スーパー耐久シリーズ2016 第5戦
「スーパー耐久レース in OKAYAMA 」
大会のひとコマ
(写真&コメント : 江波戸栄三郎)
1 CMSC山形 #20号車

① 2016シリーズも残り2戦。レースウィーク前日に鳥取県中部地震発生。岡山国際サーキットも大きな揺れを感じたが、被害もなく予定通り決勝レースを迎える運びとなった。


②③ #20号車RSオガワは、チーム監督のCMSC山形・小川日出生会長(②左)を中心にメカニック・ドライバーと、決勝レースへ向けて戦術を煮詰めていく。車の仕上がりが順調のよう
だ。


④⑤ 決勝レースを前にピットウォークが行われる、西日本・全国からモータースポーツファンが決勝レースを観戦。チームもしばし和やかムードに。


⑥⑦ いよいよ決勝前スタート進行へ。スタートドライバーは地元ホームコースを得意とする松本武士選手。今回は松本、近藤説秀そして下地和也選手の順番で3時間レースを戦う。

⑧ ピットウォークでは定番の記念撮影。

⑨ チーム監督のCMSC山形・小川日出生会長は、クラスは違うが以前共に戦った阪口良平選手を見つけてしばし談笑。会長からも笑みがこぼれる。


⑩⑪ 3時間決勝レーススタート。クラス予選2番手からの松本選手は、2周目の1コーナーへはトップで通過。後続をどんどん引き離し2番手59号車WRXとのリードを広げる。

⑫ 2度のドライバー交代・給油、タイヤ交換ピット作業もミスなく、トップを守りコースへ送り出す。

⑬ 順調に周回を重ねクラストップのままファイナルラップへ。


⑭⑮ チームが待ち望んだトップチェッカーで今季初優勝を飾る。

⑯ ST2クラスは2位でゴールした#59号車が最終戦を前にクラスシリーズチャンピオンを決めたが、現在3位#20号車は2位#6新菱オートとは0.5ポイント差。最終戦オートポリスでは必ずや逆転し、有終の美を飾るべく結果を出してくれるものと期待しましょう。応援宜しくお願いします。
2 CMSC栃木 #36号車




①②③④ ST4クラスからヴィッツ・ターボで参戦のCMSC栃木#36号車。今回岡山の決勝レースは午前中をグループ2、午後をグループ1として2回に分けて行われた。ST4・ST5クラス総勢34台(ST4クラスは22台)はグループ2として決勝レースを戦う。

⑤ 前日予選結果はクラス22位。ドライバーは江原弘美選手・連貴洋選手・椎根克彦選手の順番。シーズン当初から#36号車が抱えていたトラブルもシーズン後半改良され、前戦富士の長丁場は完走を果たし良い流れで岡山へ。岡山国際サーキットはコンパクトでテクニカルサーキット故、#36号車には相性が良い。



⑥⑦⑧ 決勝レースがスタートされるも、2周目1コーナーでの多重クラッシュが発生。#36号車は巻き込まれることなく、スタートドライバー江原選手は着実な走りでタイムを出し順位を上げドライバー交代。続く連選手はアグレッシブな走りで同クラス他車とのバトルも白熱、順位もそのままレース後半へ。



⑨⑩⑪ 最後のピット作業ドライバー交代を無難にこなし、3時間レースをクラス15位と2戦連続完走を果たす。

⑫ レース後3名のドライバーからは笑顔も見られた。
(左から江原弘美選手・連貴洋選手・椎根克彦選手)
次戦はいよいよシリーズ最終戦「オートポリス」。熱い走りに期待しましょう。