ロサンゼルスで学んだ武士道 ~November~
トレンチコートを着込んだ男が
コンビニ入り口付近で
わーかったわかったわかったー
わーかったわかったわかったー
わーかったわかったわかったー
わーかったわかったわかったー
と携帯電話に叫んでいたんですが
彼の職業/正体は相撲の行事に
違いないと確信した
CMJKです こんにちは
えー
あゆちゃんのニューアルバム
Love songs
が発売となりました
レコーディング中はたくさんの
音楽的な感動体験があったんですが
今回はアルバムの最後の曲
November について書きます
最初に頂いた小室さんのデモは
リズムもなくて
トランシーな音色のシンセの音で
哀愁漂うアンビエント・トランス
といった感じでそれはそれで
とても完成されていたんですが
今回のアルバム全体の裏テーマとして
シンセシンセした音はなるべく減らして
オーガニックな仕上がりに!というのが
暗黙の了解としてあったので
とにかくどの世代が聴いても
ノスタルジックで切ない気持ちになるよう
子供の頃とかを思い出すよう
そんな感じにしようかなと
木琴や僕のアイデンティティーともいえる
必殺のピアニカをフィーチャーしてみました
で 問題はリズム隊です
ドラムは奥行きと余裕があって
スケールの大きいサウンドで
なおかつクールに と言う感じを
目指したかったので
迷わず SEVEN DAYS WARでも
やってもらったヴィニー・カリウタを
リクエストしました
で ベースなんですが
SEAL の CRAZY という曲みたいに
短くて少ない音色で
躍動感がありつつもクールに
という感じにしたかったので
CRAZYのベーシストは誰かなと調べたら
これもやはり SEVEN DAYS WARで
やってもらったピノ・パラディーノでした
ピノはイギリス人なので
通常アメリカにはいません
前回はツアーの途中でたまたま
ロサンゼルスにいただけで
本当に奇跡的にお願いできたのです
スーパー・コーディネーター/通訳の
ま姉さんことまいさんに
ロックじゃなくて落ち着いてて
でもグルーヴがバッチリな人
とリクエストしたら
なんとネイザン・イーストに
オファーすると
しれっと言うではないですか
ネイザンといえば
エリック・クラプトンの右腕
とにかく世界最高峰のベーシストです
先日飲み屋で
大先輩の超大御所のシンガーの姉さんから
最近誰かセッションミュージシャンと
仕事したか?と聞かれたので
ネイザン・イーストと答えたら
椅子から転げ落ちたくらいでして
まあとにかく緊張したまま
デモをネイザンとヴィニーに送り
レコーディング当日がやってきました
ドラムとベースをせーので
一緒に録音したんですが
最初のセッションで ぱ パーフェクト!
涙がにじんでくるのをこらえるのに
必死でした
一応僕らサウンドプロデューサーは
ミュージシャンがどんなに大御所であっても
演奏に指示をしてまとめなくてはならないので
現場で舞い上がったりしてはいけません
冷静に構えてなくてはなりません
冷静でいるのが難しいくらい
最初から最高の演奏でした
一応 もう少しシンプルに
という指示を出して
もう一度演奏してもらったんですが
ヴィニーもネイザンもうまいので
あっという間に妙にこなれちゃって
完成度が高すぎちゃって「仕事」ぽく
なっちゃって・・・
結局最初に音を出した最初のテイクで
本番をオッケーにしました
冗談を言ってゲラゲラ笑いながら
やってきて
演奏中は鬼のように集中して
曲の世界観にのめりこみ演奏し
また冗談を言ってゲラゲラ笑いながら
あっという間に去っていった
ヴィニーとネイザン
うーん かっこいい
一撃必殺!
普段は余裕を持って行動し
周りを油断させるべし
その代わりひとたび剣を抜いたら
一撃必殺!
というその立ち振る舞いは
正に武士道/サムライです
僕もミュージシャンとして
そうありたいなあと思いました
感動の体験でした
コンビニ入り口付近で
わーかったわかったわかったー
わーかったわかったわかったー
わーかったわかったわかったー
わーかったわかったわかったー
と携帯電話に叫んでいたんですが
彼の職業/正体は相撲の行事に
違いないと確信した
CMJKです こんにちは
えー
あゆちゃんのニューアルバム
Love songs
が発売となりました
レコーディング中はたくさんの
音楽的な感動体験があったんですが
今回はアルバムの最後の曲
November について書きます
最初に頂いた小室さんのデモは
リズムもなくて
トランシーな音色のシンセの音で
哀愁漂うアンビエント・トランス
といった感じでそれはそれで
とても完成されていたんですが
今回のアルバム全体の裏テーマとして
シンセシンセした音はなるべく減らして
オーガニックな仕上がりに!というのが
暗黙の了解としてあったので
とにかくどの世代が聴いても
ノスタルジックで切ない気持ちになるよう
子供の頃とかを思い出すよう
そんな感じにしようかなと
木琴や僕のアイデンティティーともいえる
必殺のピアニカをフィーチャーしてみました
で 問題はリズム隊です
ドラムは奥行きと余裕があって
スケールの大きいサウンドで
なおかつクールに と言う感じを
目指したかったので
迷わず SEVEN DAYS WARでも
やってもらったヴィニー・カリウタを
リクエストしました
で ベースなんですが
SEAL の CRAZY という曲みたいに
短くて少ない音色で
躍動感がありつつもクールに
という感じにしたかったので
CRAZYのベーシストは誰かなと調べたら
これもやはり SEVEN DAYS WARで
やってもらったピノ・パラディーノでした
ピノはイギリス人なので
通常アメリカにはいません
前回はツアーの途中でたまたま
ロサンゼルスにいただけで
本当に奇跡的にお願いできたのです
スーパー・コーディネーター/通訳の
ま姉さんことまいさんに
ロックじゃなくて落ち着いてて
でもグルーヴがバッチリな人
とリクエストしたら
なんとネイザン・イーストに
オファーすると
しれっと言うではないですか
ネイザンといえば
エリック・クラプトンの右腕
とにかく世界最高峰のベーシストです
先日飲み屋で
大先輩の超大御所のシンガーの姉さんから
最近誰かセッションミュージシャンと
仕事したか?と聞かれたので
ネイザン・イーストと答えたら
椅子から転げ落ちたくらいでして
まあとにかく緊張したまま
デモをネイザンとヴィニーに送り
レコーディング当日がやってきました
ドラムとベースをせーので
一緒に録音したんですが
最初のセッションで ぱ パーフェクト!
涙がにじんでくるのをこらえるのに
必死でした
一応僕らサウンドプロデューサーは
ミュージシャンがどんなに大御所であっても
演奏に指示をしてまとめなくてはならないので
現場で舞い上がったりしてはいけません
冷静に構えてなくてはなりません
冷静でいるのが難しいくらい
最初から最高の演奏でした
一応 もう少しシンプルに
という指示を出して
もう一度演奏してもらったんですが
ヴィニーもネイザンもうまいので
あっという間に妙にこなれちゃって
完成度が高すぎちゃって「仕事」ぽく
なっちゃって・・・
結局最初に音を出した最初のテイクで
本番をオッケーにしました
冗談を言ってゲラゲラ笑いながら
やってきて
演奏中は鬼のように集中して
曲の世界観にのめりこみ演奏し
また冗談を言ってゲラゲラ笑いながら
あっという間に去っていった
ヴィニーとネイザン
うーん かっこいい
一撃必殺!
普段は余裕を持って行動し
周りを油断させるべし
その代わりひとたび剣を抜いたら
一撃必殺!
というその立ち振る舞いは
正に武士道/サムライです
僕もミュージシャンとして
そうありたいなあと思いました
感動の体験でした