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フェニックス賞の受賞者リチャード・タンにも辛い時期がありました。
(シンガポール)70センチ近く大腸を切り取られ、化学療法の治療を受けなければならず、
さらには不満を抱えた客が60万ドルの賠償請求をしてきたとする。
あなたはこんな状況に希望を見出せるだろうか?

38 歳のとき、リチャードは腹部に鋭い痛みを感じた。
しかしほおっておいた。
だが彼の妻が何かが深刻な病気ではないかと気を利かせて医者に連れて行った。
しかし、妻が予約したのにもかかわらず、リチャードは医者との面会に2 回も現れなかった。
3 度目の面会のとき、妻がリチャードに電話し医者に会うようあまりにうるさく言ったので、
仕方がなく面会に行った。

リチャードは現在47 歳である。今では妻の直感に感謝している。
医者は大腸がんの第三ステージであるとリチャードに告げた。
「それを聞いてまず思ったことは、仕事に差支えがでる、ということでした。
自分よりも家族や友人たちの方がよっぽど心配していました。
今思えばそんな考え方をした自分は浅はかだったな、と思います」とリチャードは語る。
仕事は彼にとって趣味でもある。

リチャードは2 週間ほど入院し、大腸の一部を摘出する手術と化学療法を受けた。
仕事への情熱のおかげだろう、自分が招いた悪状況から抜け出すことができた。

シルバー・ライニング(明るい兆候):リチャードの妻はこれまで彼を支えてきた。
どんなささいなことにも敏感だ。妻の忍耐力がなければリチャードのがんはさらに進行し、
サクセスリソーシズが今日ほどの成長を遂げることはなかっただろう。