2025年JAF全日本ダートトライアル選手権第5戦

「TEIN  CUP ALL JAPAN  SUPER DT in EBISU」

 

『旅の途中』 

パート2 観光編

 

1 岩槻城址(埼玉県岩槻市)

 

室町時代、長禄元年(1457年)太田道灌が関八州の北の砦として岩槻城を築きました。
道灌は
江戸城河越城も築いたとされていますが、共通点は沼地の中に城を築いたことです。

 

 

 

 

徳川家康が江戸に幕府を開いて以後、岩槻は江戸近郊の城下町、日光御成街道の宿場町として賑わい、岩槻城は代々徳川氏の譜代大名が城主となり統治されました。

 

別名 「白鶴城」。

戦国の城なので天守石垣はありませんが、

水堀空堀土塁が残されています。

なかなか興味深い城です。

 

 

 

表門

 

裏門

 

本丸跡

本丸は回りの沼や堀は埋め立てられて、土塁は削られ当時の面影は全くなし。

足利銀行の敷地脇に「石碑」があるだけです。

 

「時の鐘」

岩槻城内と城下の人たちに時を知らせていました。

江戸時代後期には1日12回撞かれていました。

 

 

2 クレヨンしんちゃん聖地巡り(埼玉県春日部市)

 

埼玉県春日部市はアニメ・漫画「クレヨンしんちゃん」が誕生した街です。

 

 

春日部市役所

 

クレヨンしんちゃんの野原一家は春日部市に特別住民登録されていて、

春日部市の代名詞的なキャラクターになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぷらっとかすかべ」

(春日部市情報発信館)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イトーヨーカドー春日部店

 

アニメの劇中では「サトーココノカドー」として登場していますが、

残念ながら昨年11月に閉店となってしまいました。

ヨーカドーの3階に開設されていた「アニメだ!埼玉発信スタジオ」も閉鎖されました。

(写真はWebから借用しました)

 

 

 

 

 

 

 

このほか「聖地」は「エンゼルドーム」、「道の駅庄和」「ラッピングバス」がありますが,

時間の都合で割愛しました。

 

 

3 日光道中粕壁宿

 

 

粕壁宿は、江戸日本橋から千住、 草加、 越谷に続く日光道中4番目の. 宿場町でした。

 

 

日光道中の道しるべ

旧商家 東屋田村本店前の道しるべ。

天保5年(1834年)のもので、日光・岩槻・江戸の3方面の方角が刻まれています。

 

 

土蔵造りの建物

 

江戸時代、間口が狭く奥行きが長い地割に沿って土蔵が連なっていました。

 

東陽寺

松尾芭蕉が「おくのほそ道」で最初に宿泊した場所が粕壁宿の東陽寺。

境内に、同行した曽良の「曽良随行日記」の一節「廿七日夜カスカベ二泊ル 江戸ヨリ九里余」

 

  

 

 

4 宇都宮LRT

 

2022年8月に開業した栃木県宇都宮市と芳賀(はが)町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)。

営業距離は14.6 km。

沿線には大型ショッピング施設 ・大学 ・工業団地があり、通勤通学の脚に利用されています。

 

飛山城跡駅 専用軌道でした。

 

 

 

 

 

 

 

5 芭蕉の里くろばね(栃木県大田原市黒羽)

 

芭蕉は黒羽に14日間(13泊14日)滞在。

 約150日、約5カ月にわたる「おくのほそ道」の旅の中で、最も長く黒羽に滞在しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

6 遊行柳(ゆぎょうやなぎ 栃木県那須町芦野)

 

芦野は奥州街道を行き交う旅人を受けて入れてきた関東最北の宿場町。

芦野の田園地帯にある1本の柳の木が「遊行柳」と呼ばれ、

歌枕の地として広く知られるようになりました。

「遊行柳」の名は、藤沢にある遊行寺の歴代の住職が巡教で必ず参詣に訪れたことに由来します。
元禄の頃、松尾芭蕉が訪れて「奥の細道」に記述されたことで、ますます有名となりました。

 

 

 

遊行柳の由来

 



柳のそばには芭蕉句碑、西行の歌碑、蕪村の句碑が建っています。

 

芭蕉 

「田一枚 植ゑて立ち去る 柳かな」

 

西行 

「道の辺に 清水流るる 柳陰 しばしとてこそ 立ち止まりつれ」

 

蕪村 

「柳散 清水涸石 處々」 

(やなぎちり しみずかれいし ところどころ

 

 

7 境の明神

 

国道294号線(奥州街道)の峠にある神社。

( 2023年9月に行きましたが、再度訪ねました)

 

下野(栃木県)と陸奥(福島県)の国境に並ぶ二つの神社をあわせて境の明神と呼びます。

古来より国境を往来する際には両神社を参拝し、道中の安全を祈願したといわれています。

松尾芭蕉もここ境の明神を越して、みちのく入りをしました。
 

栃木県側 境の明神

 

 

県境

 

 

 

 

福島県側 境の明神

 

 

 

 

8 宗祇戻しの碑(福島県白河市)

 

「宗祇戻し」は左)いしかわ 右)たなぐらの分岐点にあります。

 

 

宗祇戻しの碑と逸話

 室町時代を代表する連歌師、飯尾宗祇が奥州行脚をしている途中、

一日一万句の連歌興行に参加するため、白河に立ち寄りました。
通りがかりの婦人に蓮歌興行のことを聴くと、もう終わってしまったというので

、戯れにその婦人に「その綿は売るか」と尋ねました。
すると、婦人が「阿武隈の 川瀬にすめる 鮎にこそ うるかといへる わたはありけれ」

と和歌で返してきたため、通りがかりの婦人でさえ和歌の心得があるということに宗祇は驚き、

旅の途中で京に戻ってしまったという逸話のある句碑です。

 

 

 

芭蕉句碑「早苗にも 我色黑き 日数哉」

芭蕉の「おくのほそ道」には宗祇戻しの記載はありませんが、

同行の曽良の日記に記載があります。

 

 

9 須賀川はウルトラマンの街

 

須賀川はウルトラマンの生みの親、円谷英二監督の生まれ故郷。

市内各地にはウルトラヒーローのモニュメントが見られます。

なお、7月10日はウルトラマンの日。

(昭和41年(1966年)7月10日、ウルトラマンが初めてテレビに登場)

 

市庁舎前:ウルトラの父

 

 

松明通り:

 

ウルトラマン 

 

ゾフィー 

 

ウルトラマンエース 

 

ウルトラセブン 

 

ウルトラマンジャック


 

ウルトラの母

 

ウルトラマンタロウ