2019年JAF全日本ラリー選手権第8戦

2019年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC第7戦

「ラリー北海道」

 

大会のひとコマ

 

全日本 結果ニュースは https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12530215679.html

APRC結果ニュースは https://ameblo.jp/cmsc-yokohamasugar/entry-12530228984.html

 

写真&コメント 札幌市米屋賢吾さん提供 

 

 

1 プレイベントメディアカンファレンス

 

 

①② ラリー本戦に先立つ9/20(金)、アジアパシフィック選手権に参戦する4選手、マイケル・ヤング選手、増村淳選手、リン・デュウェイ選手、小濱勇希選手に出場前インタビューが行われた。

 

③ 会場はラリーHQも置かれる帯広の森十勝オーバルのプレスルームにて行われた。

 

④ 今回クスコが製作してきた新型マシンC-HRに乗るマイケル選手は事前テストの感触もかなりよく、走るのが楽しみと語ってくれた。

 

 

⑤ 増村選手は今回でラリー北海道参戦が最後ということで、感慨深い思い出を語ってくれた。特に今回は「楽しみたい」という言葉が印象に残った。

 

⑥ 中国選手権で活躍するリン選手は北海道で走るのは初めて、ただスキーや観光では来たことがあると語ってくれた。また沿道の多くのファン、参加車両の車種の多さに違いを感じていたようだった。

 

⑥ 小濱選手は昨年まで全日本選手権JN5(現JN2)クラス、シトロエンDS3を駆ってクラスチャンピオンになったが、FR車両のトヨタ86で参戦となり、FF車との違いに戸惑っていると語ってくれた。

 

 

2 ラリーショー&セレモニアルスタート

 

①金曜日15時45分からはラリー北海道名物ともいえるラリーショーが開幕。

他の全日本戦と比較して、全選手と交流できるイベントだけに、平日の夕方とはいえファンも多く詰めかける。

 

 

 

 

②③④ 選手もラリー前のひと時の交流を楽しみにしている一幕である。

 

 

⑤ 鷹野選手/ヤナ選手組は、アフリカの島国、サントメ・プリンシペ民主共和国をアピール。

サントメ・プリンシペ民主共和国は名前の通り、サントメ島、プリンシペ島を中心とした小島の独立国家で、人口163,000人という国。

常に常夏であるのはもちろんだが、主にカカオの輸出が国勢産業とのこと。

 

 

⑥ ラリーショーに引き続きてはセレモニアルスタートとなるが、スタート前には全選手による記念撮影。

 

 

⑦⑧ そして前項でも触れたが、今期で選手活動に終止符を打つ増村淳選手に記念感謝状贈呈が行われた。

ラリー北海道としては、前身のインターナショナルラリーin北海道から数えて18年連続の出場となった。

 

⑨ 陸上自衛隊第5旅団第5音楽隊(帯広駐屯地所属)の国家演奏、ヘヴィーメタルバンド「メディアスゾーン」演奏による2019ラリー北海道テーマ曲「CROSS AFTER WIND」で開幕した。

 

  

⑩⑪ スタート台には参戦地区の各市町村ゆるキャラ、選手プラカードを持つラリーガールらも登壇。

 

 

⑫⑬ TGRチームではサーキットレースでもおなじみのくま吉も駆けつける。

 

 

⑭⑮ 夕闇迫るなか、出場全67台(アジアパシフィック選手権20台、全日本選手権47台)がスタート台を潜る。

 

 

 

3 陸別

 

 

①②③ ラリーの聖地陸別。ファンにそう呼ばれて久しいが、やはり町を上げて出迎えてくれる陸別町には一関係者としても胸が熱くなる。今年もレプリカ展示、グッズ販売も盛況だった。場内MCはお馴染み間野目聖子女史(※大会公式MC)。

 

 

④ とはいえ、ラリーの朝は早い。天気予報では雨も心配されていたが、見事な十勝晴れとなった。

 

⑤ この日、日中は19度となったが、朝一番ではご覧の気温。

 

 

 

⑥ 今回の取材では今年度TGRラリーチャレンジ北海道2戦に参戦したマシンで向かった。

 

⑦ NHK朝ドラ「なつぞら」に登場した柴田牧場のサイロが陸別駅前に移築展示されていた。

北海道のロケ地は主に十勝各地が使われ、北海道ではちょっとした朝ドラ観光ブームになっている。

 

⑧ 陸別町ではその牧場シーンがロケ撮影されており、新たな観光名所となりそうだ。

 

⑨ もちろん「ふるさと銀河線」跡地を使った鉄道観光も忘れてはならない。全国でも数少ない運転体験ができることで「聖地」と言えるかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱そして陸別といえば、段ボール応援看板を忘れてはならない。

陸別サーキットに向かうリエゾンルートに全出場選手分の応援看板が並ぶ様は圧巻だ。

ここではCMSC選手に向けた応援看板を掲示したい。

 

 

4 サービスパーク~三菱自動車体験エリア~

 

 

① 十勝帯広地区は実は三菱自動車と縁が深い。

音更にあるテストコースを始め、特にラリージャパン開催期には三菱製マシンに乗る選手への応援も手厚い地域だった。また全国各地で開催されている三菱4WDキット体験イベントもサービスパークの一角に設けられた。

 

② 新型EKワゴン、アウトランダーPHEVも展示。

 

 

③ 各地で開催されている4WDキット体験イベントは45度の斜面や、モーグル路面での抜群の走行性能を発揮する三菱4WD体験も好評を博していた。

 

④ ちなみにドライバーの一人は、今季全日本ダートライアル選手権Dクラス、フォードフェィスタで参戦している田口勝彦(CMSC本部)選手。

三菱ランサーエボリューションでラリー北海道のアジアパシフィック選手権優勝や、2007年WRCラリージャパンで当時開催されたPWRC選手権で優勝したこともあり縁も深い。

 

 

 

5 サービスパーク~北愛国交流広場~

 

 

①② 今年もサービスパークに設定されたのは、帯広市に南方に置かれた北愛国交流広場だ。

 

 

 

 

 

③④⑤⑥ ラリー期間中は、イベントも目白押し。北海道警察、陸上自衛隊等の働く車の展示、ラリーレプリカの展示など多岐多彩だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯ また出店エリアでは豚丼を始めたとした各種グルメ、大会協賛でもあるウルト、サミー他、関連企業もブースを連ねる。

 

 

 

 

⑰⑱⑲ 恒例となったオークション市では、丁度Rally+誌で刊行された「WRCラリージャパンの軌跡」に大会組組織委員長、田畑邦博氏のサイン入り本も。

※蛇足ではあるが、田畑氏は北海道にWRCを招致した第一人者であり、氏のインタビュー記事が掲載されている誌面であった。

 

 

6 セレモニアルフィニッシュ

 

① 3日間に渡ったラリー北海道を締めくくるのは、完走全車がゲートを潜るセレモニアルフィニッシュである。

 

 

 

 

②③④ アイテナリーの都合で全日本選手権が先行して行われ、夕闇に追われてアジアパシフィック選手権のセレモニアルフィニッシュが催された。

 

 

⑤⑥ フィニッシュ前では、健闘を称えつつ、ラリー本戦の緊張から解放されたムードが漂う。

 

⑧ ラリー北海道は今回で引退となる増村淳選手もチーム員で集合写真。

 

 

 

 

⑨⑩⑪ アジアパシフィック選手権入賞選手はファイナルメディアカンファレンスが行われた。

 

 

 

⑫ 札幌市米屋賢吾さん 撮影お疲れ様でした。写真&コメントの提供 ありがとうございました。