12/15日、静岡県駿東郡小山町富士スピードウェイにて「TGRF 2019」トヨタカズーレーシングフェスティバル2019が

開催れました。トヨタ自動車が展開するモータースポーツ各カテゴリーの2019年戦いを終え、1日限りのファン感謝デー

本年も取材の機会を得ましたので当日の模様をご紹介します。(富士スピードウェイ様関係者の皆様有難うございました)

開催概要 https://toyotagazooracing.com/jp/tgrf/2019/about/

 

 

 

  

 

 当日の富士スピードウェイは朝から天気に恵まれ、6時の開門と同時に全国から多くのモータースポーツファンが来場、

 9:15~ウエルカムセレモニーではGAZOO Racing Company President 友山茂樹(トヨタ自動車副社長)さんが開会宣言を

モリゾウ選手こと豊田章男社長は仕事でタイに、例年参加されていましたが今回はビデオメッセージでの登場となりました。

 


 

2019シーズンを振り返って見ると1月のダカールラリーで初の総合優勝、WECル・マン24時間耐久レースでは

昨年に続き2連覇WRC2019ドライバーズタイトル獲得、国内モータースポーツではSUPERGT・スーパーフォーミュラ・

全日本ラリーなど数々のタイトルを獲得しました。今回のウエルカムセレモニーではコース上に今シーズンを

戦ってきたマシンが並べられた中、中心には来年東京オートサロン2020世界初公開に先駆け

 「GRヤリス コンセプト」が登場しファンに披露されました。

 

S.P AREA(Aパドック)昨年まで行われていた「TGRF ラリー選手権」という形ではなくラリーパフォーマンスと称し

ヤリスWRCを始め全日本ラリー選手権に参戦しているドライバーによる走行が多くの観衆の前で行われました。

 

   

 

 

      

 

 

 

サーキット内P16(普段は駐車場)では、特設パフォーマンスエリアが出現、各クラスマシンによる限界ギリギリの走りに

観戦に訪れたファンからは拍手と歓声があがりました。

 

  

 

 

今回のTGRF2019にはトヨタのマシンのみならず、これまでの日野自動車やスバル/STIに加えて

新たにMAZDAがTGRFに参加、レーシングコースで行われた「クラッシックル・マン」1991年ル・マン

24時間レース総合優勝車マツダ787Bと'92ル・マン24時間レース2位表彰台を獲得TOYOTA TS010による

2台のマシンによる競演、サーキットに響くロータリーエンジンサウンドが実現しました。

 

  

 

 

  

 

パドックヤードには、SUPERGTを始め各カテゴリーごとに活躍したレーシングカーも多数展示されました。

WECマシンは12~14日バーレーン8時間レース参戦もあり今回は展示されませんでした。今年は17年ぶりに

「GR スープラ」が復活、SUPERGT参戦は2020シーズンから多くのファンがカメラやスマホで写真を

撮っていたのが印象的でした。

 

    

 

  

「ダカールエクスペリエンス」P20では、ダカールラリー参戦車両の日野レンジャーGTや今年1月の

ダカールラリーで初の総合優勝ランドクルーザーの展示や同乗体験走行が行われました。

菅原照仁選手や三浦 昴選手は気さくにサインに応じたり記念写真にも

車好きのお子様や年齢性別問わずお二人の周りには多くのファンが楽しい時間を過ごしました。

 

     

 

 

    

 

12:25~国際レーシングコースを使って「ニュルブルクリンク24時間」参戦マシンによる走行が行われました。

今年参戦したLC500やGRスープラ、歴代参戦車両の他にNISMOから今年参戦した#45 NISSAN GT-R

 NISMO GT3は今回初参加、スバル WRX STIなどメーカーの枠を超えてサーキット走行が行われました。

 

 

 

 

12:50~「ジャパンモータースポーツパレード」では今回参加したメーカーやカテゴリーの違うマシンが

コースを周回、その後に行われたピット&グリットウォークでは人がすれ違うのも大変な位多くのファンが

マシンを囲み短い時間でしたが近距離でレーシングカーを体感、ドライバーはサインに応じたり

記念写真にも楽しい時間を過ごしました。

 

  

 

14:10~国際レーシングコースではTGRF ワンメイク エキシビジョンレースが行われ86&BRZレースに

参戦車両プロフェッショナルシリーズ・クラブマンエキスパートに加えロードスターパーティーレース

各所でバトルもありプロフェッショナルシリーズでは#7号車の堤 優威選手が1位となりました。

 

    

TGRF2019も後半、ファンの楽しみでもある「サーキットサファリ」富士スピードウェイのコース上を

チーム監督やドライバーがガイド役となりファンとコミニュケーション、バスの間を猛スピードでレーシング

マシンがすり抜け毎回満員御礼となる「サーキットサファリ」楽しい時間となりました。

 

  

今回のTGRF(TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL) 2019には45,500人の多くのモータースポーツファンが来場されました。

当日のイベント等詳しくはTGRF Websitehttps://toyotagazooracing.com/jp/tgrf/2019/」にて公開されています。

 

<編集後記>

今回取材の機会を頂きトヨタ自動車株式会社様富士スピードウェイ株式会社様関係者の皆様有難うございました。

 

(Photo&記事作成 E.EBATO)