インタビュー:「 全てを詰め込んだ5枚目のアルバム完成」2012年12月25日
2012年12月25日
EMTG:今回の制作は、どんなテンションで進めていったんですか。
ファンキー加藤:制作中はいい雰囲気だったと思いますよ。やりたいことと、見えてる場所がちゃんとあったから、そこに向かって走っていけばいいだけだったので。そこが見えてないと疲れたりしちゃうんですけど、しっかりとビジョンはあったんで、それを具現化していく作業のみということで、すごく楽しく作れました。
EMTG:その「やりたいこと」というのは、たとえば「LIFE IS A PARTY」「夢で逢えたら~I’m feelin’ you~」「最後の人」のように、クラブ・ミュージックのジャンルにぐっと寄ったものも含めて?
ファンキー加藤:そうですね。今回はそういう楽曲が多いんで、すごくノリやすいと思うんですよ。たとえばレゲエっぽいものをやりたいと思ったら、それが得意なプロデューサーさんと共作したり、エレクトロな曲調がほしい時にはあの人と、バラードだったらこの人と、というのが、ずっとやってきてわかっているので。バランスよく、カラフルな作品になったと思います。
DJケミカル:いい感じですね。プロデューサーさんたちがFUNKY MONKEY BABYSのためにやってくれてる気持ちもすごい伝わるし、それも大きいと思います。いいトラックができて、いいメロディーが生まれて、そこにいい詞が乗ってきて。今回はすごく面白くなりましたね。
EMTG:聞くところによると、ケミカルさんも制作には以前より深く関わったとか?
DJケミカル:いや、それほどでもないです。トラックに関しては、もちろんプロデューサーさんと相談しながらなので。
ファンキー加藤:でもね、今回の曲順はケミカルが考えたんですよ。それぞれがホワイトボードに書いて発表したんですけど、正直俺はケミカルの曲順を見た時に「いまいちパッとしねぇな」と思ったんだけど、でも流れで聴くと「うわっ!これめっちゃいいね」って。「さすがDJだね」と思いましたね。サウンド的にも、今世間的にエレクトロというものがすごく浸透していますけど、モン吉&ケミカルはそこらへんの知識に長けてるんですよ。ふたりが中心になってトラックとメロディまで揃えて作ってくれるので、俺は歌詞を乗っけるのみで、すごく集中できましたね。
EMTG:つまり分業というか、それぞれが得意なものに集中してできたと?
モン吉:そうですね。だからメロディの9割方は僕で、サビの歌詞の9割方はファンちゃんです。そのほうが楽だし、変な方向に行かないで済むんですよ。それが一番最短かもしれない。正解への近道がそのやり方だったんで、本能的にそういうやり方になったんですよね。そうしようと話し合った結果じゃなくて、自然とこれしかないというところに落ち着いた結果だったと思います。
EMTG:結果的に、今までのファンモンにはなかったような曲がたくさん詰まったアルバムになりましたね。
モン吉:そうですね。面白いことがいっぱいできたと思うんでうれしいです。
ファンキー加藤:それぞれやりたいことがたくさんあったんで。それが今回すごくいいバランスで入ってます。今のFUNKY MONKEY BABYSの音色やメッセージがしっかり込められてるアルバムだと思います。
EMTG:たとえば、作ってて特に楽しかった曲とかは?
ファンキー加藤:「Journey」はすごく面白かったですね。これはもともとモンちゃんが、『タイタニック』の映画のワンシーンにインスパイアされて、「アイリッシュっぽい曲がやりたい」というのがきっかけだったんですよ。
モン吉:それでデモトラックを2曲出して、1曲はイメージ通りの曲だったんですけど、メロディが乗らなかった。でも試しにもう1曲のほうをやってみたら、そっちのほうがいいものができちゃったんですよ。それがこの曲なんですけど、童謡みたいな不思議な曲になって、結果的にすごくよかったです。
ファンキー加藤: 1曲ずつしゃべりだすとすごく長くなりますよ。たとえば「いいんじゃない」は、実は「サヨナラじゃない」とシングルの座を最後まで争った曲だとか。「Say! Joy!」は「アワービート」に続くエロチックなダブル・ミーニングの曲ですね。
モン吉:「夢で逢えたら~I’m feelin’ you~」はエピック・トランスで、「最後の人」はチルアウト。「PSYレント・ジェラシー」も完全なトランスですね。J-POP好きの人もクラブ・ミュージック好きの人も楽しめるような、面白いものができたと思います。なつかしいと思う人もいるかもしれないし、新しく聴こえる人もいるかもしれないし、いろんな人に聴いてほしいですね。
EMTG:では最後に、2013年1月から始まる来年のツアーへの抱負をおねがいします。
ファンキー加藤:“WE ARE FUNKY MONKEY BABYS TOUR”という、このタイトルをみんなに叫んでほしいんですよ。BABYSあってのFUNKY MONKEY BABYSなので、すごくあたたかいツアーにしたいと思います。お互い励ましあって熱いステージにしたいと思ってるんですけど、それ以上にあたたかい笑顔あふれるツアーにしたいと思ってますね。アルバムもそういうテイストが非常に濃いですし。
モン吉:人間何があるかわからないんで、後悔しないようにやっていこうと思います。
DJケミカル:来てくれるお客さんもそうだし、全員が新しい何かを発見できるような、いいプラスになるような、いい明日を迎えられるようなライヴができたらいいですね。バランスが崩れないように、無理しすぎないように。
ファンキー加藤:思いっきり歌いたいですね、みんなと一緒に。セットリストもばっちりなもの組んで全国周ろうと思うんで、ばっちりな思い出を作ろうと思います。
【取材・文:宮本英夫】
http://music.emtg.jp/special/20121201942519c84
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ファンキー加藤:制作中はいい雰囲気だったと思いますよ。やりたいことと、見えてる場所がちゃんとあったから、そこに向かって走っていけばいいだけだったので。そこが見えてないと疲れたりしちゃうんですけど、しっかりとビジョンはあったんで、それを具現化していく作業のみということで、すごく楽しく作れました。
EMTG:その「やりたいこと」というのは、たとえば「LIFE IS A PARTY」「夢で逢えたら~I’m feelin’ you~」「最後の人」のように、クラブ・ミュージックのジャンルにぐっと寄ったものも含めて?
ファンキー加藤:そうですね。今回はそういう楽曲が多いんで、すごくノリやすいと思うんですよ。たとえばレゲエっぽいものをやりたいと思ったら、それが得意なプロデューサーさんと共作したり、エレクトロな曲調がほしい時にはあの人と、バラードだったらこの人と、というのが、ずっとやってきてわかっているので。バランスよく、カラフルな作品になったと思います。
DJケミカル:いい感じですね。プロデューサーさんたちがFUNKY MONKEY BABYSのためにやってくれてる気持ちもすごい伝わるし、それも大きいと思います。いいトラックができて、いいメロディーが生まれて、そこにいい詞が乗ってきて。今回はすごく面白くなりましたね。
EMTG:聞くところによると、ケミカルさんも制作には以前より深く関わったとか?
DJケミカル:いや、それほどでもないです。トラックに関しては、もちろんプロデューサーさんと相談しながらなので。
ファンキー加藤:でもね、今回の曲順はケミカルが考えたんですよ。それぞれがホワイトボードに書いて発表したんですけど、正直俺はケミカルの曲順を見た時に「いまいちパッとしねぇな」と思ったんだけど、でも流れで聴くと「うわっ!これめっちゃいいね」って。「さすがDJだね」と思いましたね。サウンド的にも、今世間的にエレクトロというものがすごく浸透していますけど、モン吉&ケミカルはそこらへんの知識に長けてるんですよ。ふたりが中心になってトラックとメロディまで揃えて作ってくれるので、俺は歌詞を乗っけるのみで、すごく集中できましたね。
EMTG:つまり分業というか、それぞれが得意なものに集中してできたと?
モン吉:そうですね。だからメロディの9割方は僕で、サビの歌詞の9割方はファンちゃんです。そのほうが楽だし、変な方向に行かないで済むんですよ。それが一番最短かもしれない。正解への近道がそのやり方だったんで、本能的にそういうやり方になったんですよね。そうしようと話し合った結果じゃなくて、自然とこれしかないというところに落ち着いた結果だったと思います。
EMTG:結果的に、今までのファンモンにはなかったような曲がたくさん詰まったアルバムになりましたね。
モン吉:そうですね。面白いことがいっぱいできたと思うんでうれしいです。
ファンキー加藤:それぞれやりたいことがたくさんあったんで。それが今回すごくいいバランスで入ってます。今のFUNKY MONKEY BABYSの音色やメッセージがしっかり込められてるアルバムだと思います。
EMTG:たとえば、作ってて特に楽しかった曲とかは?
ファンキー加藤:「Journey」はすごく面白かったですね。これはもともとモンちゃんが、『タイタニック』の映画のワンシーンにインスパイアされて、「アイリッシュっぽい曲がやりたい」というのがきっかけだったんですよ。
モン吉:それでデモトラックを2曲出して、1曲はイメージ通りの曲だったんですけど、メロディが乗らなかった。でも試しにもう1曲のほうをやってみたら、そっちのほうがいいものができちゃったんですよ。それがこの曲なんですけど、童謡みたいな不思議な曲になって、結果的にすごくよかったです。
ファンキー加藤: 1曲ずつしゃべりだすとすごく長くなりますよ。たとえば「いいんじゃない」は、実は「サヨナラじゃない」とシングルの座を最後まで争った曲だとか。「Say! Joy!」は「アワービート」に続くエロチックなダブル・ミーニングの曲ですね。
モン吉:「夢で逢えたら~I’m feelin’ you~」はエピック・トランスで、「最後の人」はチルアウト。「PSYレント・ジェラシー」も完全なトランスですね。J-POP好きの人もクラブ・ミュージック好きの人も楽しめるような、面白いものができたと思います。なつかしいと思う人もいるかもしれないし、新しく聴こえる人もいるかもしれないし、いろんな人に聴いてほしいですね。
EMTG:では最後に、2013年1月から始まる来年のツアーへの抱負をおねがいします。
ファンキー加藤:“WE ARE FUNKY MONKEY BABYS TOUR”という、このタイトルをみんなに叫んでほしいんですよ。BABYSあってのFUNKY MONKEY BABYSなので、すごくあたたかいツアーにしたいと思います。お互い励ましあって熱いステージにしたいと思ってるんですけど、それ以上にあたたかい笑顔あふれるツアーにしたいと思ってますね。アルバムもそういうテイストが非常に濃いですし。
モン吉:人間何があるかわからないんで、後悔しないようにやっていこうと思います。
DJケミカル:来てくれるお客さんもそうだし、全員が新しい何かを発見できるような、いいプラスになるような、いい明日を迎えられるようなライヴができたらいいですね。バランスが崩れないように、無理しすぎないように。
ファンキー加藤:思いっきり歌いたいですね、みんなと一緒に。セットリストもばっちりなもの組んで全国周ろうと思うんで、ばっちりな思い出を作ろうと思います。
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