☆望月俊孝先生のお言葉より☆

『幸福論』などで知られるカール・ヒルティはこんな言葉を伝えています。

「どんな行為でも、また、さらに立ち入って言えば、どんな考えでも、

 それが一度考えられた時はあるいは、行為の場合は一度何かをしたならば、

 必ず次に同じような行為や同じような考え方が

 その分だけ容易に浮かぶものである。

 そしてそれと反対のことをしたり、考えたりすることが

 難しくなる傾向がある」


 また、ゲーテとともにドイツ古典主義の黄金時代を築いた

 フレデリック・ヴァン・シラーはこんな言葉を伝えています。


 「悪いことをすれば、必ず悪いことをまたしやすくなる。

        これこそが、悪いことをする一番の災いなのだ」


 逆に言うと、こうなりますね。


「良いことを繰り返せば、それが日一日と実行しやすくなり、

 自然に成幸の道を開いていくことになる」


 毎日、ちょっとした役立つ習慣、それも平凡なことであってもいいのです。

 夢を叶えるのに良いこと。

 目の前にある重要なことに熱中する。

 それをただ続けるだけで、やがて夢があなたに引き寄せられてくるのです。


 目にははっきりと見えなくても、成幸習慣は日々加速している。