2021年JAF全日本ラリー選手権第7戦(今季5戦目)
「2021ARKラリー・カムイ」
大会のひとコマ
CMSC選手結果および各クラス結果
https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12685232660.html
CMSCHP http://himaob7.kagebo-shi.com/CMSC/HP/index.htm
(写真・レポート提供:札幌市の米屋賢吾さん)
1 HQ
HQは2019年大会と同じく、ニセコアンヌプリスキーセンターに設置。
各クラス入賞者にはカップ、JAF盾と蘭越町より蘭越米が送られた。
蘭越町の特産となって久しい蘭越米だが、近年はその美味しさが話題となって、地域銘柄でも人気がある。
2 サービスパーク
サービス会場はニセコアンヌプリ、スキー場駐車場に開設。
スキーシーズンでは最寄りの駐車場となるが、見晴しも良いローケーションだ。
3 ラリーカムイ ロケーション
ラリーカムイのスタート・ゴール地、サービスパークはニセコアンヌプリスキー場。眺望は高地の趣。
ニセコ火山群であり、温泉も湧きたつことからスキーリゾートして内外に名高い。
ちなみにアイヌ語の「ニセイ・コ・アン・ヌプリ」=「ニセコアンベツ川の山」。アイヌ語ではヌプリは山を指す。
「ニセコアンベツ」はアイヌ語で「ニセイコアンペッ」=「絶壁・に向って・いる・川」、
もしくは「峡谷・に・ある・川」の意味となる。
セレモニアルゲートから見える正面はニセコ連峰主峰ともなるニセコアンヌプリ。標高は1308m。
4 タイヤサービス
タイヤサービスはダンロップ、ヨコハマの2社
5 SS1 SS4 ギャラリーエリア
今ラリーでは、LEG1、2とも100名限定ではあるが久々のギャラリーエリアが設けられた。
土曜日のLEG、NEW SUN-RISE(SS1/4)は観客目前での180度ヘアピンがあり、
マシンの挙動が大きく前回から人気のあるエリアだ。
鎌田卓麻選手の大胆なインカットも大いにギャラリーを魅了した。
6 GRヤリス 全日本ラリー初優勝
本年の全日本ラリーは、前戦(実質4戦)までファビア3勝、WRX1勝。
新型車トヨタGRヤリスは速さの片りんを見せてはいたが、今大会ではついに初優勝を飾った。
最終TC前では、メディア&観客と多くの人が詰めかけていた。
7 田中伸幸さん追悼コーナー
HQでは本年1月に逝去された田中伸幸さんの追悼コーナーが設けられていた。
HQ前では生前最後の愛車となったGC8インプレッサも展示。
田中伸幸さんは2009年JN2クラスチャンピオンを獲得するなど
CMSCクラブ員としての活躍は記憶として歴史として今後も語り継がれていくに違いない。
氏のご冥福を祈ると共に、今後の日本ラリー界の発展を見守って頂きたいと願うところだ。
写真は2009年ラリー北海道 JN2クラス優勝
8 フォトコンテスト
HQのポスターには
「ハッシュタグ(#arkkamuy2021)にて本大会の撮影写真をSNSなどで公開して下さい。
優秀作品には来年度の大会特典をプレゼントします」
2019年大会のフォトコンテストの入賞者は公式ポスターに画像が採用され、
今回のHQ周辺に展示され、ギャラリーの目を楽しませていた。
前回(2019年)番外編優秀作品(2019年大会優勝の新井大輝選手)には、
今年ヨーロッパ戦で負傷し療養している同選手に応援メッセージが添えられていた。
9 宿泊 「湯ごもりの宿 アダージョ」
今回の取材で宿泊させていただいたのはHQのあるニセコアンヌプリ上方の、
ニセコ湯本温泉郷「湯ごもりの宿 アダージョ」さんを利用させていただいた。
宿泊は看板のある新館にて受付し、本館となる別棟となった。
こちらは源泉掛け流し単純硫黄泉で、温泉通には知れた宿だったようだ。
山間にあるため、街灯も少なく満点の星も堪能できた。
ラリー期間中はノンビリとなかなか出来ないが、開催地域を楽しむのもラリーの醍醐味と思う。
湯ごもりの宿 アダージョ
所在地:北海道磯谷郡蘭越町字日ノ出554-52
電話:0136-58-3331
10 アフターラリー ~ニセコ高橋牧場
ラリーの舞台である、ニセコ地区は言わずもがなのリゾート地である。
また北海道ならではの乳製品加工品の店も点在している。
2019年の大会のひとこまでも触れたが、今回もラリー終了後の帰りにニセコ高橋牧場さんに立ち寄った。
(https://www.niseko-takahashi.jp/)
ちょうどクロスカントリークラス初参戦となった、CMSC群馬・能戸知徳選手(真ん中)のチームと遭遇。
7月は北海道ではラベンダーの季節。
そしてこの地を代表する羊蹄山(1898m)の眺望も見事だ。