気付いた時には手遅れなほどに。以前に同じような後悔を感じたから、そんなことを二度としないようにと誓って、好きになったのに、それは思った時点で手遅れでした。
あなたが、そしてあたしが傷つかないための最大の防御壁を築こうとしたのに、できませんでした。勝手に増進する自分の気持ちを止め方も分からず、すごしてきました。
何かおかしかったのかもしれません。気持ち悪い、と、デタラメだと思ったかもしれません。
でも、あたしにはそれしかやり方がわかりませんでした。
歯止めが必要でした。あなたの言うことがだんだんと、冷たく感じ始める自分をセーブする何か。うまくいきませんでした。
外は雪が降っています。積もっています。あのときも雪だったな、と思い出したりしながら、今のあたしはなくしてしまったのだな、と気付きます。
こんな風になりたくなどありませんでした。こんな形は望んでいませんでした。どんなに責められようと、あたしは望んでいなかった、それは事実です。
あなたと出会って、わかったと思ったことは何かあたしの勘違いのようなものだったのかもしれませんね。あたしは、あなたを知ろうと、知りたくて、考えてました。
あなたに抱かれないと不安が募っていました。切実に、探してしまいました。
はちきれそうなほど、あなたに対するあたしのすべては、あたしそのものになってしまっていました。
待つのは辛いです。
その結果が怖いのです。あなたに、あいたい気持ちばかり強くなるのに、怖いのです。あなたのそばにいたいのはあたしの傲慢なのだと、感じています。いつも、いつもあたしを優しく抱いてくれた両手はここにありません。
あたしがすべてを無にしたのです。理由が見当たらないのです。力も、手段もわからない。くるしいだけです。
スカスカします。
いれものには何も入っていません。入っていたものはいなくなりました。
そんなに強くなかったのでしょうか、いいえ、あたしは、弱いわけではないんです。
そして、あたしは卑怯です。最低です。
失うのは嫌です。
ひとりぼっちは嫌です。
みつからないのです。
あなたがいないから、穴が開いて風邪が吹き抜けて、しまう。あたしは、笑います。壊れたように笑い、それから泣きます。
そのままです。そのまま目を閉じると、何も見えない世界へかわります。
傷跡すら見当たりません。
だから、辛くなります。
だれかじゃなくてあなたに、ただあなたに、言って欲しいのです。
届きますか?神様、あたしの願いを聞いてくれますか?
おねがいです。たすけて…下さい

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