白鵬、迷いなし「違う自分がいるかもしれない」 | シンデレラマジックs01のブログ

白鵬、迷いなし「違う自分がいるかもしれない」

【大相撲 技量審査場所】10日目
迷いや恐れ、硬さはなかった。九州場所で連勝を63で止められ、初場所でも完敗した因縁の稀勢の里戦。「苦手意識? あるんでしょうね」と漏らした白鵬が、そんな思いごと土俵外に押し切るような相撲を見せた。
「良い相撲を取ることに専念した」。立った瞬間、仕切り線を越えて押し込むと、相手の手が顔に入っても張り手で応戦する、かつての愚行は犯さない。一度、呼び込むように引く場面はあったが、出番前に確認していた横の動きで素早く体を入れ替え、押し出した。
気持ちが入りにくい異例の場所を「準場所という捉え方なのが具合がいい」と白鵬。連勝を続けた昨年と比べても「違う自分がいるかもしれない」と、程よく集中できている手応えを語る。
この落ち着きは、場所前、稀勢の里のいる鳴戸部屋などへ出稽古を敢行したことも一因のようだ。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「(春場所中止の間の対戦相手の成長が)大したことなかったという感覚になったのでは」とみる。この日、一切まわしにこだわらなかったのも敵情視察からの判断だろう。
取組後、苦手意識という“宿題”を払拭できたか問われた白鵬は「そんなこと言ったっけ?」ととぼけた。全勝の魁聖、1敗の把瑠都がそろって土。早くも朝青龍と並ぶ史上最多の7場所連続優勝への視界が開けてきた。(宝田将志)

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