「トヨタガズーレーシングフェスティバル2017」
 
 
 
 

トヨタ自動車では、トヨタガズーレーシングが国内外で展開するモータースポーツの各カテゴリーの2017年の戦いを終えて、1年の締めくくりとして、12月10日()ファン感謝祭の1つである「トヨタガズーレーシングフェスティバル2017」略して「TGRF」を、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催しました。昨年初取材しましたが、本年も取材の機会を得ましたので当日の模様をご紹介します。

開催概要  http://toyotagazooracing.com/jp/tgrf/2017/outline/


 

(Photo & Report by E. Ebato)







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12月に入り寒さも厳しくなりましたが、当日の富士スピードウェイは朝から快晴のお天気に恵まれ、6時の開門と同時に開催を待ちわびたモータースポーツファンがサーキットを訪れました。




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小林可夢偉選手とWECマシンTS050 HYBRID

②③ グランドスタンドを埋め尽くす人、その中9時30分からウエルカムセレモニーが行われ、各カテゴリーのチーム関係者や国内外で活躍するドライバーがコース上へ。






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④ 例年モリゾウことトヨタ自動車豊田章男社長の開会宣言から始まりますが、「例年、この場でご挨拶させていただいたモリゾウこと社長の豊田ですが、本日は参加できません。モリゾウは”いいクルマ作り”の仲間のために世界中を飛び回っています」という事でGAZOO Racing Companyの友山茂樹社長の開会宣言となりました。友山氏は2018年1月1日付けでトヨタ自動車の副社長に就任します。





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⑤⑥⑦ Aパドックでは、「GR」ブランドの新車が展示され、またWRC(世界ラリー選手権)やWEC(世界耐久選手権)で活躍するマシンやモータースポーツ関連のショップのレースマシンの展示が行われました。





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⑧ 今回会場内に新たに「スペシャルパフォーマンスエリア」が出現レーシングカー走行、ラリースペシャルステージ、ラリーデモ走行などが行われました。昨年以上のギャラリーがコースサイドに集合、SUPER GTSUPER FORMULANÜRBURGRINGWRCの参戦車両が目の前で走り、ドライバーのパフォーマンスに歓喜の声が上がりました。

⑨ スーパーフォーミュラーマシン#19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 関口雄飛選手。

 






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⑩⑪ 昨年に続きTGRFラリー選手権も行われ、ラリー参戦車両による富士スピードウェイ会場内2ヶ所の特設コースでSSを実施、ラリーの魅力を間近で見ることができました。









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⑫~⑯ 「ダカールエクスペリエンスエリア」では、ダカールラリー参戦車両の日野レンジャーやランドクルーザーの展示や同乗体験走行が行われました。ブースにはダカールラリー史上最多34回連続出場で、今なお現役ドライバーの菅原義正さん(赤いダウン)の姿も見られ、熱心なラリーファンと談笑したり一緒に記念写真に収まっていました。





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⑰⑱ 国際レーシングコースではTOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Virz Raceのグランドファイナル、TOYOTA GAZOO Racing 86BRZ Raceの第10戦も行われ、シリーズタイトルも決定、86/BRZプロフェッショナルシリーズでは接戦の末#97近藤翼選手が初タイトルを獲得。




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⑲~㉒ 午後からは国際レーシングコースを使って各カテゴリー毎にスペシャルランが行われ、最新のレーシングマシンのTS050HYBRID(世界耐久選手権)、ヤリスWRC(世界ラリー選手権)、LEXUS RCNÜRBURGRING)、LEXUS LC500SUPER GT)、SF14SUPER FORMULA)、や往年の名車TOYOTA 7を始め、いろいろなレーシングカーが走りました。

 


このような盛り沢山のイベントが行われて、昨年を上回る4万2500人の来場者を満足させる「トヨタガズーレーシングフェスティバル2017」(TGRF2017)となりました。