こんにちは照れ

 

本日はまず、ご報告からいのししあしあと
先日更新した『ただ君だけ』のプチレビュー記事が、おかげさまで多くの方に読んでもらい【公式ハッシュタグランキング】で2度目の1位になりましたキラキラ


いつも私の独断と偏見で綴る駄文にお付き合い下さっている読者さまに、改めて感謝します照れラブラブ


ビーグルしっぽビーグルからだビーグルからだビーグルあたま

さて、またしても久しぶりの浮上となった本日は「悲報ガーン「駄ネタ足の2本立てですチョキ

まずは、今朝ほど入ってきた悲報から……ショボーン

下矢印

 


日本の制作現場が重ねる愚行によって、新たなリメイクテロ被害が報告されましたえーん
パク・ソジュン君の作品では、『青年警察(邦題・ミッドナイト・ランナー)に次いで今回で2作目の被害ですねあせる

※参考※

下矢印


この記事でも、次回の被害候補作として挙げていますね。嫌な予感ほど的中するようですあせる

ただ個人的な感想を言わせてもらえば、私的に『彼女はキレイだった』はあまり評点の高くないドラマです真顔
韓ドラでは”ありふれた題材”でもある「初恋成就モノドキドキですし、主人公2人の描かれ方にあまり感情移入が出来なかった為に途中で倍速視聴に切り替えましたDASH!DASH!

(ここだけの話、最初にこの作品へ出演オファーがあったジソブが蹴ってくれて良かったと思っていますあせる


個人的にファン・ジョンウムちゃんの<ワンパターンはっちゃけ演技>は食傷気味もやもや


元々苦手な女優であることに加え、今作のヒロインが「好感度が高そうに見せて実は”いい人”でありたいが為に他者を傷つけ更にそのことには無頓着」&「タチの悪い自己弁護型」のダブルコンボ爆弾爆弾
最強にイラつくヒロイン像に、当然魅力など感じられるわけもなく、ラブラインでの共感度はゼロでしたショボーン


そしてパク・ソジュン君。


彼に関しては元々どの作品でも「素敵だな」とは思わない私ですが、この作品で演じたソンジュンは「初恋に執着心が強いステレオタイプ&必要性の感じられない毒舌、事が発覚した際の対応にも人間としての底の浅さが見えるキャラ」だったので全くキュン恋の矢萌えラブラブも感じませんでしたあせる


唯一見どころなのはシウォン君が演じた2番手男のシニョクですが……、



彼の怪演こそ日本の俳優には再現不可だと思うので、今回のリメイクは「大爆死」が確定的ですガーン

再三言いますが、どうして韓ドラ(映画も)を日本で安易に焼き直しする愚行を重ねるのでしょうか❓
その無謀さをいつまでも学習しない日本の制作現場には、心底辟易しますねショボーン


猫しっぽ猫からだ猫からだ猫あたま

さて、日本の韓ドラリメイクテロに嘆いたついでに本日の<駄ネタ>を投下ですあしあと

『彼女はキレイだった』は韓国作品が幾度も描いてきた「初恋ドキドキがモチーフとなっている作品です。

韓国では、日本以上に「初恋/첫사랑」が特別なモノとして神格化されています。
あまりにも韓ドラや韓国映画が「初恋」を大切に拘って描くので、我々日本人の感覚からすると少し不思議に思うかもしれませんね。

私たち日本人にとって、「初恋」といえば一般的に「初めて人を好きになった経験」と定義している人が多いかもしれません。
しかし韓国では、「初めてちゃんと恋愛をした体験」として定義している人が多いそうです。
(勿論、人によって「初恋の定義」は様々でしょうし一概には言えませんが……)


そこで本日は、<或る2つのエピソード>を皆さまに紹介します。
どちらも、同じ人物が体験した物語です。

この2つを読んで、あなたはどちらを「初恋」だと思うでしょうか❓


ハート ハート ハート

≪その.1≫
僕は幼い頃、色白であまりにも大人しくて女の子みたいだと言われる事が多かった。
そのせいか町内のお姉さん達には随分と可愛がられたらしい。
幼稚園は安養で通ったが、その頃も恥ずかしがり屋だったのは同じだ。
でも、それなりにラブストーリーはあった。

「僕が好きな女の子」と「僕を好きな女の子」の間で三角関係になってしまった。

映画で見るような静かながらもきれいなデートを考えた。
工事現場に行けば、子どもが入れるほどの大きな丸いパイプが沢山置いてあって、そこはおあつらえ向きの僕たちのアジトだった。
僕は好きな女の子と一緒に行きたい時に勝手に出かけて行って遊んだりした。

彼女は、今ごろ何をしているだろうか……。


*** *** ***

≪その.2≫
高校一年の時のラブストーリーを話そう。
当時は学生がする”一日カフェ”が流行ったが、水泳部先輩と一緒に遊びに行ってから初めて合コンをした。
彼女は同い年でダンスをしている子だった。現代舞踊を。

長いストレートの髪が初々しくて可愛い子だった。
でもそれだけだった。その頃、水泳を除いたら何も知らなかった僕は”ヨジャチング(恋愛)”にもあまり関心がなかった。

彼女に対しても初めは同じだった。
けれど、偶然に会う事が度重なりいつの間にか僕の方がすっかり彼女に嵌っていた。


付き合ってから1年位たった時、大喧嘩をした。
何をどう間違ったのか良く分からなかったけれど、とにかくその時に僕たちの付き合いは終わろうとしていた。
でも、そんなに簡単に終わらせるわけにはいかないと思い僕は彼女を慰めるために大金をはたいてカップルリングを準備して彼女の家の前で待った。

当時は、携帯電話やポケットベルもなかったからそのままただひたすら彼女を待った。
軽く4時間は待ったと思う。
真冬の寒い日だったけれど、もしかしたらもう会えないかもしれないと思ったら積極的になっていた。

彼女の家の前で待つ間、身体を温めようとその場で走ったりシャドーボクシングをしたりして、でも寒さは相変わらずだった。

そうこうしている内にようやく彼女が現われた。

僕は「ごめん」と言う言葉と共に彼女の手に指輪を嵌めた。
彼女は勿論、感動してくれた。

ところが、いざ僕の手にカップルリングを嵌めようとしたら指に入らなかった。
そこでハタと気がついた。寒さに震えている間に、いつの間にか手が浮腫んでしまっていたのだ。

ともかく、再び仲直りした僕らだったけれど、高校三年の時に彼女が移民に行く事になって自然に別れる事になった。


ハート ハート ハート

この2つの<ラブストーリー>は、皆様のご推察通りどちらもジソブの思い出です。
彼が2000年に綴った手記から、該当部分を抜粋して紹介しています。

「初恋」をどう定義するかによって、この2つの物語で「どちらがジソブにとっての初恋に当たるのか?」、その客観的な見解は各々の価値観で分かれると思います。

しかし、当のジソブ本人は高校1年から3年間、人生で初めて真剣に恋愛をした彼女との想い出を「初恋」であると公言しています。

そして、この切ない想い出をモチーフにして作られたのがファンの間で有名なこのMVですラブ

下矢印


「自分の可能性をもっと大きな世界で試したい」と異国に旅立つパク・シネちゃんと涙ながらに彼女を見送るユ・スンホくんの姿が、ジソブの大切で美しい「初恋の風景」として大いに想像力を喚起してくれるMVですよねラブラブ

今だから話しますが……

最初にジソブの熱愛が公になった時に、相手が「梨花女子大・舞踊科を専攻」というプロフィールを知って真っ先に思い浮かんだのが彼の初恋でした。

紹介したように、ジソブの初恋相手も舞踊をしていた女の子で、彼が初恋を語る時には「移民による自然消滅」という恋の結末と同じくらいの比重で「踊りをしていた彼女」というキーワードが頻出します。

だから妙に印象に残っていました。

それもあったからでしょうか❓

無事に結婚の報せが届いて、彼が最終的に伴侶として選んだ女性が「舞踊をやっていた人」だとなった時に、何かストンと腑に落ちたというか、選ぶべくして選んだ相手なんだなと納得した自分がいたのです。


もちろん例外はあるとは思いますが、女性が過去の恋愛をリセットしてから次の相手に目を向けるのに対して、男性は過去に愛した女性を消し去るのではなく、ただ新しい相手に目を向ける傾向か強いですよね。

所謂「男は“名前を付けて保存”、女は“上書き保存”」の法則で、同じような理屈で「男は”初恋”が最も重要だが、女は”最後の恋”を大切にする」というセオリーにも通じるものがあります。

これを分かり易くいうと、
女は今の相手にせよ昔の相手にせよ「誰か一人のこと」を強く想っていることが多い。
逆に男は過去の恋愛どれもが強い想い出として記憶されている。

という比較のお話です。

事実この傾向通りに、初恋を扱った韓国ドラマ&映画も比較的に男性主人公のほうが「初恋」に固執する割合が高い気がします。
逆にヒロインは、「初恋」と「新しい恋」の間で揺れ動く描写がとても多いですよね。
この設定が多くの共感を呼ぶ事から推察しても、やはり「男の方がより初恋至上主義」という法則は理にかなっているのかもしれませんね照れ



……ずいぶん、話がそれましたがあせる

あなたにとっての「初恋」は、誰かに淡い好意を初めて抱いた思い出ですか❓
それとも、初めて心から真剣に誰かを愛した経験ですか❓


5月中旬、土曜日の昼下がりチューリップ
記憶の奥にしまった甘酸っぱい想い出を紐解いてみるのもオツなものかもしれませんよデレデレ

勿論、私みたいに「両方が同じ相手」ということもあるでしょうけど……いのしし足あと


それでは、またねバイバイ
アンニョンチュー音符音符