2022年JAF全日本ラリー選手権第7戦 ^
2022年FIAインターナショナルラリー
「ラリー北海道」
大会のひとコマ
(写真提供&レポート:札幌市米屋賢吾さん)
(写真は主催者の承認待ちです)
1 小学校でラリー北海道交通安全教室
ラリースタート前日の9月9日(金)午前、ラリー北海道事務局が主催、
帯広市役所、帯広警察署が協力のもと、社会貢献活動の一環として
ラリー参加選手が地元小学校を訪問、ラリー北海道交通安全教室が開催された。
選手が訪問したのは北愛国サービス会場に程近い、帯広市立川西小学校。
3年生、6年生を対象にしたラリーカーへの体験搭乗、交通安全講習が行われた。
参加した選手は現在JN1クラスで鎬を削るヘイキ・コバライネン選手、勝田範彦選手、福永修選手
、新井敏弘選手、奴田原文雄選手、眞貝知志選手、鎌田卓麻選手(CMSC道北)の6名。
特に鎌田選手と奴田原選手は6年生への特別授業を受け持ち、
ラリー競技の魅力、交通安全意識について各々30分程教室にて授業を行った。
地元に根付くラリー北海道ならではの催しは、小学生たちにとって貴重な体験になったことだろう。
3年生と記念写真
6年生と記念写真
田畑邦博・大会組織委員長も立ち会った。
偶然同じ名前の「たくま」君と鎌田卓麻選手
6年生の教室にて鎌田卓麻選手の特別授業
奴田原選手の特別授業
選手サイン会
2 参加確認&車検
選手参加確認はcovid-19感染対策もあり、北愛国交流広場にて車両での受付となった。
この方式は選手集合の密を避ける意味もあり、より安全に配慮した形となっている。
2999公式車検も北愛国交流広場で実施された。
参加クルーにはお土産にとかち青空レディ(松野莉奈さん、間鍋彩さん)から十勝名産品が贈呈された。
とかち青空レディ 紹介サイト>https://tokachibare.jp/about_tokachi/page-55/
3 ラリーショー
3年ぶりのラリーショーは帯広駅前、平原通を中心に行われた。
古いラリーファンらご存じ。WRCラリージャパンでも使われた通りである。
平日金曜日14時30分からという早い時間に関わらず、
多くのラリーファンが詰めかけ、選手も久々のラリーショーを満喫していた。
CMSC東京・小出久美子/秋間忠之組の両選手は
大会スポンサーでもあるウルトジャパン株式会社永田裕介社長と記念撮影
出店ウルトジャパン
自衛隊帯広地方連絡隊が出展
ほくでんによるEV車電源供給デモ
ラリー北海道恒例選手記念撮影
4 セレモニアルスタート
昨年は無観客開催のため20周年記念イベントが行えなかったので
、今年はラリー北海道開催20周年+1年を記念して、
9月9日(金)15時55分(1号車)から、帯広駅前通りにてセレモニアルスタートが行われた。
正式スタートは翌日10日(土))朝6時00分(1号車)から北愛国サービスパークで行われた。
ラリーショーから引き続き有観客にて、多数のファンが沿道に溢れていた。
選手もファンもようやくの開催に笑顔に溢れるスタートセレモニーとなった。
国歌演奏は地元、陸上自衛隊第5旅団第5音楽隊。
開催挨拶は米沢則寿帯広市長。
オフィシャルテーマソング演奏は
ヘヴィーメタルバンドMEDIAS ZONE(メディアスゾーン)による「Cross after wind」
大会に華を添えたとかち青空レディと
十勝サブカルチャー振興推進サークル『白黒夢-monochrome-』のコスプレイヤー。
田畑邦博・大会組織委員長(前列右)も一緒に記念撮影。
CMSC東京・小出久美子/CMSC東京・秋間忠之選手組 インターナショナル
CMSC道北・鎌田卓麻/松本優一選手組 全日本JN1クラス
関根正人/CMSC札幌・松川萌子選手組 全日本 JN1クラス
CMSC岐阜・三枝聖弥/石田裕一選手組 全日本JN1クラス
CMSC長崎・三苫和義/遠藤彰選手組 全日本JN5クラス
CMSC千葉・平塚忠博/鈴木裕選手組 全日本OP-XC2クラス(選手権対象外)
5 陸別町(陸別サーキット)
陸別町はサービス拠点の帯広市北愛国交流広場からは、北に100km程。
今回LEG1では3SSが設定されたのは陸別町の陸別サーキットだ。
例年よりはコンパクトなラリー北海道であるが、
やはりリエゾンも含めた移動距離がこのラリーの特徴ともいえる。
寒暖差が激しい北海道だが、ラリー期間中は山間部で早朝に気温10度を切り、
日中は好天に恵まれて25度を超える真夏日となった。
3SS設定で観客的にはサーキット内、様々な箇所でラリー観戦をすることができた。
陸別町特産品販売や、飲食物も販売され、こちらもようやく有観客開催を実感したところだった。
陸別サーキット名物、段ボール応援看板。