11月12日朝、栃木県茂木町ツインリンクもてぎでは週末好天にも恵まれ朝から多くの
モータースポーツファンが来場し、各ブースが賑わいを見せるなか、決勝を前に
ホンダブースでは決勝を戦うホンダドライバー達が訪れファンに熱いメッセージ、
レクサスブースではGT500クラスチーム監督3名によるトークショーが行われました。



GTメインステージでは前日予選の上位3チームドライバーによるトークショー、ステージ
前にはたくさんのファンが押し寄せ熱心に耳を傾ける中、シリーズタイトルのかかる
GTドライバー達はお互いの腹のさぐり合い?笑いの絶えない中にも緊張感漂う。


9:35~決勝レース前のピットウォークでは、ピットロード上身動きが取れないほどの混雑
前売券も完売する盛況、各チーム・スタッフはステッカーや販促品などをプレゼント。
第5戦富士では取材でお世話になりましたARTAチーム、ファンをドライバー達が出迎え
高木真一選手らサインや写真におさまるなど、決勝を前に和やかムードとなりました。

11:05~DTM×SUPERGTデモラン走行が予選日に続き行われロードコースを周回、
走行後GTA代表坂東正明氏ITRチェアマン、ゲルハルト・ベルガーさんを中心に
日本・ドイツの国旗、走行車両とともに記念撮影が行われました。


ピットウォークも終わり、しばし静寂の時パドックにも緊張感漂う決勝レースを前に
スタートドライバーがマシンに乗り込む#51号車は入念なレーススケジュールを
確認いざスターテンググリッドへ


グリッドウォークが行われる中、GTマシンの先頭には3台のDTMマシンパレードランに
参加、決勝レースを前に栃木県警警ら隊先導による交通事故啓発活動、白バイ・
パトカーによるパレード・ランまもなく53周決勝レースのスタート!






13:30~53周スプリントレース、決勝レースのスタートが切られた。各車無事オープニング
ラップを終えるかと見られたが、GT500クラスではアクシデント続発予選2番手#6号車は
チャンピオンを狙える位置にいたが接触・5コーナーでの単独スピンなどで戦線離脱、
一方、GT300 LM corsa #51・#60号車は大きなトラブルもなく周回を重ねるも、上位の
マシンにあと一歩及ばす#51号車6位入賞#60号車18位完走で今シーズンを終える。
#51号車JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 中山雄一/坪井 翔組は85P獲得シリーズクラス3位、
#60号車SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 飯田 章/吉本大樹組44P獲得シリーズクラス11位で
2017シーズンを終えることとなる。
250km決勝レース、ピット戦略は?タイヤ無交換でレースを乗り切るチームもあるなか
GT500クラス#23号車GT-Rは予選からの良い流れを受けトップチェッカー今季初優勝!
GT300クラスは終盤まで#55vs#65号車のバトルも#65号車に軍配、今季2勝目を獲得、
残念ながらシリーズタイトルは2点及ばずシリーズ2位で今シーズンを終える。
2017 AUTOBACS SUPERGT Rd.8 MOTEGI GT GRANDFINAL 250kmRace
<GT500 Class>
優勝#23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタッレリ組
2位#37 KeePer TOM'S LC500 平川 亮/ニック・キャシディ組
3位#38 ZENT CERMO LC500 立川祐路/石浦宏明組
<GT300 Class>
優勝#65 LEON CVSTOS AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥組
2位#55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一/S.ウォーキンショー組
3位#4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝/片岡龍也組


2017 AUTOBACS SUPERGT 年間シリーズチャンピオン
<GT500 Class>
#37 KeePer TOM'S LC500 平川 亮/ニック・キャシディ組 (105P)
<GT300 CLass>
#4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝/片岡龍也組 (97P)
<編集後記>
今回LM corsa様取材に際しチーム関係者の皆様には大変お世話になりました。
有難うございました。
又、SUPERGT取材に際しGTアソシエイション様、㈱モビリティランド様
関係各所の皆様改めて御礼申しあげます。
< Photo & Report by E. Ebato >