるそうです。

元々短髪の僕ですが、なんとか形になるのは年末ごろでしょうか。

どんなヘアースタイルにしようか、今から楽しみです。


それでは、、また。