CMSC「懐古」 ⑧ 1990年CMSC全国大会

 

 

 

1990年CMSC全国大会は8月4日、84年以来6年ぶりに福島県東北サファリパークで行われた。

従来は会議と表彰、試乗会をメインの為各支部代表者1支部3人+受賞者程度の参加だったが

CMSCの会員相互の交流と親睦を主眼とする方針に変更、人数制限を外して参加者を募った。

何と150名ほどが参加、過去最高人数の全国大会となった。

支部の数も愛知が誕生して15支部となった。

 

 

サファリパークゲート(2018年撮影)

 

宿のサファリホテルは全室満室貸し切りになった。

朝は窓越しのライオンの雄たけびが目覚まし時計代わりと参加者の評判となった。(写真は2018年撮影)

 

 

 

 

 ジムカーナ競技のスナップ

競技も今までのダートトライアルからジムカーナに変わった。

しかもCMSCクラブ員だけのクローズド競技となった。

会議はなく、競技終了後は表彰式。

 

 

 

競技結果

 

 

 クラブ対抗は地元CMSC福島が優勝。2位CMSC青森、3位CMSC仙台。

 

 

FFクラスではP'sレディが3位となった。

ミスコースのうわさも出たがそこは和気あいあい、誰からも抗議出ず正式となった。

 

 

 

 その後はお待ちかね、夜の部の懇親会は東北サファリパーク名物の「牛の丸焼き」パーティーとなった。

あとはエンドレス。

上の写真の左下 カウボーイ姿は丸焼き奉行の東北サファリパークの熊久保社長。

 

 

 

≪追補 1990年CMSC活動トピクス≫

 

 

CMSC愛知誕生

 

90年3月CMSC愛知が15番目の支部として発足。

クラブ員は愛知三菱のユーザーが中心となって設立された。

 

 

1990年全日本ダートトライアル選手権AⅢクラス 

ベスト6にCMSCの4選手

 

  

 シリーズ2位 CMSC岐阜・櫛田正文 全日本3連覇ならず

 

 

 シリーズ3位 CMSC群馬・荒井信介 第2戦(三井)に優勝

 

 

シリーズ5位 CMSC山形・赤羽政幸

 

 

  

シリーズ6位 CMSC山形・砂塚明男 第5戦(スナガワ)第7戦(タカタ)に優勝

 

 

 

 CMSC愛知会長・因俊郎 全日本ラリー選手権Aクラスにミニカダンガンで参戦

 

 

三菱自工の役員が国内A級ライセンスを取得

三菱自工の杉山常務(左端)と来住南常務(右端)が国内A級ライセンスを取得。

2人ともCMSC本部会員。自動車会社にモータースポーツに理解ある役員がいることは当然だ。

でもモータースポーツライセンスを持って尚且つ走る役員は皆無と言っていいほどいない。

その点トヨタの現社長は尊敬に値する。

 

 

90年CMSCチャレンジカップ結果

 

支部対抗

 

 支部対抗は優勝CMSC山形V4 2位CMSC青森 3位CMSC群馬

 

 

個人対抗

 

ラリー・ドライバー部門 優勝CMSC青森・椛澤宏之 2位CMSC青森・大西康弘 3位CMSC山形・渡辺俊昭

ラリー・ナビゲーター部門 優勝CMSC青森・石田隆雄 2位CMSC群馬・金子誠司 3位CMSC青森・松岡敏寿

 

 

 

スラローム部門 優勝CMSC岐阜・櫛田正文V2 2位CMSC香川・高竹優之 3位CMSC群馬・荒井信介

レース部門 優勝CMSC山形・小川日出生V2 2位CMSC山形・木村政義 3位CMSC山形・東江誠