2023年JAF全日本ダートトライアル選手権第6戦
「2023年東北ダートトライアル IN KIRIYANAI」
『旅の途中』
PART2 観光編
途中で名所旧跡を訪ねるのも楽しみの一つです。
下北半島はかつて足を踏み入れたことがない未踏の地です。
ルート
1 弘南鉄道大鰐線中央弘前駅(青森県弘前市)
弘前は昨年7月CMSC青森主催ラリーで御邪魔しているので1年ぶり。
この駅も昨年行っていますが、再度訪ねました。
中央弘前駅は、弘南鉄道大鰐線の始発駅。
同じ弘南鉄道の弘南線やJRが発着する弘前駅から実に1.4kmも離れた
住宅街のなかにポツンとたたずむ駅です。
1952(昭和27)年から変わらぬ姿。
繁華街の土手町は大鰐線の中央弘前駅から近いが
JR奥羽本線弘前駅は町はずれに造られたのでバスの利用が必要です。
車両は 東急電鉄からの譲受車両(東急元7000系)
元東急電鉄7000系(1963年(昭和38年)~1964年(昭和39年)製造)で、
1988年(昭和63年)に入線しました。
2 津軽鉄道 芦野公園駅(青森県五所川原市)
青森県有数の桜の名所の芦野公園内にあります
後ろは現在の駅舎 コンクリート駅舎
前橋市の倉石淳さんの撮影した写真の通り、春は桜のトンネルで有名。
赤い屋根の喫茶店「駅舎」
昭和5年開通時に建てられた駅舎で、
昭和50年に現在の駅舎が設置されるまで約45年間駅舎として使用されました。
太宰治の小説「津軽」の挿話の舞台となりました。
現在は喫茶店になっています。
3 津軽鉄道 津軽中里駅(青森県北津軽郡中泊町)
津軽鉄道の終着駅。
1日の乗降人数は202人。2015年の集計なので2023年はさらに下回っていると思われます。
津軽伝統「金多豆蔵人形芝居」が毎月第1土曜日
津軽中里駅構内 「駅ナカにぎわい空間」で開催されています。
津軽伝統人形芝居「金多豆蔵(きんたまめじょ)」は1907年(明治40年)に創作されて以来、
100年以上に渡って相伝された津軽伝統の人形劇です。
4 十三湖(じゅうさんこ 青森県五所川原市)
岩木川をはじめ、13の河川が流れ込むので十三湖と言われています。
青森県で十和田湖、田沢湖に次いで3番目に大きな湖。
海水と淡水が混合した、いわゆる汽水湖 シジミの産地。
5 陸奥湾フェリー
津軽半島 蟹田から下北半島脇野沢まで1時間の船旅を楽しみました。
残念ながらイルカには遭遇しませんでした。
下北半島 脇野沢港にて
津軽半島 蟹田港
6 仏が浦(青森県下北郡佐井村)
全長約2kmに渡ってつづく奇石海岸。こ
の世のものとは思えぬ程の美しい景観から仏の住む地と称されました。
駐車場から眼下の海岸まで下り徒歩20分。帰りは登りで30分かかりました。
7 大間崎(青森県下北郡大間町)
本州最北端の地。北海道が見えました。
「大間のマグロ」で有名。
でも前夜三上さん宅でマグロ大トロをごちそうになったのでここでは食べませんでした。
8 恐山(青森県むつ市)
日本三大霊山の一つ。他の2つは滋賀県の比叡山と和歌山県の高野山。
正しくは恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)。
「イタコの口寄せ」や、死者の魂が集まる場所といわれ、
霊的、身体的エネルギーの上昇や若返りにご利益があると言われています。
その名にふさわしく地獄さながらの風景が広がる恐山でした。
入山料 大人500円
硫黄のにおいが立ち込め、ごつごつとした岩場から立ち上る蒸気が異様な雰囲気を醸し出しています。
硫黄泉が湧出し、亜硫酸ガスで焼けた岩肌に整備された順路を回りながら、
血の池地獄や地獄谷等と名付けられたポイントを地獄めぐりしました。
宇曽利山湖の岸は極楽浜。
深く澄んだ水が美しく、地獄との対比が不思議な光景でもあります。
9 舘鼻岸壁朝市(青森県八戸市)
決勝日の朝、まだ夜が明けぬ3時半に起きて舘鼻岸壁に向かいました。
毎週日曜日の早朝にだけ舘鼻岸壁で繰り広げられる巨大朝市。
全長約800m、300以上の店舗がひしめき、数万人の人々が買い物に訪れます。
八戸地域の海産物、農産物はもちろん、青森、十和田、田子、むつ、岩手県北からのお店もあり、
コーヒー、ラーメン、そば・うどんなどの出店も多かったです。
「イカタコ飯」250円也。
切谷内決勝1本目の途中、腹減って昼前に食べてしまいました。