「狩りと摘み」(罪と罰じゃありません)

「狩り」
1 鳥獣を追いかけて捕らえる。狩りをする。「鹿を―・る」
2 罪人などを捕らえるために捜し求める。「山を―・る」
3 花や草木を、観賞するために尋ね探す。「桜を―・り、紅葉を求め」
「狩り」というのは「草花を眺めること」の意味をさし、平安時代には実際に紅葉した木の枝を手折り(狩り)、手のひらにのせて鑑賞する、という鑑賞方法があった
「摘む」
1 (「抓む」とも書く)指先や爪の先ではさみとる。つまみとる。「茶を―・む」「花を―・む」
2 (「剪む」とも書く)はさみなどで物の先を切りとる。「枝を―・む」「髪を―・む」 ...

ブルーベリーの栽培が順調に進み1979年に農園での収穫を一般に公開・宣伝することに
そこで出たのが冒頭の「狩り」と「摘み」なのです

果物の収穫を「みかん狩り」・「イチゴ狩り」・「りんご狩り」と称し宣伝しているのが一般的であったため 普通なら「ブルーベリー狩り」とすんなり行くところでしょう でもねぇ...
こんな可憐で愛らしいブルーベリーの実を「狩る」はないでしょう!とDaddyは猛然と反対し「ブルーベリー摘み」を推し進めたんです

その論たるや今考えると結構冷や汗物で
「果物の収穫にケモノ偏の狩りはないでしょう」(紅葉狩りが古来からの鑑賞方法と言うのは知っていたが花札の紅葉に鹿の絵柄がどうにも好きでなかった)
「オヤジ連中はターゲットじゃないでしょ 女子はやっぱり可愛らしく摘むでしょう」(今だったら正真正銘のセクハラ発言ですね)といったものでした

でもって日本初の「ブルーベリー摘み」が始まった訳なんです
$「ジェフが好き千葉が好き」-BB摘み

皆さんはどう思います「ブルーベリー摘み」と「ブルーベリー狩り」

※花札の紅葉がなぜ嫌いかって?
鹿がそっぽを向いているように見える10点の札を「シカト」って言い この言葉を「他人を無視」するときに使うのがどうにも許せないDaddyなんです
$「ジェフが好き千葉が好き」-紅葉10点