2022.2/23日静岡県・富士スピードウェイにて
2022年国内モータースポーツ幕開けとなる
スーパー耐久シリーズ富士公式テストが
快晴の中行われました。公式テスト開催に
あたっては、レース関係者に対し感染予防対策が
施され取材するメディアに対しても1週間前から
事前体調チェックシートの提出、取材時マスクの
着用ゲート入場時にはサーキット関係者による
「検温」が行われ来場者の方々にもソーシャル
ディスタンスを保ちながら
感染対策を講じての開催となりました。
今回の公式テストには39台がエントリー(出走38台)
ST-X・Z・Q・TCR(今回不参加)・ST-1~5クラスに
分けられ日中1時間走行3回夜間2回の練習走行の
タイムスケジュールが組まれました。
今回行われた公式テストでは、1・2回目の総合
トップタイム今シーズンからST-Xクラスへ参戦
ST-X #62 HELM MOTORSPORTS GT-R GT3
公式テスト3回目・夜間走行総合トップタイム
ST-X #81 DAISHIN GT-R GT3
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<ST-Q>
水素エンジン搭載2年目のシーズンを迎える
#32 ORC ROOKIE Corolla H2 Concept
(水素ステーション2021富士24H撮影)
2021シーズン、スーパー耐久シリーズ最大の
話題といえば水素エンジン搭載のカローラH2
コンセプトカーボンニュートラル(脱炭素社会)の
実現に向けて、トヨタ自動車が開発2021
富士24H耐久レースで世界初実践投入され、
実用性耐久性を検証24時間レース完走しニュース報道
でも大きく取り上げられ話題となりました。
レース参戦車両は、トヨタカローラスポーツを
ベースにGRヤリスのパワートレイン
(エンジン・4WDシステム)を流用、GRヤリス用
1.6リッターターボエンジンをベースに圧縮気体水素を
燃料に用い燃料噴射装置を改造、サーキットでは
「競技」全開走行となる為1回の充填での走行は
10周あまり24時間遠い道のりでは
あったものの完走を果たす。
富士24H耐久以降は、充填時間の短縮や
パワーアップによるラップタイムに変化が
見られるなど進化を見せる中、
2021最終戦岡山大会では「トヨタ・スバル・マツダ・
ヤマハ・カワサキ」二輪メーカー含む5社のトップが
一堂に会し、「カーボンニュートラル」実現に新たな
「協業」発表、記者会見が開催リリースされました
「レースを通じメーカーの垣根を超え協業、広がる
カーボンニュートラルへの"選択技"」
2022年スーパー耐久シリーズ
ST-Qクラス4台がエントリー
<トヨタ>
バイオマスを由来とした合成燃料を使用、
#28 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept
<SUBARU>
バイオマスを由来とした合成燃料を使用、
#61 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept
<MAZDA>
バイオディーゼル燃料を使用、
#55 MAZDA SPRIT RACING MAZDA2 Bio concept
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<ST-2 Class>
取材対象でもあります<ST-2クラス>
今回チームエントラント・マシン公式テスト
結果を掲載(ゼッケン順)
<シンリョウレーシングチーム>
#6 新菱オート☆NEOGLOBE☆DXLエボ10
①1'52.572 ②1'52.563 ③1'54.758
#7 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10
①1'54.870 ②2'09.606
(2021ST-2クラスチャンピオン)
<Craris Racing>
#56 Craris Racing GR YARIS
①1'56.676 ②1'59.035 ③1'58.144
<TOWAINTEC Racing>
#59 DAMD MOTUL ED WRX STI
①1'54.565 ②1'52.408 ③1'52.821
<KOBETOYOPET MOTOR SPORTS>
#225 KTMS GR YARIS
①1'53.718 ②1'53.598
<Honda R&D Challenge>
#743 Honda R&D Challenge FK8
①1'53.247 ②1'54.296 ③1'56.169
スーパー耐久シリーズの詳細につきましては
下記URLよりご覧下さい:
<Photo&記事作成 E.EBATO>