こんにちは。
今日、YAHOO!!のトピックスを見ていたら気になる記事が書いてあったので一つご紹介したいと思います。
みなさん、酸蝕歯ってご存知ですか?
今、アメリカでは清涼飲料水などによる酸蝕歯が増大しているそうです。
酸蝕歯とは歯の表面のエナメル質が毎日摂取している食べ物や飲み物によって歯が溶けて薄くなっていく事を「酸蝕歯」といいます。
そもそも、物を食べると酸になり歯の表面を脱壊するのです。(また、虫歯のメカニズムについて説明致しますね)
酸蝕歯は男女、年齢問わずに発症し、歯が欠けてきたり、しみたりするなどの症状をもたらします。それに、日本人の6人に1人が「酸蝕歯」だと報告されています。
酸蝕歯の主な原因として・・・
①清涼飲料水・・・清涼飲料水は酸性度が高く、多くはクエン酸かリン酸が多く含まれているため歯が溶け、酸蝕歯の原因となるのです。
今日、YAHOO!!にもかいてあった記事がまさにこれ!!でした。
アメリカで10~14歳の児童900人を対象に調査した結果、30%(270人)の児童が酸蝕歯のと判明したのでした。
主な清涼飲料水のpHは
乳児用イオン飲料・・・4.1pH
スポーツドリンク・・・3.5pH
コーラ・・・2.5pH
(pH7が中性、、pH7以上はアルカリ性、pH7以下は酸性となります。一般的にはpH5.5以下の酸で歯は溶け出します)
となります。
どれを取っても子供の大好きな飲み物ばかりですね。
大人の方も暑くなって、飲む機会が多くなってきている事と思います。これは気を付けないといけない報告結果です。
②かんきつ類・・・レモン、グレープフルーツ、オレンジなどのかんきつ類はさわやかな香りだけではなくて、クエン酸に由来する強酸があります。過剰に摂取したりすると、酸蝕歯の原因となります。
・・・そう言えば、レモンをたくさん食べる習慣があった時に、歯がキンキンと痛くなった事がありました。これはまさに歯が溶けてる合図だったんですね!!
主なかんきつ類のpHは
レモン・・・1.8~2.4pH
オレンジ・・・2.8~4.0pH
パイナップル・・・3.3~4.1pH
グレープフルーツ・・・3.0~3.5pH
となっております。
女性の大好きなかんきつ類。気を付けないといけません。
③食べる、飲む健康法
ベジタリアン(菜食主義)、ビタミンC剤(サプリメント)、クエン酸、食酢、果実酒、飲泉(温泉を飲むこと)なども酸蝕歯の原因となります。健康ブームにより、ベジタリアン、食酢などの強酸を飲用される人は増えてきていますが、摂取方法を誤ると酸蝕歯の原因となります。
ここで面白いデーターがありましたのでご紹介します。
温泉のpH
蔵王・・・1.3pH
草津・・・1.7pH
玉川・・・1.175pH
箱根湯本・・・8.4pH
湯河原・・・8.4pH
熱海・・・7.7pH
となっておりました。
同じ温泉ですが、こんなにもpHが違うなんてビックリですね。
ぜひ、飲泉される時はpHを注意して見てください。
最近、私のブームに「ところてん」がなり、1日1~2回は食べていましたら、院長に酸蝕歯の原因になるよっと教えてもらいました。
何事も、過剰に摂取する事はよくありませんね。
④職業、環境
硫酸、硝酸、塩酸などを取り扱うメッキ工場、乾電池工場などで働いている人は発症した酸によって酸蝕歯になる事があります。
また、ワインを大量、頻繁に試飲するワインテイスター、pHの調整されていない塩素消毒を行われているプールで水泳をする人にも酸蝕歯が見られることが分かりました。プールも言われてみれば・・・っと言った感じですね。ナットク!
⑤その他
拒食症、過食症、ドライマウス(口腔乾燥症、唾液分泌の低下)によって酸蝕歯になることがあります。
酸蝕歯のリスク要因をオッズで表すと・・・
かんきつ類(1日2個以上)・・・37
おう吐(週1回以上)・・・31
リンゴ酢(週に1本以上)10
スポーツドリンク(週に1本以上)4
ドライマウス(安静時唾液量0.1ml/分以下)・・・5
となりました。
今の季節、花粉症でお鼻が詰まり、お口を開けて寝てしまう方は多いかと思います。(私もそうなのですが・・・)なるべく口での呼吸を気を付けたいですね。
では酸蝕歯にならない様に予防についてお話したいと思います。
ジュースなどの清涼飲料水の予防方法として、お口の中に長く飲み物を置かずにストローで口の奥にあてて飲むなど、飲み方を工夫するか、摂取頻度を少なくすること、寝る前に飲まないことなど摂取時間を考える必要があります。
強酸性の飲食物の摂取方法は、摂取後、歯の表面が酸によって軟らかくなってしまいますので、急いで強く磨いてしまうのは×なのです。一度、お茶や水などでお口の中を中和して歯を磨いてみましょう。キシリトールのガムを噛むことも効果的ですよ。
これが私の一番のおすすめです。
歯科医院で定期的に検診を行い、歯の表面に異常がないかチェックを受けることです。また、その時歯科衛生士よりブラッシングの注意点、予防処置、生活環境のチェックなど受けることをオススメします。
何事も大事に至る前に、「早期発見早期治療」することが大切です。
ましてや、大切な小さいお子様をお持ちのお父さん、お母さん。子供の虫歯は親の責任です。世の中の大人が自分の歯ですら管理しきれていないのに、こんなに小さいお子様が管理出来ると思いますか?
だからと言って肩に力を入れる必要はありません。
毎日の歯ブラシとお子様と一緒に「予防歯科」として歯医者さんへ通って下さい。
私たちは患者様と一緒に頑張って行きたいのです。
私たちも「歯医者さんなんて大っ嫌い~。」なんて言われない様に、そして「歯医者さんは遊ぶところもあって、やさしいお姉さんもいるから好きっ。」って言ってもらえる様に頑張ります!!
そしてお父さん、お母さん、一緒にかわいいお子様に「白い健康な歯」をプレゼントしてあげましょね・・・♪