見た,読んだ,聞いた

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日々のあれやこれや

クリストファー・プリーストの6冊目の長編であり、夢幻諸島シリーズの初めての長編でもあります。

 

出版当初を振り返った2015年の著者による序文が冒頭に掲載されていて、読後に改めて読むと何とも感慨深いものがあります。

 

プリーストの作品らしく、一筋縄ではいかない構成、何が虚で何が実かは読む者に委ねられ、ある意味では乱暴に放り出されてしまいますが、それがまた心地よい訳ですが・・・

 

それにしても描き出される夢幻諸島の情景は実に蠱惑的で、たとえ戻れなくなっても訪れてみたいと思わせられるは、これまでどおりシリーズ最大の魅力ですね。

 

SF好き以外の人にも読まれて欲しい作品です。

 

 

これまでにブログに感想を書いたプリーストの作品は、

 

 

 

 

 

「魔法」「奇術師」「双生児」も読んでいますが、ブログに感想は書かなかったみたいです。

ジェイムズ・P・ホーガンの巨人たちの星シリーズの最終作。

2005年の作品ですが、長らく邦訳がなされず、2024年にようやく出版されたものを、ようやく読みました。

 

「星を継ぐもの」以来のシリーズのファンとしては、なんとか義務を果たしたというところ。

 

もう来年は月で「ルナリアン」が発見される訳で、いまさらこのシリーズを初めて読み通そうと思う人はそう多くないでしょうが、SFらしいSFの一つなので、ぜひチャレンジしてもらいたいですね。

 

 

 

U-NEXT で観ました。

 

前半は畳みかけるようなアクションシーンの連続の中、アメリカの移民政策への風刺が激しく繰り広げられます。

 

一転して現代パートになってからは、ディカプリオのダメおやじっぷりが最高のみどころではありますが、前半のトゲはほとんど消えてしまい、個人的な理由でのこじんまりとしたバトルになって終わってしまうのは、ちょっと残念でした。

 

 

U-NEXT で観ました。

 

もうネタバレを気にする時期ではないので、未見の方はご容赦下さい。

 

こんなに吸血鬼モノの古典のお作法に忠実な作品だということに驚きました。もっとはちゃめちゃなのかと思ってました。

 

音楽も素晴らしいので、ホラーが苦手な人もサントラで楽しんでもらいたいですね。

 

よく似た作品として「フロム・ダスク・ティル・ドーン」が引き合いに出され、実際影響を受けているということですが、私はブルースと悪魔のエピソードというと、「オー・ブラザー!」が真っ先に思い出されました。使われている音楽の傾向なんかも、後者の方が似ていますし。