8/3-4日静岡県・小山町富士スピードウェイにて、
「2019 AUTOBACS SUPERGT Round5 FUJI GT500mile Race」予選決勝が行われました。
2019シーズンも中盤戦、500mileとシリーズ最長のとなる大事な一戦、ゲート前には
前日からの徹夜組も含め、ゲートオープンを待つ車両の列、夏休みとあって多くの
家族連れが見受けられました。8/3(土)12:30~より、富士スピードウェイ内
ブリーフィングルームにて11/23-24~SUPERGT×DTM特別交流戦~ 開催概要について
基本的合意となり、メディアSUPERGT関係者を対象にITR>A共同記者会見が行われました。
今回の500mileレース、GT500クラス#8号車GT300クラス#55号車ARTAチームを訪問、
第2戦に続き取材の機会を 得ましたのでチームレポートを公開します
(ARTAチームの関係者の皆様有難うございました)

3日の公式予選、GT500クラス#8号車ARTA NSX-GTはドライバー伊沢拓也選手1'36.162
予選15番手Q2進出ならず、一方GT300クラス#55号車ARTA NSX GT3はQ1高木真一選手で臨み
ウエイトハンデ61kgながらQ2へ進出、Q2では福住仁嶺選手ドライブ1'37.970総合11番手の
タイムを出し決勝レースを戦うこととなる。




4日決勝日、富士スピードウェイには、朝早くからモータースポーツファンが来場されました。
気温は30℃イベント広場の各ブースも大賑わい各メーカー出店ブースには多くの車両を展示、
TOYOTA GAZOO Racingブースには来年SUPERGT参戦の「スープラGTコンセプト」LEXUS
市販車、他ブースも主力車種の車を展示、物販ブースでは応援するチームグッズを買い求める
多くのモータースポーツファンの長い列が出来ていました。



9:05~9:55レースファンとチームの交流ピットウォーク開始、ゲートオープンともに
ピットロードへ開始数分後にはすぐに満杯、入場ゲート横には第2戦同様静岡県警の
パトカー白バイの展示、ARTAチーム前にはサインを求めて長い列子供達憧れの
レーシングドライバーとの2ショット写真、土屋圭市エグゼクティブアドバイザー始め
ドライバー総出でチームを訪れたARTAファンにおもてなし、ピット前では第2戦で
撮影させていただいたARTAファンの小さな子供達を発見!今回お父さんお母さん
子供達の成長も見られたファミリ-での楽しい記念撮影となりました。


11:30~15分間、決勝レースを前にLEXUS エア・レースパイロット室谷義秀選手による
「フライトパフォーマンス」がサーキット上空で披露されパドック・グランドスタンドからは
大きな歓声があがりました。

12:55分のウォームアップ走行を終えたARTAチーム、第2戦とは違い天気の急変はないものの
問題はこの暑さ炎天下での500mile長丁場の決勝レース各チーム戦略タイヤパフォーマンスなど
決勝スタート時には路面温度は56℃まで上昇。




13:30~500mile決勝レースを前に静岡県警白バイ・パトカー先導による「交通事故啓発活動」
1周のパレードランののち決勝スタート、レース序盤はGT-R勢のワン・ツーで周回を重ねるも
コースではGT500・GT300マシンの接触などもあり除々にレースが荒れはじめる。


GT500クラス#8号車ARTA NSX-GTのスタートドライバーは伊沢拓也選手、レース序盤順位を
1つ上げ上位を狙う30周を周回時には10番手を走行、33周目1回目のピットインドライバーを
野尻智紀選手へ交代しその後67周目に2度目ピットイン、14番手でコースへ復帰するも2周後に
レースアクシデント#38号車がピットアウトした周にマシントラブル発生100Rコーナーで
クラッシュリタイヤとなった。74周目にはSC(セーフティカー)がコースへ、リスタート後は
順位ペースを上げ周回94周目にはポイント圏内9番手まで回復した。一方GT300クラス#55号車
ARTA NSX GT3のスタートドライバーは福住仁嶺選手、レース序盤から着実に順位を上げ
25周には6番手を走行、29周目には1度目のピットイン チームはタイヤの状態が良い状況に
タイヤ交換をせずに高木真一選手へスィッチ、コース復帰するも51周目に2度目のピットイン、
その後1度目のピットインでの作業違反がドライブスルーペナルティー24番手まで順位を落とす。




500mileレースも中盤戦、98周目にGT500#24号車GT-Rがストレートを走行中に突如
白煙をあげコース上にストップ、マシンから火災も発生し2度目のSCがコースイン102周目に
再スタート高木真一選手ドライブ#55 ARTA NSX GT3は順位を上げクラス11番手まで回復、
112周目にはポイント圏内9番手125周目のピットインでは7番手まで順位を上げる
最後のスティントを福住仁嶺選手に託し上位を狙う159周目には6番手までポジションアップ
#55号車ARTA NSX GT3 500mile約800kmキロのレース6位フィニッシュ、貴重な「9」
ポイントを獲得しGT300クラスランキングトップ、GT500#8 ARTA NSX-GTはレース中の
アクシデントがあったもののポイント圏内を走行、7位で決勝レースを終える。

GT300クラス#55号車ARTA NSX GT3は6位を獲得シリーズポイントも50.5ポイントに
クラストップで次戦9/7-8九州・オートポリスサーキットで行われる
「AUTOBACS SUPERGT Rd.6 AUTOPOLIS GT300km Race」GT300クラス最重量73kgの
ウエイトハンデとなりますが、今シーズン全レースポイント獲得と安定した走りでシリーズ
チャンピオンを狙います。GT500クラス#8号車ARTA NSX-GTは7位入賞8ポイントを獲得、
GT500クラス総合6位、次戦オートポリスでは相性の良いサーキット上位入賞を目指します。
第5戦では、予選2万2500人4日決勝3万8100人2日間合計6万6000人の多くの方々が
サーキットへ来場されました。
ARTAチームから第5戦レポートが公開されています。
詳しくはARTA Project「https://www.alnex.jp/index.html」をご覧下さい。
<編集後記>
第5戦富士GT500mileレースの取材に際し、富士スピードウェイ株式会社様、
取材させていただいたARTAチーム関係者の皆様取材の機会をいただき
有難うございました。
<Photo&レポート記事作成 E.Ebato>