11/2~3日岡山県・美作市、岡山国際サーキットにて、2018年シリーズ最終戦となる
「ピレリスーパー耐久シリーズ2018 第6戦 岡山3時間耐久レース」が行われました。
11月に入り、秋も深まり紅葉も見ごろを迎える中、岡山国際サーキットの入場ゲートへは
最終戦を観戦に訪れたモータースポーツファンが朝早くから来場、土曜日予選日曜日決勝
今回の決勝レースはクラスを2グループに分けグループ2をST4・5クラス、グループ1には
ST-X・TCR・Z・1~3クラスでの決勝レースとなりました。
今回、ST5クラスシリーズチャンピオンを獲得しました#2 TEAM221ロードスターを
メインに取材したものを公開します。



前戦第5戦を終えて#88号車ロードスターに続くクラス2位4.5ポイント差で迎えた岡山
ラウンド、チームは4名エントリー(A筒井克彦B山西康司C山下潤一郎D上村優太)選手
13:15~公式予選が行われ、#2号車はAドライバー筒井克彦Bドライバー山西康司選手
合算タイム3'44.199でクラス2番手を獲得、ポイントリーダー予選3番手#88号車との
タイム差僅かコンマ109秒、グリッド1列目からの決勝レースを戦うこととなる。



決勝レース当日、2レース決勝レースが行われ午前中はグループ2の決勝3時間耐久レース、
#2 TEAM 221マシンの仕上がりは良くチームパドックの雰囲気も上々最終戦決戦を前に
グリッド上で記念撮影に収まる。

グループ2全体のポールポジションはST4クラス前戦もてぎでクラスチャンピオンを
決めた#86 TOM'S SPIRIT 86 (松井孝充/坪井 翔/中山雄一組)


8:33~3時間シリーズチャンピオンを賭けた決勝レーススタート、オープニングラップ
はポールスタートの11号車がトップで1コーナーへ、しかし早くも2周目に波乱が!
予選3番手スタートの#88号車ロードスター順位を下げ#2号車との差が広がる。



レース序盤から安定した走りで周回を重ねる#2 TEAM221ロードスター、11号車Vitzを
11周目にパスし首位に踊り出ると後続車を引き離しにかかる。36周目スタートドライバー
の山西康司選手から上村優太選手へドライバー交代レースヘ復帰。


レースも中盤から後半戦#2 TEAM221 ロードスターは56周目にトップへ還り咲きトップへ
最後のドライバー交代&ピットを前にチームは決断、後続とのマージンを考え筒井克彦選手
ではなくスタートドライバーの山西康司選手が再びステアリングを握る事に、ドライバー
交代と給油を終えてトップのままコースへ復帰、あとはトップでチェッカーを目指すのみ!



レース終盤、トップを快走コース上にFCYボード(フルコースイエロー)が提示され
万事休す。後続の追い上げを振り切りトップチェッカー、#2 TEAM221ロードスターは
2位の#88 村上モータース MAZDA ロードスターに総合0.5ポイント上回り逆転シリーズ
ST5クラスチャンピオンを獲得しました。

<Gr.2> ST5クラス
優勝:#2 TEAM221ロードスター 筒井克彦/山西康司/山下潤一郎/上村優太組
2位:#88 村上モータース MAZDA ロードスター 村上博幸/山谷直樹/脇谷 猛組
3位:#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-D 関 豊/井尻 薫/大谷飛雄組
2018年シーズンも最終戦を終えて各クラスシリーズチャンピオンも確定し、今シーズン
も無事終えることとなりました。レース結果など詳細は、
スーパー耐久オフィシャルサイト(https://supertaikyu.com/)ご覧下さい。
<編集後記>
今回の取材に際し、岡山国際サーキット様関係各所チーム関係の皆様、
取材の機会を頂き改めて御礼申しあげます。
< Photo & Report by E. Ebato >