2018.8/4-5日富士スピードウェイ(静岡県・小山町)にて、2018SUPERGT Rd.5
「FUJI GT500mile Race」が行われました。前回の速報に続き、5日決勝日をメインに
レポートしたものを公開します。
7月から続く記録的な猛暑はここ富士スピードウェイも例外ではなく、午前早い段階で
30℃超えにもかかわらず、サーキットへは徹夜組も含め朝早くからモータースポーツ
ファンが来場、サーキット内イベント広場には、SUPERGT500クラス参戦のベースとなる
LEXUS・NISSAN GT-R・Honda NSXの展示各メーカー出店ブースややご当地グルメなど
老若男女問わずレースウィークを満喫していました。



イベントブース内でも異彩を放ち関心の高さがうかがえたブースがこちら、先日9日に
正式発表された「2020東京五輪」人気種目の一つ、自転車ロードレースのゴールが
ここ富士スピードウェイに決定、レース開催日に合わせてPRブースが開設されました。

土曜・日曜日決勝レースを前に、11:30~LEXUSがサポートしている 室屋義秀選手による
「YOSHI MUROYA Special Flight @ FUJI SPEEDWAY Supported by LEXUS」 FSWの
ホームストレート上を3台のレクサス車両と駆け抜けるフライトパフォーマンスが 行なわれました。


ARTAイベントブースでは、先月岡山・広島など西日本各地に甚大な被害を
もたらした「平成30年7月豪雨」の復興支援として売上金の一部を寄付、
スタッフの皆さん暑い中ブースを訪れた方々へ声掛けをされていました。


第2戦富士で取材させていただいたARTAチームを訪問今回大事な一戦ではありましたが
予選日より取材させていただく機会を得ました。 (チームの皆様有難うございました。)
土曜行われた予選、#55 ARTA BMW M6 GT3 Q1ドライバーはS・ウォーキンショー
1'38.143、Q2高木真一選手ドライブ1'37.326トップ#25号車に僅かに及ばず予選2位


決勝日朝から連日の猛暑午前中には30℃超え決勝レースを前にスターティンググリッド
へのカウントダウンARTAパドックは緊張感に包まれる、スタートドライバーは高木真一。


13:30~静岡県警警ら隊先導による交通安全啓発活動の一環としてGTマシンを先導、
1周のパレードランが行われたのちSUPERGT GT500mile Race 171周の栄冠目指して
決勝レーススタート! 好スタートを見せた#55 ARTA BMW M6 GT3の高木真一選手、
レース序盤から予選ポールの#25号車と接近バトル、高木真一選手は首位に踊り出ると
後続車を引離しに30周目に1回目のピットイン、ドライバーS・ウォーキンショー選手へ
10番手でコースへ復帰。

ARTAチームは、1回目30周~2回目66周~101周目~131周目とドライバー交代と
ピット作業を行い、2回目のピットインからは1度も首位を譲る事無くレースを展開。


GT500mileレースはレースの2/3を経過、#55 ARTA BMW M6 GT3は安定した走りで
クラストップを走行、気温上昇路面温度も高い中でS.ウィーキンショー選手は後続車を
引き離し、高木真一選手は戦況を見ながらピットインのタイミング をうかがう131周目
ドライバー交代首位を守りながらいよいよレースは終盤へ!




決勝レース#55 ARTA BMW M6 GT3は、レース序盤トップに踊り出ると安定した走りで
トップを快走、ピット作業もミスなくチームはコースへ送り出し周回を重ねトップチェッ
カー第5戦富士500mileレースを優勝、シリーズランキングも第5戦を終え65ポイントとし
再びクラスランキングトップに浮上しました。高木真一選手はこの優勝で優勝回数伸ばし
新田守男選手を再び上回りGT最多勝2018シリーズも残り3戦いよいよシリーズも後半戦へ

2018 AUTOBACS SUPERGT Rd.5 FUJI GT500mile Race決勝
<GT300クラス>
優勝:#55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一/S.ウォーキンショー組
2位 :#0 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝/片岡龍也組
3位 :#31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨宏紀/平手晃平組
<GT500>


GT500クラス#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)予選Q1 1'29.355、HONDA勢
唯一予選Q2へ進出、Q2予選では伊沢拓也選手がドライブ1'29.563予選8番手を獲得。
決勝レースでは、過酷な500mileレースをチーム一丸となって表彰台まであと一歩の
4位入賞シリーズポイント「45」とし9/15-16開催次戦第6戦菅生大会への期待が膨らむ。
<編集後記>
今回の取材に際し、ARTAチームの皆様、関係各所の皆様取材の機会をいただき
改めて御礼申しあげます。有難うございました。
< Photo & Report by E. Ebato >