2016年全日本ダートトライアル選手権第8戦(最終戦)

「NANO TOP カップ ダートトライアル in タカタ」


大会のひとコマと旅の途中

その1 松江&周辺観光
 


1 行きのバス


 
タカタには、ここ数年広島経由で行っていましたが、今回は2012年以来4年ぶりに松江を経由することにしました。松江には広島同様、往復夜行バスを利用。


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①② バスタ新宿は甲州街道(国道20号)を挟んでJR新宿駅南口に面し、今年4月開業。新宿駅周辺の高速バスは運行会社の違いなどからバス停留所があちこちに分散、利用者にわかりづらいとされていました。特に一部の停留所は新宿駅から遠く離れた道路上にあるため、鉄道からバスに乗り換える場合に長い距離を歩かなくてはならない場合があり、バスタ新宿は駅の上にあるのだから便利極まりません。
バス乗り場は4階です。3階が降車場。地上は2階になります。というは、1階は電車ホーム?



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③④ご愛用のウイラーバスは9月29日()夜19時40分バスタ新宿を出発。




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⑤ 途中ほぼ2時間ごとに合計5か所のSAPAで休憩を取りながら、バスは進みます。
⑥ 最後の休憩地・大山PA。後ろは大山。別名「伯耆富士」。日本百名山のひとつです。



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⑦ 東名高速集中工事の為松江には翌朝定刻の1時間遅れの8時20分に到着。13時間の長旅でしたが、休憩以外はほぼ寝っぱなしでしたので、到着と同時に朝から一日フルに動けるのが夜行バスのメリットです。
 


 
2 ベタ踏み坂(島根県松江市~鳥取県境港市)



バス降車後 車窓から松江市内を観光(歩いての市内観光は10月3日(月)に予定していたので)した後、まずは島根県松江市(江島)と鳥取県境港市を結ぶ江島大橋に向かいました。
 


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①②③ 江島大橋は2013年年末から始まったダイハツ・タントのテレビコマーシャルで一躍話題になった橋。軽自動車では坂道は非力だという通説を覆すべく、その走行性能を実証するため江島大橋が登場。コマーシャルの中で急勾配の橋を「ベタ踏み坂」と命名。以来走行目当てのドライバーが急増、すっかり観光名所になり、写真を撮るために橋のたもとには大きな臨時駐車場ができるほど見学者で賑わったそうです。いづれの写真も島根県側から撮影。



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④ 橋の下の交差点からワイドレンズのデジカメで撮ると大した坂には見えません。500mm超望遠レンズで撮るとさきほどのような急勾配の橋となります。勾配は島根県側6.1%(3.5度)、鳥取県側5.1%(2.9度)。
右はCMSC島根会長の杉坂啓一さん。この日一日、観光案内役をしてくれました。


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⑤ 橋の頂上から島根県側を見る。ワイドレンズで撮ったため坂が平らに見えますね。
⑥ 橋の頂上から鳥取県側を見る。橋の先まで直線平らでその先から左に曲がって下りになります。



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                  ⑦橋の頂上から境港の港を見る。 
 



3 水木しげるロード(鳥取県境港市)


境港市は昨年11月に亡くなった漫画家・水木しげる氏のふるさと。境港駅前商店街は、「水木しげるロード」と呼ばれ、「ゲゲゲの鬼太郎」など、水木しげる氏の漫画に登場する妖怪たちがブロンズ像になって出現しています。


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① JR境線境港駅前広場。正面左が駅。右はみなとさかい交流館。妖怪巨大壁画がすごい。



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②③ 境港駅は別名「鬼太郎駅」と名付けられています。


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④ 駅前広場には水木しげる像。右は鬼太郎。左はねずみ男。
⑤ 郵便ポストの上にも鬼太郎。


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⑥ 鬼太郎ベンチでひと休み。
⑦ 水木ロードでねずみ男と記念の写真撮影。



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⑧⑨ 妖怪神社。右には目玉おやじ清めの水。重い石でできた目玉おやじが、湧き出す水の力でゆっくりと回ります。





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⑩⑪ 妖怪専門の土産物屋さん。
 



4 足立美術館(島根県安来市)




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①② 足立美術館は130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名です。
地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう)が1970年(昭和45年)、71歳のときに開館したもの。
横山大観らの絵画は撮影NGにつき、写真紹介できません。悪しからず。

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③④⑤ 足立美術館のもう一つの特色は、その広大な日本庭園です。日本庭園における造園技法のひとつである借景の手法が採られ、彼方の山や木々までも取り込んで織り成す造形美は秀逸です。
 

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⑥ 絵画のように美しい庭園は、国内はもとより海外でも評価が高いそうです。アメリカの日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』の全国の日本庭園およそ1,000か所を対象に実施した「2015年日本庭園ランキング」で、足立美術館の日本庭園が「13年連続日本一」に選ばれました。2位は 桂離宮(京都府) でした。
 



5 八重垣神社  (島根県松江市)





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① 八重垣神社は素盞嗚尊と櫛稲田姫の故事から縁結びの神社として信仰を集めています。今日もカップルが参拝に訪れていました。
② 神社の奥には奥の院鏡の池=縁結び占いの池があります。


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③④ 占いの用紙に10円か100円硬貨を載せて池に浮かべ、早く(15分以内)沈んだら早い良縁に恵まれ、遅く沈む(30分以上)と縁が遅いといわれています。この日も若者が池に硬貨を載せた紙を浮かべて占っていました。池を覗くので胸ポケットのスマホを落とす人が続出しているようです。
 


6 CMSC島根会長・事務局長と情報交換


 
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① 夜の帳(とばり)が降りると、2012年以来久方ぶりに市内居酒屋でCMSC島根の杉坂啓一会長、国谷益男事務局長と情報交換と相成りました。まずは再会を祝って乾杯。
例年8月の地区戦ジムカーナ主催は高齢化したクラブ員にとってはあまりにも暑くてつらいので、来年は4月に主催することにしたそうです。


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② 居酒屋を引き上げた後は、市内の歴史的建造物・旧日本銀行松江支店をバックに酔い覚ましのスナップショット。現存する建物は当時の大金庫の扉を残し、この建物が銀行だった一番の名残として公開されていますが、内部を改造して、「匠」をテーマにした「カラコロ工房」と呼ばれる製造・販売一帯型工芸館になっています。館内には雑貨やアクセサリーがそろう工房ショップやうどん屋さん、パン屋さんなどがあり、布でつくられた絵本やおもちゃを扱うショップもあります。また、匠たちの指導によって、和菓子・アート・アクセサリーづくりを体験できる(有料)コーナーもあります。
 



7 日本百名城 吉田郡山城(広島県安芸高田市)
 


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①② 日本百名城吉田郡山城はテクニックステージタカタから車で20分、安芸高田市役所にほど近い所にあります。吉田郡山城は安芸国の戦国大名毛利氏の居城でした。城跡は「毛利氏城跡 郡山城跡」として国の史跡に指定されている。キャッチフレーズは「毛利元就の里」
築城初期は砦のような小規模な城でしたが、毛利氏の勢力拡大とともに拡張され、山全体を要塞とする巨大な城郭となりました。後に毛利輝元が広島城へ移るまでのあいだ居城としていましたが、
慶長5(1600)年の関ヶ原合戦後、毛利氏の防長転封により廃城となりました。



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③ 郡山城跡案内図。ここから郡山城本丸まで徒歩45分。距離にして1000m、高さにして190m。せっかく来たのだから意を決して登ることにしました。



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④ 毛利元就像
⑤ 「三矢の訓跡碑」
「三本の矢」の伝説を記念した石碑。少年自然の家の敷地内に建っています。「一本の矢は容易く折れるが、三本束にすれば折り難い」と、元就が一族の結束を説いた有名な逸話です。



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⑤⑥ 毛利元就の墓所には「百万一心」の碑があります。郡山城の改修に際して、元就が人柱に代わり「百万一心」と堀った石を埋めさせると工事がうまくいった、という伝説です。



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⑦⑧ 下から20分、本丸まで半ば。薄暗い林の中の山道がまだまだ続きます。戦国時代こんな山の中に造った城は防御にはいいが、住むには不便ではと思わざるを得ません。本当に毛利元就が住んでいた?





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⑨ 三の丸跡 石碑以外何もありません。
⑩ 二の丸跡 同じく石碑以外何もありません。



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⑪本丸跡 ようやく登頂。下からほぼ45分でした。戦国時代に山道の通勤距離45分はしんどかったことかと思います。 今ではここも石碑のみで何もありませんでした。兵どもの夢の跡かも知れません。往復1時間30分の運動でした。