スーパー耐久シリーズ2016 第6戦(最終戦)


TKUスーパー耐久レース in オートポリス」


大会のひとコマ


(撮影・コメント:江波戸栄三郎)



1 ST2クラス CMSC山形 #20号車


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①② CMSC山形#20号車RSオガワは前戦第5戦岡山を優勝で終え、良い流れで最終戦の九州に上陸。11月19日(土)、チーム・メカニックの気合とは裏腹に天候は最悪。予選へ向けて準備はするものの濃霧により予選中止に!チームのミーティングではチーム監督CMSC山形・山形小川日出生会長が決勝での戦術の確認をしながら、スタッフへの体調を心配する気遣いを見せる。チーム一丸となっていざ最終戦の決勝を迎える。





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③ 決勝日当日、朝方までのぐずついた天気も回復。大勢のモータースポーツファンがここオートポリスインターナショナルレーシングコースを訪れる。

④ 決勝レースを戦う下垣和也()・松本武士()・近藤説秀()の各選手もピットウォークでは笑顔でファンサービス。






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⑤⑥今回予選が中止となった為、決勝では前戦までのシリーズポイントでグリッドを決定。ポールポジションは前戦でチャンピオンを決めた#59号車TOWAINTEC RacingのDAMD MOTUL ED WRX STI。2番手は#6号車シンリョウレーシングチームの新菱オートDIXCELエボⅩ。CMSC山形#20号車RSオガワのRSオガワADVANランサーはクラス3番手から3時間の決勝レースを戦う。



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⑦⑧チーム監督のCMSC山形・小川日出生会長もピットロードへ。気合十分!決勝前スタート進行では下垣選手がコースを確認するも、その後スタートドライバーは松本選手が務めることとなった。




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⑨ 決勝スタート前、最終戦という事でCMSC山形#20号車RSオガワは、監督・チームスタッフ・ドライバーがグリッドに全員集合。しばし和やかムードに。




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⑩ 3時間を戦う同クラスのドライバーが一同に集結。「モータースポーツ」を愛する皆思いは一つ、いよいよ決勝レースを迎える。




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⑪ 今回の決勝は、前戦同様 STX~ST3クラスのグループ1とST4~ST5のグループ2の2つのグループに分かれて走る。グループ1のST2クラスは#20号車を含め5台全車スタート。
⑫1コーナーは混乱なく通過したが、4周目に早くもCMSC山形#20号車に予期せぬトラブルが発生。他のライバルマシンに後れを取る。#20号車は順位を落としピットへ余儀なくされる。





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⑬パドックでは復帰すべく作業を行うも、エンジントラブルが解消できずにコース復帰を断念。早々にリタイヤで、不本意ながら2016年シーズンを終えることとなる。



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⑭⑮0.5ポイント差で迎えた最終戦でシリーズ2位を争うはずだったクラス2位の6号車も、その後27周でトラブルによるリタイヤとなり、両者ポイントの加算なく、CMSC山形#20号車RSオガワはクラス3位、悔しい最終戦となった。
 





2  ST4クラス CMSC栃木 #36号車




 
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① 九州・オートポリスで行われたスーパー耐久3時間レースと、今春に行われる予定だったスーパー GTは、ともに九州で開催されるビックレース。スーパーGTが開催直前に発生した熊本地震により開催中止となったことで、モータースポーツファンは一層スーパー耐久を楽しみにしていたが、予選日の天候は雨と濃霧の悪天候で、ST4とST5クラスが走るグループ2のみ予選が行われた。CMSC栃木 #36号車は今回Aドライバーに川中子和彦選手、Bドライバーに大谷飛雄選手、そしてCドライバーは高橋卓矢選手で臨んだ。予選順位はクラス17位で決勝レースを迎える。





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②③ 決勝当日は昨夜までの雨もあがり天候は曇り。路面はまだウエット。今回スタートドライバーは大谷選手。



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④ グリッドでは3選手による記念撮影。スタート前に川中子選手()に話しを聞くと、前半のセクショは速いが後半部分が遅くなってしまうとの事、車の仕上がりもいいので根気強く粘りの走りで1つでも上位を目指すと自信をみせる。 (中)大谷飛雄選手 (右)高橋卓矢選手




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⑤ 8時34分決勝スタート。





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⑥⑦ CMSC栃木 #36号車は順調に周回を重ねるも、レース序盤に他車への妨害行為の判定。川口法行監督が身に覚えがないとすぐに抗議するも、まさかのドライブスルーペナルティーを受け一気にクラス最下位へ。レース復帰後は判定に納得いかないままではあるが、大谷選手から高橋選手そして川中子選手と繋ぎ、少しずつではあるが順位を上げていく。





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⑨⑩ レース終盤、抗議が受け入れられてモニターボードに写し出された内容は「ペナルティーはオフィシャルの誤審」との文字。他車同士の接触事故を見間違えたようだ。しかしながら救済措置は何もなし。




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⑪ CMSC栃木 #36号車は不遇な処置にもめげず、3番手の川中子選手の力走もあり予選より順位を4つ上げ、最終戦はクラス13位フィニッシュ完走。
⑫ 車の調子も良かっただけに、今回の結果には後味の悪い悔いが残るレースとなった。左から高橋卓矢選手、大谷飛雄選手、川中子和彦選手。