2016年全日本ダートトライアル選手権第7戦
「スーパートライアル in 今庄」
大会のひとコマと旅の途中
その1 大会前日まで
今回の福井県今庄までの旅は、高速道路を使わず国道1号線を走り、途中寄り道をして友人や名所旧跡を訪ねる旅にしました。
1 知立名物 藤田屋のあんまき

①9月1日(木)夜22時に横浜の自宅を愛車エボⅩで出発。カーナビでは厚木から平塚に出て箱根を超えるルートでしたが、不慣れな道を嫌いまずは走り慣れた国道246号線で沼津に向かい、沼津から国道1号線に入りました。途中仮眠したりして知立には2日(金)朝7時に通過。国道沿いに藤田屋本店を発見。


②③久々にあんまきが味わえるとあって、8時の開店時刻まで1時間仮眠。ようやく8時にあんまきを買うことができました。大あんまき・あずき170円、大あんまき・白あん170円、チーズあんまき200円いづれも税込。
2 桶狭間古戦場伝説地(愛知県豊明市)


①②「桶狭間の戦い」は1560年、約2万5千人と圧倒的な軍勢を引き連れた今川義元に対し、 その約10分の1程とも言われる軍勢で立ち向かった織田信長が、今川義元を討ち取り 勝利したという日本の歴史上最も有名な戦い。

③後で知ったのですが、古戦場伝説地から南西に約1キロには「桶狭間古戦場公園」(名古屋市緑区)があります。豊明市と名古屋市緑区がともに桶狭間の戦いの主戦場の本家争いをしているようです。


④桶狭間古戦場伝説地は名鉄中央競馬場前駅から徒歩3分の好立地。道路の右が伝説地で、道路の先が国道1号線と駅。周りはビルと住宅に囲まれた小さなスペースと化しています。
⑤桶狭間古戦場石碑配置図。


⑥⑦今川義元の戦死した場所を示す最も古い碑。

⑧今川義元の墓
3 名古屋 大須商店街 大須観音


①大須(おおす)とは、愛知県名古屋市中区中心部の地名。名古屋市の代表的な商店街の一つ。名古屋に来たら大須に寄りゃーということで、今回も時間を割いて寄り道。老若男女、誰でも楽しめるカオスな町。テレビ愛知がある街「大須」!神社仏閣、歴史ある老舗、電脳ショップ、サブカル系から トレンドファッションのお店までがぎゅっと詰まった「魅力のごった煮」商店街!東京渋谷や大阪アメリカ村にも負けない街。
②大須に着いたのが2日(金)朝10時。商店街開店は11時なので閑散。午前11時から午後10時まで車両進入禁止ということは、朝10時は車両通行OK.なので。敢えて大胆にも車で商店街を潜入してみました。


③④大須といえば、とりあえず大須観音でしょう。ココに行かずに大須に行ったとは言えない超ド定番スポット。
路上ライブやコスプレイベントなんかも許容してくれる懐深き観音様です。寺号は詳しくは「北野山真福寺宝生院(ほうしょういん)」と称し、宗教法人としての公称は「宝生院」ですが、一般には大須観音の名で知られています。実は浅草観音、津観音と並ぶ並ぶ日本三大観音という格式高きお寺さんです。
大須商店街の入口にあるので、大須巡りの第一歩にちょうどよいでしょう。
でも今回は先を急ぐので、商店街を車で流してあと大須観音を参拝して、次の目的地に移動しました。
4 キャメルトロフィー日本代表1期生 泉谷玄太郎さん

①キャメルトロフィー日本代表1期生(1985年ボルネオ大会)は4人います。泉谷さんを含めそのうちの3人と定期的に交流しています。ひとりは北海道小樽市銭函に住む高木邦夫さん。今年の5月に尋ねました。もうひとりは広島県北山県郡北広島町に住む宇津田含さん。3年前に訪ねました。
泉谷玄太郎さんは愛知県名古屋市のすぐ西隣のあま市に住んでいます。若い時から世界を股にかけた冒険旅行家。新婚旅行はハイラックスで中南米縦断の旅を慣行。一緒に付いて行った奥様も怖いもの知らずの相当な兵とお見受けしています。その後も世界各地の秘境を冒険。今でも冒険のチャンスがあればどこへでも行きたいと言っています。
※キャメルトロフィーとは世界の秘境を走破しながら、その日毎に与えられるタスクと呼ばれる課題を2名で力を合わせて攻略していくレース。メインである四輪駆動車による不整地や悪路の走破テクニックを競うのはもちろんのこと、シュノーケリング、スキューバダイビング、クライミング、オリエンテーリング、ラフティング、カヌーなどで様々なタスクをこなしその時の獲得ポイントで優劣を競う。第1回は1981年、2003年が最後。

②前回は2013年1月に泉谷さんのご自宅で新年会をしています。右はモータースポーツ・カメラマンの尾関一さん。
5 チームスペシャルロードモータースポーツクラブ代表 久保秋康夫さん



①②③次に愛知県稲沢市で喫茶店を営む久保秋康夫さんのお店「ライセンス」を訪問。久保秋さんは3年前胃に穴が開く大病を患い、胃を全摘。そのことを知ったのが4か月前なので、お見舞い方々様子を見に行った次第です。78キロあった体重が50キロに激やせ。小生同様食事回数で苦労しながらも、お店は週6日営業、休みの日曜日にはモータースポーツライセンス講習会やダイナランドジムカーナシリーズ主催など多忙な日々を過ごしています。
6 関ケ原(岐阜県不破郡関ヶ原町)
本日最後の訪問地は関ケ原。関ケ原は1600年に徳川・豊臣の間で“天下分け目”の決戦の行われた古戦場です。


①②JR関ケ原駅です。もう夕方5時近かったせいか観光客は見当たらず、どこにでもあるようなローカル線の駅のような静かな佇まいでした。


③とりあえず情報収集に関ケ原駅前観光交流館「いざ、関ケ原」へ。時間が押してしまったので、交流館の係員からパンフレットを貰い、約1時間の圧縮観光のアドバイスを貰いました。
④関ケ原町観光案内図。関ケ原の合戦ゆかりの主要史跡が分かりやすく示されていました。


現
⑤⑥在は田園の広がる中程にある「決戦地」。ここには大きな石碑、徳川家・石田家の家紋入りの旗があり、休憩所もありました。

⑦決戦地北西に位置する小さな山の笹尾山に石田三成が陣を築きました。


⑧⑨笹尾山頂上にある「石田三成陣地」石碑。


⑩笹尾山に再現された石田三成陣地。
⑪再現陣地から関ケ原の街が眺望されました。陣地には展望図の看板とテープによる合戦の概要を説明する装置がありました。石田三成・西軍が徳川家康・東軍に敗れたのは、西軍小早川秋秀が東軍に寝返ったからと説明していました。歴史の勉強になりますね。


⑫西軍・石田三成陣の真下にある島左近陣跡には敵の攻撃からの防御として使われた竹矢来・馬防柵が復元されていました。
⑬無料駐車場はうれしいですね。約1時間の散策後、既に時刻は夕方6時。まだまだ関ケ原合戦のゆかりの地を訪ねたかったのですが、国道365号線を2時間かけて、本日の最終目的地福井県今庄に向かうことにしました。