<住宅金融支援機構汚職>元室長 企業買収に協力 | シンデレラマジックs01のブログ

<住宅金融支援機構汚職>元室長 企業買収に協力

独立行政法人「住宅金融支援機構」を舞台にした贈収賄事件で、元営業推進室長の久世悟容疑者(52)=収賄容疑で逮捕=が、贈賄側業者による企業買収の交渉役を務めていたことが、捜査関係者の話で分かった。警視庁捜査2課は、贈賄側の依頼を受けた久世容疑者が、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」を取り扱う業者の買収に乗り出したとみて経緯を調べている。
フラット35は住宅機構の審査を通った提携業者だけが取り扱うことができる。贈賄容疑で逮捕された金融会社「住宅金融モーゲージ」元会長、堀川嘉次容疑者(65)らは久世容疑者から聞き出した秘密情報を基に、既存の提携業者を買収し、フラット35を取り扱うことを計画した。
捜査関係者によると、堀川容疑者らは久世容疑者と相談した結果、08年夏までに東京都港区内の業者を買収先に選定、資金を提供するスポンサーも見つけた。買収交渉には、住宅ローン業務に詳しい久世容疑者が一人で臨んだ。自らの身分を明らかにし「スポンサーは自分のおじにあたる人物」などとうそをつき、信用を得たという。
買収先も乗り気になり、「久世さんを役員として1~2年受け入れ、その後社長に就任してもらいたい」などと、買収後の構想についても話し合ったという。しかし08年秋のリーマン・ショックでスポンサーの資金繰りが悪化。買収計画は頓挫した。久世容疑者は、堀川容疑者らに便宜を図った見返りとして、現金200万円を受け取ったとして逮捕された。【川崎桂吾、前谷宏】

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