-4/17-18 Powered by Hankookスーパー耐久シリーズ2021Rd.2SUGO3時間耐久ST-2クラス
#225 KTMS GR YARIS開幕2連勝、
#6・#7新菱オートEVO10 2・3位ダブル表彰台獲得-
4/18日、宮城県・スポーツランド菅生にて「スーパー耐久2021Rd.2 SUGO3時間耐久レース
Gr.2決勝レースが晴天の中行われました。
2021スーパー耐久シリーズはハンコックからタイヤ供給される今シーズン、全クラス
ハンコックタイヤのワンメイクレースへ、ST-2クラス参戦のマシンは7台※2020年は5台
(ST-2クラス2001cc~3500cc4輪駆動車両(4WD)および前輪駆動車両(FF)が対象)
2020年ST2クラス初参戦ながらクラスチャンピオンとなったGR YARIS今シーズンは
3台参戦、エボXでの参戦7年目を迎えるシンリョウレーシングチームから2台、
タイトル奪還を合言葉にWRX STI参戦のTOWAINTEC Racing、2021開幕戦もてぎ
悪天候の中3位初表彰台を獲得Honda社員有志でスーパー耐久シリーズ参戦
「Honda R&D Challenge」Honda CIVIC TYPE R
今シーズン注目のST2クラスマシンラインナップ
#6 新菱オート☆NeoGlobe☆DXL☆EVO10
#7 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10
#32 ORC ROOKIE Racing GR YARIS
#56 Craris Racing GR YARIS
#59 DAMD MOTUL ED WRX STI
#225 KTMS GR YARIS
#743 Honda R&D Challenge FK8
当サイトはスーパー耐久シリーズここ菅生大会が今年初取材、昨年に続き今大会の
取材機会を得ました。
(菅生サーキット関係者の皆様有難うございました)
サーキット到着後、ST-2クラス#6・7号車新菱レーシングチーム
#59号車TOWAINTEC Racing、
CMSC栃木川口法行会長ほかチームの一員としてサポートする
#743 Honda R&D Challengeチームを訪問取材許可をいただきました。
各チーム関係者への取材の中で話題にあがったのはタイヤのパフォーマンスについて、
公式テスト及び開幕戦での走行を終えて昨年までのタイヤとの比較、グリップ力については
向上したもののロングランでの耐久性、各クラス車の車重の違いや駆動方式での
消耗度合FF・FR車に比べて4WD車の方が相性が良いのでは?いろいろな意見を聞くこととなりました。
雨模様の中、土曜日に行われた公式予選ではST-2クラス#32 ORC ROOKIE Racing GR YARISが
ポールポジションを獲得Gr.2レース最前列からのスタートとなりました。
8:43~第2戦SUGO3時間耐久レース決勝スタート、ポールスタートの#32号車を先頭に
全車1コーナーへレース序盤からオーバーテイクの難しい
菅生サーキット各コーナーでの接近戦はヒートアップ。
決勝レースも順調に進むかと思われた24周目にSPコーナーでレースアクシデントクラッシュ発生、
26周目から5周にわたってSC(セーフティカー)導入、ピットに戻りドライバー・ピット作業を
行うチームも現れる中コースへ留まり周回するマシンも各チーム戦略が分かれる結果に。
3時間決勝レースは各チーム2回ピットを選択、タイヤ交換を終え外したタイヤをチェックすると
リアタイヤの摩耗が激しいドライバーからも30分を過ぎた頃からグリップ感が薄れ神経を使う
ドライブになったと言う。レース終盤4番手を走行していた
#7号車新菱オート☆VARIS☆EVO10と前を行く#32号車GRヤリスとのタイム差が縮まってきた
#32号車にも同じ現象が消耗が激しくタイムを落としていたのだ。チェッカーを前にして
#7号車EVO Xは#32GRヤリスをオーバーテイクし3位でチェッカーを受け
#6・#7号車シンリョウレーシングチームはダブル表彰台を獲得、
前回の開幕戦もてぎではトラブルもあり不本意な結果となりましたが今回は克服し2戦を終え
開幕2連勝の#225号車に続きシリーズ2・3位、第3戦は5/21~23日
「NAPAC 富士SUPERTEC24時間レース」静岡県・富士スピードウェイで行われます。
レース結果など詳細につきましてはスーパー耐久オフィシャルサイトをご覧下さい。
<記事作成&Photo E.EBATO>