①財務分析のフレームワーク:5 Foreces | 証券アナリスト二次試験受験ブログ

①財務分析のフレームワーク:5 Foreces

◆5 Forces


(1) 参入の脅威
①規模の経済
・一定期間内の生産絶対量が増加するほど製品の単位あたりコストが低下する業界では、既存企業が既に十分な規模の経済性を確保している→新規参入は難しい
②先発企業の優位性
最初に参入した企業が業界標準を確立した場合や、学習効果により絶対的なコスト優位を確立した場合→新規参入は難しい
③流通チャネルの確保
既存企業が流通チャネルを確保している場合→新規参入は難しい
④法的障壁
免許規制や特許権あるいは著作権という法的障害



(2)既存企業間の競争

①産業の成長率
・産業が急速に成長→既存企業はシェア維持で成長達成
・産業の成長が停滞→競争相手からシュア奪取→企業間競争
②集中度と競争業者のバランス
・寡占状態→競争は生じにくい
・業界が小規模な企業で細分化→競争は生じやすい
③差別化と切り替え費用
・製品・サービスが差別化、他社への切り替え費用が高い→価格競争は生じにくい
・似たような製品・サービス、切り替え費用が安い→価格競争
④規模の経済・経験の経済
・学習曲線の傾きが急な企業やその他の規模の経済が働く企業→生産量増大によりコスト低減可→価格競争参入を誘引
⑤超過生産能力と退出障壁
需要に対し、超過生産能力保有→価格下げ需要増加の誘引



(3) 代替品・サービスの脅威

その機能を代替する製品・サービスが存在→代替品との価格競争
(例) 国内線航空会社→業界内競争+鉄道と競争



(4) 買い手の交渉力
①価格感応度
製品・サービスが差別化されておらず、切り替え費用が少ない→買い手は価格に対してより敏感
②相対的な交渉力
自動車メーカーが部品メーカーから部品を購入する場合、複数の代替メーカーから選択できること、切り替え費用が低いことにより、強い価格交渉力を持つ



(5) 売り手の交渉力
売り手の数が限られている場合、代替品がない場合、売り手の交渉力は強い
(例) インテルは、パソコンメーカーに対して相対的に強い価格交渉力






≪参考≫

経営学実践講座 第11章 競争戦略論

http://www.initiaconsulting.co.jp/archives/management/2_11.html

@IT情報マネジメント用語辞典[ファイブフォース]

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/fiveforces.html