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やっと和解となりました…
これでスッキリすればいいですね…
がん免疫治療薬「オプジーボ」を巡り、ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶(ほんじょ)佑(たすく)・京都大特別教授が小野薬品工業(大阪市)に特許使用料の分配金262億円の支払いを求めた訴訟は12日、大阪地裁(谷有恒裁判長)で和解が成立した。京大と小野薬品が明らかにした。
双方によると、小野薬品が本庶氏に解決金50億円を支払うほか、大学に230億円を寄付して「小野薬品・本庶 記念研究基金」を設立することで合意した。 地裁が9月に和解案(内容は非公表)を提示し、双方が和解協議を続けていた。
訴状などによると、本庶氏が求めているのは米製薬会社「メルク」が小野薬品に支払う特許使用料の一部。本庶氏側は小野薬品に支払われた使用料の40%分を受け取る約束があったが、実際は1%しか支払われていないと主張した。
一方、小野薬品側は「本庶氏に40%分の支払いを提案したことはあるが断られた経緯があり、契約は成立しなかった」などと反論していた。【松本紫帆、松本光樹】