赤ちゃんの姿が見えない!!

そんな不安を抱えつつ、私の妊婦生活は始まった。。。

 

結婚していない二人にとって思いがけない妊娠。

正直、不安や戸惑いもあった。

でも、それ以上に親となる喜びのほうが大きかったかな。

 

「ここに赤ちゃんがいるんだぁ~」なんて思いながらまだ小さいお腹を触ったり、

毎日、妊娠の本を読んで勉強したり、

彼と子供の名前考えたり、(早すぎですが・・・(笑)

彼もいろんなこと手伝ってくれて、

毎日毎日が、すごく幸せだった。

 

でも、この幸せも長くは続かなかった・・・・・・。

 

去年の12月12日、大安の日。

私と彼。そして、彼の両親の4人で私の実家へ。

そう、私の両親へ結婚のご挨拶に行ったのです。

もともと私の両親も彼の両親も以前から結婚は了承済みだったので、

挨拶の必要もなかったのですが、形式上ね・・・・・

 

みんな私の妊娠を喜んでくれて、

「お腹が大きくなってデブになる前に式挙げなきゃね(笑)」なんて冗談言ったり。

みんなが私たちの結婚を喜んでくれて、すごく嬉しくて幸せな日だった。

 

でも、そんな幸せの絶頂から一転、次の日には辛い結末が待っているなんて・・・・。

 

12月13日。

その日は仕事でした。

職場の人と昨日の話しをして盛り上がったり、いつもの日常。

しかし、休憩時間に何気なく入ったトイレで、少量の出血を発見!!

「・・・・・・エッ???血??」

以前から本を読んでいたので、出血することの重大さは知っていた。

ものすごく慌てた。

手も足も小刻みに震えている。

 

すぐ彼に電話して、出血してしまったことを伝えた。

明らかに動揺している私に彼は「すぐにでも病院へ行け」と言った。

でも、そう簡単には仕事を抜けるわけにはいかない。

まだその時は出血も少量だったこともあり、

もう少し様子を見てからということになった。

 

でも、数十分後もう一度トイレにいってみると、

出血の量が増えていた。

しかも、先ほどとは違い色もはっきりとした赤になっている・・・。

 

もう限界かも。。。。

上司に事情を 話し、早退させてもらった。

 

家に帰り、急いで病院へ。

その間も出血は続いていた。

 

病院に着き、受付で出血のことを伝えた。

順番を待ってる間も、落ち着かない。

 

流産の二文字が頭をよぎる。

そんな自分に「出血はあるけど、腹痛はないから・・・大丈夫!!」

そう言い聞かせる。

でも、足はガクガク震えて止まらない。

 

そして、ついに私の番がきた。

出血があるということで、診察室に入るとすぐに内診をした。

まずはお腹から超音波検査をしてみる。

赤ちゃんの大きさが小さい。

この間とほぼ変わらぬ大きさ=成長してないということだ。

念のため、膣からも見てみる。

「ん~やっぱり大きくなってないね・・・・出血もしてるし・・・・。」

それが先生の言葉だった・・・・・。

 

          つづく。。。。。