<アフガン>夜間の民家急襲、軍統制化に 外国部隊独断禁止 | シンデレラマジックs01のブログ

<アフガン>夜間の民家急襲、軍統制化に 外国部隊独断禁止

アフガニスタンのカルザイ大統領は28日、同国駐留の北大西洋条約機構(NATO)軍部隊が反政府武装組織の拠点せん滅や関係者摘発を目的に行う夜間の民家急襲作戦について、今後はアフガン軍の統制下に置き、外国部隊の独断による実施を禁じると表明した。市民の犠牲も指摘されるなど強引な作戦にはアフガン人の間で不満が募っており、市民感情に配慮した格好だ。
カルザイ大統領は国防省に対し、アフガン軍による夜間急襲作戦の指揮を命じた。
AP通信によると、NATOはすべての夜間急襲作戦についてアフガン軍と合同で実施しているとの立場で、「アフガン軍参加の夜間作戦から、アフガン軍指揮の作戦へと移行すべきだと理解している」との声明を出し、大統領の表明に一定の理解は示した。
しかし、NATO側は夜間急襲について武装組織の弱体化に有効で、作戦として不可欠との立場を貫いており、今後作戦実施を巡って、アフガン軍と米軍主導のNATO軍側との対立が深刻化する恐れがある。
NATOの夜間急襲を巡っては、最近では今月17日、北部タロカンで女性2人を含む4人が死亡し、NATOは4人が反政府組織メンバーと主張。しかし、地元住民らは4人が一般市民だったとして反発、2000人規模の抗議デモが発生し、治安当局によるデモ隊への発砲で12人が死亡する事態となっていた。
大統領はNATOの急襲を「一方的な作戦がアフガン人をうんざりさせている」などと強く批判し、対応が注目されていた。【服部正法】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110529-00000023-mai-int