日本動脈硬化学会は、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患の予防や治療の指標から、総コレステロールをはずし、悪玉コレステロールといわれるLDLーコレステロールなどを判断基準とする新しい診療ガイドラインを福岡市で開かれた同学会理事会で承認した。


高脂血症というと診断基準は、一般的に総コレステロールが使われており、220mg以上を高コレステロール血症として、心筋梗塞などを防ぐためには220mg未満に抑えるよう薬の服用をさせてきた。


しかし、高コレステロールの中でも、善玉のHDLーコレステロールが多い場合には、LDLーコレステロールは通常より低く、動脈硬化につながりにくい事が判っており、日本人にはこうしたケースが多く、総コレステロールを基準にすると必要以上の投薬が行われるなどの問題があったため今回の承認となった。


血圧にしても高脂血漿にしても基準を超えただけで薬を服用させる医師が少なくない現状です。


こうした現状を医師自身が見つめ直す時期がそろそろやってきたようです。