"Like a doll" | CMJKオフィシャルブログ『LOST CONTROL』powered by アメブロ

"Like a doll"

年内にシステムのアップグレードが
全て終わるだろうと思っていたら
全く終わる気配がなくて
少々ぐったりしている
CMJKです こんにちは

えー

去る22日に
浜崎あゆみ女史のニューアルバム
"Love songs" が発売されました

またしても
レコーディングにまつわる
ちょっとしたエピソードを
書こうと思います

"Like a doll" は当初
ヒューマンリーグの
"Don't you want me"
みたいな モロ80's指向の
エレクトロ寄りアレンジだったんです

そのバージョンであゆちゃんも
いったんは歌を録り終えました

で トラックダウンを
"Dream On" 同様に
Jacen Joshua
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http://en.wikipedia.org/wiki/Jaycen_Joshua

に振ろうと考えてました

リアーナ ケイティー・ペリーを
手掛けるJacenなので
バッチリだろうと思ってたら

あゆちゃんが僕に話がある と

「話がある」と言われたら
それはつまり
アレンジを大幅に変えろと言う事である

いやいや とはいえ
もう歌も歌って録音したし
そんなに大幅には変えないだろう
と油断していたら・・・

せっかくJacenにやってもらうんだから
シンセシンセした感じは無しにして
もっと今風にやっちゃって!
やりきっちゃって!振り切っちゃって!

コーラスのパートも
新しく考え直して
たくさん増やして!

との指令を承りました

というわけで
アレンジを1日でゼロから
組み建て直しです

この時点で僕は
なんだか説明の付かない
やる気に満ちています

あゆちゃんは
やる気スイッチ を押す事の
天才だと思います

というわけで
レコーディングも佳境の
最後の方で
斬新で不思議なアレンジの曲が
できあがりました

結果的には
あゆちゃんの思惑通り
アレンジを変えて大正解でした

あの人は
プロデューサーとしても
天才です


しかし更に 
あゆちゃんがすごいのは

へっへっへっ
このコーラス・アレンジは
ちょっと複雑で
こう来るとは思わないだろう

といったアプローチの
コーラスのラインを提示しても
たった1回聴いただけで
もう覚えてしまって
さっさと歌ってしまう事です

うーん
根っからのミュージシャンなんだなー
と 毎回感心してしまいます

Jacenのトラックダウンも
Dream On同様に完璧でした

ピアノとストリングスを
最大限に生かしつつも
超今風のビートのアプローチ
そして 聴いてて気持ちいい
ボーカルの処理

うーん 
Jacenもまた間違いなく天才だ

というわけで
じぶんにとっても
少しは成長できたかな
といった感じで
とても良い経験ができた曲でした