答えます その9 | CMJKオフィシャルブログ『LOST CONTROL』powered by アメブロ

答えます その9

宮城県出身 東京都在住
CMJKです 夜分に恐れ入ります

放射能量とかを気にして
東京から脱出したりするつもりは
まったくありません

もともと買いだめもしてません

自分の事だけで頭が一杯だなんて
とんでもないことです

正しい情報の収集 節電 義捐金寄付等
これからも気を緩めず出来る事を続けます

質問/相談コーナー
今回は投稿の募集を締め切らせて
いただきました
次回は6月に開催します

答えます
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ぴやの さん

Q,
THE WIND SONGを聴きました。
発音はイタリア語っぽく聞こえますが
よく単語が聞き取れないので
これはほとんどアドリブのハミングですか?

それと、韃靼人の踊りが好きということなので
jkさんはクラシックの歌曲は聴きますか?
(イタリア、ドイツ、日本どこでも問わず)
なんとなくjkさんの歌声の発声が
クラシックを習っていたような発声に近いのです。
ボイトレがクラシック?だったのでしょうか?

A,
質問が3つありますので長くなりますよ

THE WIND SONGのヴォーカルは
アディエマスのミリアム・ストックリーしか
いない!と思い
10年前の当時レコーディングの為に僕は
単身ウェールズに乗り込んで行ったわけですが

最初僕はあれは100%ゲール語だとばかり
信じて何の疑いも持っていませんでした

で 僕が自分で書いた英語の歌詞を
いつも通りゲール語に直して下さいと言ったら
なんとミリアムは笑い出すではないですか

ミリアムがいつも唄っているのは
「アディエマス語」としか言えない
意味を持たない言語なんだそうです

しかしアディエマスのウィキを見ると
ミリアムは元々南アフリカ出身との事で
アディエマス語はアフリカのネイティブな
言語の響きの影響を受けている
と書いてありました 今知りました

ところでこの曲のレコーディングで
感動的だったのは
重厚に聴こえるこのストリングス
実はカルテットなんです4人だけなんです
なんてパワフルかつエモーショナルなんでしょう
ちなみにこの曲で僕は生まれて初めて
カルテットのアレンジをしました
大編成より難しかったです

この曲のミックスエンジニアは自分です
こんな狂った曲 誰にも完成形の
目指すところを説明できません・・・


韃靼人の踊りについてですが
人生で二度もカバーしたので
縁があると書きましたが
一番好きな曲であるという風には
書いてません

歌曲は好んでは聴きません


えー
Confusion時代初期
事務所に強制的にボイトレに行かされました
ヴォイス・オブ・ジャパンを主宰する
亀淵友香先生のところです
友香先生といえば和田アキ子女史や
久保田利信氏等にレッスンをつける大御所で
日本を代表するクワイヤ/ゴスペルシーンの
第一人者です



当時はボイトレが嫌で嫌で仕方がありませんでした

レッスン時間の半分は声を出さずに
友香先生によるカウンセリングでした

あなたは声を出す出さない以前に
呼吸すら考えてしている
考え過ぎなのよ
何も考えずに自分をただの筒だと思いなさい
そこに風が通り抜けてポーッと音が鳴る
そういうイメージをしなさい

と 何度も何度も言われました
考えるな 感じろ というわけです

先生の言いたかった事が当時は全く
わかりませんでした
今のほうが先生の指導意図が理解できます

先生の教えは今僕が他のシンガーの
ヴォーカルディレクションをする上で
とても役立っています
先生には感謝しきれません