2017年JAF全日本ジムカーナ選手権第1戦
「 もてぎ20th アニバーサリースーパースラローム2017」
大会のひとコマ
1 もてぎ南コース



①②③ ツインリンクもてぎ南コースは全日本ジムカーナ選手権では昨年大会から使われて、今回で2回目。それまでの北ショートコースがカートコースに対して、南コースはパイロンスラロームコース。パイロンコースは関東に多いですが、全日本選手ともなると不得手ではシリーズ成績は望めません。朝7時30分から8時10分まで40分間は慣熟歩行。どんなコースもきっちり走れる選手ばかりです。

④ 前日の公開練習は晴れて気温も上がったのに、26日の決勝日は朝からあいにくの雨模様え、気温も低く震える寒さでした。富士スピードウエイでは前夜から雪になり、スーパーGT公式テスト2日目が中止となったほどでした。

⑤ 本日の決勝コース。 昨年と違ってギャラリー側(コース図の下側)にパイロンを置いているので、パイロンターンが良く見えるようになりました。


⑥⑦ デカパイロンの登場。高さ2m超。これならパイロンを見失うことがありませんね。


⑧ クルマと比較すれば大きさが良く分かります。
⑨ 軽トラックの荷台からはみ出す大きさ。壊されることを予想して代替品として待機。
実はSA4クラスのCMSC京都・飯坂忠司選手がデカパイロンに激突、破壊しました。写真が撮れなかったのは残念。
2 CMSC選手


①② CMSC京都・飯坂忠司選手は昨年N3クラス廃止に伴い、SA4クラスに移行。登録番号が同じでカラーリングも変わっていませんが、フロントグリルとバンパの形状が変わっていました。

③ 飯坂選手は新しいクラスではSAスペックでのセッティングが途上で、しかも練習不足と、5位終わりました。次戦に期待。
![]() ![]() ④ 2016年車両 N車両のフロントバンパは標準車と同じ形状。
⑤ 2017年車両 SA車両のバンパは形状変更が許される。
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※SA車両は吸排気系の改造(マフラーやエキゾーストマニホールドの変更)、クロスミッションの搭載、ピロボール化などが可能となるなど、より改造範囲の広い規定となっている。事実上N部門とSA部門の合併となる今回の規定変更により、1クラスあたりの参加台数の増加と、さらに白熱した戦いが繰り広げられることが予想されます。


⑥⑦ SCクラスCMSC愛知・野中信宏選手の車両は昨年と同じクラスで同じ車両ですが、カラーリングを一新。カラーリングは10年近く変わっていなかったそうです。

⑧ 野中選手は昨年もてぎでは優勝しただけに、今年も優勝を期待されましたが、うまくいかず9位に終わりました。次戦のエビスは過去3年間2位・優勝・優勝と相性がいいので、今度こそ優勝を期待しています。


⑨⑩ 2017年新カラーリング


⑪⑫ 2016年旧カラーリング
3 CMSC栃木ほか

① CMSC栃木3人組は左から田中剛さん、下谷光俊さんは毎年技術オフィシャル参加。先週丸和の全日本ダートトライアル第1戦でN1クラス3位獲得の古沢和夫さんは視察 。

② 左からCMSC本部事務局長の須賀、3年連続全日本ジムカーナSCクラスチャンピオンの大橋渡選手、チューナーの小清水正一郎さん、同じくチューナーの藤井正治さん。左3人は孫がいるので「じいさんズ」だ!と、孫がいない藤井正治さんが若い自分を自慢。でも一番若いのは43歳の大橋選手。23歳の時に生まれた娘が20歳で孫を産んだので、その歳でおじいさ
4 チャリティーオークション


①② 2011年以降毎年決勝日の昼休みに協賛企業が商品提供、選手のタイヤ提供により、チャリティーオークションが行われてきました。集まったオークション代金を宮城県石巻市長あて「東日本大震災に伴う学校教育に関する寄付」へ納付しています。昨年は203,160円集まりました。今年はいくら集まったでしょうか?まだ公式発表がありません。

③ レースクイーンはもてぎエンジェルの小島愛里ちゃん。オークション落札金額集金係り。右は司会の島村茂さん。ダートラ・ジムカーナ両刀使いで2010年全日本ダートトライアル第1戦ではN1クラス優勝経験があります。
5 表彰式

① 左から小口貴久大会会長(JMRC関東運営委員長)、関根基司審査委員長、村瀬晴信審査委員、後藤和弘審査委員。


② PN1クラス 優勝斉藤邦夫 2位箕輪雄介 3位小林キュウテン 4位小林伸人 5位福田大輔 6位深川敬暢の各選手
③ PN2クラス 優勝松本悟 2位片山誠司 3位梅澤高志 4位下原幸登 5位工藤典史 6位坂中真一郎の各選手


④PN3クラス 優勝ユウ 2位大江光輝 3位川北忠 4位沼上洋司 5位西野洋平 6位大坪伸貴の各選手
⑤PN4クラス 優勝茅野成樹 2位野島孝宏 3位岡野博史 4位掛札雄一 5位高橋和浩の各選手

⑥ SA1クラス 優勝近藤岳士 2位小武拓矢 3位志村雅紀 4位一色健太郎 5位橋本克紀 6位服部諒一の各選手


⑦SA2クラス 優勝朝山崇 2位澤平直樹 3位半谷信治 4位高江淳 5位小林規敏 6位水野俊亮の各選手
⑧ 2位の澤平直樹選手は優勝していないのに、シャンパンの洗礼。昨年から全日本参戦、第6戦でN1クラス優勝。今年はSA2クラスに移行してきたので、SA2クラスの先輩選手が出る杭は打っておこう!かしら?


⑨ SA3クラス 優勝渡辺公 2位小俣洋平 3位葛西悠治 4位高橋陽介 5位金子進 6位鰐部光二の各選手
⑩ SA4クラス 優勝菱井将文 2位津川信次 3位山田拓の各選手

⑪ SCクラス 優勝西原正樹 2位大橋渡 3位久保田尊治 4位山越義昌、5位小川謙輔、6位神里義嗣の各選手。



⑫ 優勝の副賞はお米30kg。留守家族に喜ばれるお土産ですね。
⑬ 2位副賞は宇都宮餃子。これも喜ばれる。
⑭ 3位副賞は旬の野菜一式。これもうれしいお土産。

⑮ 最後に主催者を代表して、星忠組織委員長から御礼のご挨拶。こちらこそお世話になりました。

⑯ 表彰式終了後に、もてぎエンジェル小島愛里ちゃんが今月いっぱいで卒業。今回の大会委員長の小口貴久さんから花束贈呈。どう見ても小口さんの引退式花束贈呈に見えます。