クリストファー・プリーストの6冊目の長編であり、夢幻諸島シリーズの初めての長編でもあります。
出版当初を振り返った2015年の著者による序文が冒頭に掲載されていて、読後に改めて読むと何とも感慨深いものがあります。
プリーストの作品らしく、一筋縄ではいかない構成、何が虚で何が実かは読む者に委ねられ、ある意味では乱暴に放り出されてしまいますが、それがまた心地よい訳ですが・・・
それにしても描き出される夢幻諸島の情景は実に蠱惑的で、たとえ戻れなくなっても訪れてみたいと思わせられるは、これまでどおりシリーズ最大の魅力ですね。
SF好き以外の人にも読まれて欲しい作品です。
これまでにブログに感想を書いたプリーストの作品は、
「魔法」「奇術師」「双生児」も読んでいますが、ブログに感想は書かなかったみたいです。
