-2019 SUPERGT #55 ARTA NSX GT3 GT300Classシリーズチャンピオン獲得-

11/2-3 栃木県・茂木町ツインリンクもてぎサーキットにて2019SUPERGTシリーズ

シーズン最終戦となる2019 AUTOBACS SUPERGT Rd.8 MOTEGI GT250kmRace

予選・決勝レースが行われました。GT500・GT300クラス今回のレースで

シリーズチャンピオン決定、GT300クラスでは#55 ARTA NSX GT3

シリーズランキングトップ、チャンピオンの可能性を残すのは3台#96・#56・#4号車

予選如何では決勝レースを前にタイトル争いから脱落するチームもある中ARTAチームも

決して安泰という訳ではない。2018シーズンシリーズランキングトップで迎えた最終戦、

優位と言われたものの結果はシリーズ2位2019シーズンは昨年の雪辱リベンジを果たす為

今回の最終戦にすべてを賭ける。

 

 

今回の250kmレース、GT500クラス#8号車ARTA NSX-GT、GT300クラス

#55号車ARTA NSX GT3でシリーズ参戦しているARTAチームを訪問し

取材の機会をいただきました。

(ARTAチームの関係者の皆様有難うございました)

 

  

 

  

 

     

 

  

ツインリンクもてぎはテクニカルサーキット、オーバーテイクするポイントが少なく

予選順位がレースを決めると言っても過言ではないチームメカニック・パートナーの

ブリヂストンタイヤ、ドライバーは一体となってマシンを仕上げていく。

 

  

 

  

 午後から行われた公式予選Q1・Q2予選ではGT300クラス#55 ARTA NSX GT3はQ2進出

1'46.304予選5番手#56・#4号車はこの段階でタイトル争いから脱落、

シリーズチャンピオン争いは#55ARTA NSX GT3vs#96号車の一騎打ちに 

GT500クラス#8 ARTA NSX-GTはQ1クリアQ2

予選トラブル発生8番グリッドから決勝レースを戦います。

 

 

  決勝日勝日、朝早くから多くのモータースポーツファンがサーキットへ来場、レースウィーク

  雨の心配はない 9:30~10:25約1時間、土曜日に続きレースファンとチームの交流

  ピットウォークが開催されました決勝日はウォークエリアをピットとコース上2つに分け、

  ピットエリアはたちまち動きがとなれないほどの人で一杯に。

 

  

 

   

 

  
11:55~いよいよ決勝レースへ向けてウォームアップ走行の時間を迎える、予選の時とは違って

チームは張り詰めた緊張感の中にもかかわらず何処かリラックスムード漂う

「やるべき事はすべてやった」

 

  

 

     

 

 

 13:30から250kme決勝レースを前に栃木県警警ら隊白バイ・パトカーによる

「交通事故啓発活動」 1周のパレードラン後セーフティカーランによるフォーメーションラップ

53周の決勝レーススタート一団となって1コーナーへGT300クラスの2台がコースアウト

後続車に大きな混乱なく、GT300クラス#55 ARTA NSX GT3はオープニングラップ順位を

 

        

1つ上げ4位8周目には3番手を走行レース前半#65 LEON AMGオーバーテイク抜きどころの

少ないツインリンクもてぎでのバトルは数周に及ぶ、高木真一選手の巧みなドライビングで

順位を守り更に上位を目指す。ストップ&ゴーのコースレイアウトはタイヤ・ブレーキに

厳しく当初チームはタイヤ2本交換でピットストップを予定していましたが

高木真一選手からの無線で4本交換に変更、緊張感漂うピット内では

 

  

ドライバー交代の時間が迫るなか福住仁嶺選手が準備を始めピットインのタイミングを伺う

レース17周#55 ARTA NSX GT3ピットインしタイヤ交換&ドライバー交代、

ピットクルーはミスなくマシンをコースへ各チームルーティーンのピットイン、

 

  

タイヤ無交換のチームもあり順位に変動があったものの、#55号車高木真一選手から

福住仁嶺選手へ25周目には4番手まで順位を回復、GT500クラスとの混走の中

31周目には3位に、レースも後半戦に#55号車に猛然と迫り来る1台のマシンが背後に、

ランキング2位予選17番手から4位まで順位をあげてきた#96 K-tunes RC F GT3

最終コーナーで背後につくと#55号車をオーバーテイクARTAチームは4位に順位を1つ

落とすも慌てることなく#55号車はコースを周回クラス4番手を走行、

ファイナルラップに入ると高木真一選手チームスタッフが#55号車ARTA NSX GT3を迎える

最終コーナーからマシンが見えた時#55号車の後方GT500クラス#8号車ARTA NSX-GTが

#55号車シリーズチャンピオンを祝うかのように2台続けてチェッカー歓喜の瞬間が訪れる。

 

  

 

 

 

  

 

 

ARTAチームと高木真一選手は2002年以来GT300クラス2回目のシリーズチャンピオン、

福住仁嶺選手はSUPERGT初参戦ルーキーイヤーながらGT300クラスチャンピオン獲得

ARTAチームは最高のレースウィークとなりました。

 

  

 

 

2019シーズン8戦全戦でポイントを獲得ウエイトハンデに苦しめられたレースもありましたが

ARTAチーム一丸「ONE TEAM」昨年のリベンジ笑顔でシーズンを終える事ができました。

 

 GT500クラス#8号車ARTA NSX-GT( 野尻智紀 / 伊沢拓也)組は公式予選Q1を4位突破、

Q2に進み予選アタック中に原因不明の トラブル発生予選8番手から決勝レースを迎える。

決勝レースではマシンの調子は良かったもののレース終盤シフトトラブルが発生し

ピットガレージへ、修理を終え 再びコースへポイントは獲得できなかったものの

最終戦完走を果たした。

  ARTAチームから第8戦レポートが公開されています。

 詳しくはARTA Project「https://www.alnex.jp/index.html」をご覧下さい。  

 

   <編集後記>

第8戦もてぎ250kmレースの取材に際し、サーキット関係者様、

今回取材させていただいたARTAチーム関係者の皆様取材の機会

いただき有難うございました。 

 

 <Photo&レポート記事作成 E.Ebato>