2018年JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦

「オールジャパンジムカーナ イン エビス」

大会のひとコマと旅の途中

その2 大会前日




1 白河の関



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① 江戸時代の関東と奥州の国境であった「白河の関」(白河の新関)を越えて福島県入りしました。



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白河の関には「境の明神」と呼ばれる神社が二つ(両国にひとつずつ)あります。
② 栃木県側の境の明神。
③ 福島県側の境の明神。



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④ 実は「白河の関」は2つあって、もう一つは奈良時代の白河の関=「白河の旧関」で、こちらの関は古代から多くの歌人がここで歌を詠んだ歌枕の地。松尾芭蕉は「おくのほそ道」の旅では当時の奥州街道にあった「白河の新関」を越してみちのく入りをした後、古代の奥州街道にあった「白河の旧関」を訪ね西行法師、能因法師ら古代の歌人を追懐したそうです。
昨年4月にはこちらの旧関から福島県入りをしました。
 





2 白河 史跡「宗祇(そうぎ)戻し」  


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①② 室町時代を代表する連歌師・飯尾宗祇は、文明13(1481)、鹿嶋神社で催された連歌興行に参加するため白河を訪れました。このとき通りかかった婦人に連歌興行のことを尋ねると既に終わったと知らされました。婦人が綿を背負っていたので、戯れに 「その綿は売るか」 とたずねると、婦人は 「阿武隈の川瀬にすめる 鮎にこそ うるかといへる わたはありけれ」 と、「この綿は売り物ではない」と、「売るか」と「鱁鮧(うるか)」(鮎のはらわた)、「綿」と「腸」(わた)」を掛けた和歌で返されました。
これを聞いた宗祇は綿売りの女でさえこれほど和歌の心得があるのかと驚き、陸奥の風流を感じ、ここから京へ引き返したと伝えられています




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③④⑤ 隣の和菓子店の店主と親しくなり、まんじゅうを買いました。




3 須賀川 「芭蕉記念館」 




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①②③④ 元禄2年(1689年)、松尾芭蕉が「おくのほそ道」行脚の際、須賀川に7泊8日滞在しました。 このことから市内には芭蕉ゆかりの句碑や旧跡が数多く残されています。須賀川市では芭蕉来訪300年を記念し、平成元年4月、芭蕉記念館を設置し、芭蕉ゆかりの書物、掛け軸、拓本などを展示しています。
昨年も立ち寄りました。その時お会いしてくれた高橋亜純さんはこの日は非番で会えませんでした。



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⑤ 芭蕉が詠んだ句、「風流の初や奥の田植うた」は、芭蕉が奥州路に入って風流に浸り、初めて詠んだ句と言われています。
 




4  須賀川 神炊館(おたきや)神社  



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①②③ 神炊館(おたきや)神社は400年の歴史を持つ奥州須賀川総鎮守。




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④⑤⑥⑦ 神様が祀られている神社というのは、神聖な場所であり、不思議と良いパワーを感じられるような気がします。神社に訪れたときに結婚式に遭遇すると、風水的に非常に良いと言われています。だから今回偶然結婚式に巡り合い、「幸せのおすそ分け」を頂いた気分になりました。


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⑧ 実は花嫁花婿が神社に到着する前に、鳥居の下で二人を待つ巫女さんを先撮りしていました。
 




5 郡山 ダカールラリーの菅原義正さんと遭遇



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①② 郡山で日野福島自動車の社内講演会に来ていたダカールラリー連続35回出場記録を持つ菅原義正さんに会うことができました。同時に2017年のダカールラリーに「日野チームスガワラ」のメカニックとして参加した日野福島自動車の吾妻正之さんと再会しました。
社内講演会なので部外者の小生は残念ながら拝聴できませんでした。



 

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③ 吾妻さんは本番の南米以外に事前トレーニングのモンゴルと2度にわたり海外ラリーメカニックと言う貴重な経験ができて、会社には大変感謝していますと。また人間的にも一回りも二回りも成長できたとも言っていました。吾妻さんとは帰りにも勤務先の日野福島自動車本社で会いました。お土産にウドとネギを頂きました。連日美味しく頂いています。


 



6 二本松城




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① 二本松城「日本百名城」のひとつ。別名「霞ケ城」。345mの「白旗が峰」に築かれた城郭からなる梯郭式の平山城で、別名「白旗城・霞ヶ城」。江戸時代は二本松藩主丹羽氏の居城となりました。
戊辰戦争では奥州列藩同盟として新政府軍に攻められて落城、焼失しました。


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② 二本松少年隊 戊辰の役(戊辰戦争)でふるさとを守るために若い命を散らした二本松少年隊の奮戦姿を描いた群像です。

③ 箕輪門

ここから先の城内散策は時間切れで続きはまた来年。
 



7 エビスサーキット/東北サファリパーク

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① エビスサーキット/東北サファリパークは2007年まで「CMSC全国大会」を開催した懐かしの場所でもあります。


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② 当時から東北サファリパークの営業担当だった小林光雄さんと再会を喜びまし
③ 全国大会の時の宿は「サファリホテル」もう老朽化して、大口客の時だけ対応しているそうですが、土曜日の晩は部屋の明かりがついていたのでお客さんが泊まっていたと思います。


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④ サファリパーク入場ゲート前にある無料仮眠所。今年もご厄介になりました。夜・早朝エビスサーキットに来る2輪ライダーや4輪ドライバー向けに用意された無料仮眠所。

⑤ 中は50畳ほどの広さの板の間。布団もあります。こたつもあります。一人寂しく寝ました。




8 岳温泉


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①② 土曜日はエビスサーキット西コースに行き主催者に挨拶だけして、7キロ離れた名湯・岳温泉に向かいました


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② 岳温泉は標高が高いので、例年ですと丁度サクラも遅れて満開なのですが、今年は早く咲いてしまってもう散って葉桜になっていました。
③ 昨年の同じ時期同じ場所の写真です。




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④⑤ 「岳の湯」は旅館兼日帰り温泉。どちらかというと銭湯という感じ。入浴料350円也。


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④⑤ 湯質は少し白濁した酸性湯。お湯は相変わらず熱くて、長く入っていられませんでした。






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⑥ 岳の湯のはす向かいには「ソースかつ丼」で有名な「成駒食堂」があります。今回PN3クラスで優勝したユウ選手の車が停まっていました。「かつ」字の通り言を担いだのかもしれません。