ケース4 50代 男性 Sさま


初診時、左下67に痛みを感じて来院。左下67にはFCK(金属の被せもの)が入っており、10年以上

前に他院で被せたとのこと。

疲れた時には左下顎全体に痛みを感じる。

初診時のレントゲンで左下6の近心には歯周病により骨が無くなっていることが確認できた。

よって、左下67を残すことは困難と判断し、抜歯した。




初診時オルソsai EXT後オルソsai

  初診時のレントゲン  ⇒⇒⇒⇒⇒⇒ 抜歯後のレントゲン



―今日はよろしくお願いします


はい。よろしくお願いします。


―まず、インプラントをいつ頃お知りになりましたか?


ちょっと分からないですね・・・。

けど、この歯医者に来た時は知ってました。


―ご自身でインプラントをしようと思って、院長より

説明を受けた時の感想はどうでしたか?


インプラントを考えはじえてから、自分でインターネットで少し調べていたんですよ。だから、院長先生からインプラントの説明を受けても直ぐに理解が出来て、インプラントを入れると入れ歯を入れなくてすむし、

楽になるなぁって思ってました。


―入れ歯ではなく、インプラントにした理由は?


やっぱりまだ、美味しく食事をしたいなって。

私の周りで、入れ歯を入れた人の多くの人が合わないって言うんですよ。合わないのは嫌ですね。



―手術の日が決まって、当日までに体調不良とか緊張とかはありましたか?


緊張はないです。

今、思えば下の奥歯を2本抜いた時に、そのせいかバランスを崩して、ものすごく首筋が張った事がありました。針とか接骨の専門家の人に頼んでも治らなくて大変でした。


―痛みは肩こりみたいな感じですか?


肩こりと言うか、首筋から頭にかけて痛かったです。

やっぱり、歯を抜いて噛めなくなって、噛む事の大切さが分かりましたね。


―土台になる骨を作られましたが、その手術方法についてどう思われましたか?


先生にお任せって感じですね(笑)

画像を見ながら説明を受けましたし、自分でも骨が無い事は分かっていましたし。

骨を補充するのはわかりました。


~サイナスリフト手術法とは?~


サイナス1 サイナス2

上顎洞(サイナス)と歯槽骨⇒⇒⇒歯槽骨の吸収が見られる⇒⇒⇒



サイナス3 サイナス4

○・・・インプラント埋入可能⇒⇒⇒⇒この部分(オレンジ色の部分)に⇒

×・・・インプラント埋入不可能     骨の補填剤を入れたことにより

                      インプラントの治療が可能となる。
 
サイナス5

歯が装着されて、普通に噛むことが

可能となります。


―手術中、音とか振動は気になったり怖くはなかったですか?


やっぱり緊張はありましたね。

顔に近いところの手術じゃないですか。

どんなことをやっているか想像はつくし、初めての経験ですし、怖いって言うより緊張したって感じでした。


―今回、Sさまはサイナスリフト手術法も行い、手術時間は多少多くかかったと思いますが、口を開け続けることは辛くなかったですか?


辛かったですね・・・。


―手術後の痛みはどうでしたか?


想像していたよりも痛くなかったですね。


―痛み止めのお薬をお出ししたと思いますが、お飲みになりましたか?


手術をした最初の晩だけ飲みました。

でもそれは痛くなったから飲んだのではなくて、痛みがでるのが嫌なので先に飲んだのです。

翌日は痛みが無かったので飲みませんでした。


―腫れはありましたか?


無かったです。まぁ、多少はあったのかも知れませんが、腫れて顔が変形するような事は無かったです。


―では、気になるような腫れでは無かったのですね?


はい。


―手術が終わって、何を一番感じられましたか?


院長先生から、まれに経過が悪化することは聞いていたのですが、院長先生の指示通りにしていて、費用をかけたから経過が上手くいく事だけを願っていましたね。


―お食事が普段通りいかなかったと思いますが、帰られた晩のお食事はどうなさいましたか?


食事はしました。おかゆですけどね。


―おかゆ以外の食事は次の日からですか?


次の日消毒に来て、院長先生から普通に食事を取っても良いと言われて食べました。噛むことは出来ませんでしたが、家族と一緒の物を食べました。


―インプラントに変わってから、精神的な変化はございましたか?


やっぱり歯周病と言う自覚はありましたから、インプラントになって気を付けないといけないなぁと。

もうひとつは、歯周病が循環機能に与える病気が心配でした。


―そうですね。心筋梗塞や脳梗塞などがありますね。


以前に人間ドックに行き、心筋梗塞や脳梗塞の心配があると言われたので。

ひとつリスクが減ったかな?って思っています。


―他に生活習慣病やストレスなど身の回りの事から予防ができますね。

では、歯のお掃除は頑張っていますか?


はい、頑張ってやっています。

はみがき


―手術前からメンテナンスまでお話を伺わせて頂きましたが、当院のスタッフに「こうして欲しい」と言うことはございますか?


特にはないです。

院長先生にも良くして頂いたし、説明もきちんとして頂きましたので。


―では手術の事についてはご納得して受けられたと言うことですね?


はい。随分説明して頂く時間を持って貰いました。


―インプラントとサイナスリフトを受けて、これからインプラント等を考えていらっしゃるみなさまに「これだけは言っておきたい」と言う事 はありますか? 


歯ごたえが変わりました。健康だった時の自分の歯が一番良いのは 良くわかりましたね。歯が揺れていた時に比べて 食事が美味しくなりました。時々 食事中、野菜など硬いと思う時がありますね。

けど、院長先生からすごく硬いもの、そう、するめなんかは禁止と言われましたから、食べなくなりました。


―味覚などは変わりましたか?


いいえ。味覚の変化はありませんでした。


―今は肩や頭の痛みは無くなりましたか?


全く無いです。


―よかったですね。


はい。あの痛みは何だったのかな?と、歯の影響だったのかな?って思っています。


―そうですね。歯は全身のバランスを整える役割も

していますからその影響も考えられますね。

これからは少しでも体調がおかしいと思った

ことがありましたら、直ぐにご連絡下さいね。


はい。ありがとうございます。




~インタビューを終えて~


今回は初の男性からのインタビューでした。

女性の方からの入れ歯に関するご意見で一番多かったのは「旅行先、友人の前で入れ歯を外せない」と言った事でしたが、男性の方達は「入れ歯が合わない人が多い」と言うご意見でした。

やはり、男性と女性のご意見は違うと感じました。

けど、男性女性問わず同じ意見は、「入れ歯を入れる事によって美味しい物が食べられない」と言うことです。

誰だって入れ歯は嫌な物ですよね。

今回、インタビューに答えて頂いたSさまは、インプラントと一緒にサイナスリフトという難しい手術も行いました。

従来、骨が無くてはインプラントが打てないという事が言われてきましたが、当院では、世界で最も新しい骨造成を行い、インプラントが長期的に維持できるように手術を行っています。

医療も日進月歩、進んでおります。

私たちも今の自分に驕らず、日々勉強をして、患者様には最良の歯科治療を施していきたいと思っております。