今週はファイターズ関連の動きが慌ただしかった1週間でもありました。

 まず、オリックスを自由契約公示された金子投手にスピード交渉でわずか2日後には入団決定。

 翌日にはカブスからハンコック投手の獲得を発表。

 その翌日にはトンキンの退団が決定(2年契約でしたが保有権を破棄かな)

 まあトンキン、シーズン終盤の印象が悪すぎたからねぇ。観戦試合で登板すると毎回失点してたから…

 そして昨日は台湾の大王こと王柏融(ワン・ボーロン)選手を獲得。


 この補強、個人的には全部意味のあるものだと思ってます。

 まず金子投手は先発ローテ入れる力は十分あるし、若手投手陣の見本にもなって本人にも復活のためのいいきっかけになってほしいと思います。

 ハンコック投手は中継ぎでの起用ということから、トンキンの尻に火をつける役割もあったでしょう(ただ翌日トンキン退団なので入れ替わりだったのかも)

 王柏融選手はアルシアの代わりでしょうが、3年契約なので長期的にも見ていく考えでしょうね。


 とまあ、本来の本題から逸れてましたが、先日の観戦試合に続き今回は非観戦試合の個人的主観で振り返り。

 もちろん全試合見ているわけではないので何でこれ選んでないの!?というツッコミは予想してますが(爆)



 1:8点差をひっくり返されるサヨナラ負け…悪夢の4.18事件(4/18 メットライフドーム 対西武)


 前日は東京ドームの試合を観戦していていい勝ち方をし、その勢いのまま8回表までは8-0とリード。

 好投した高梨から継投に入るが、上原田中豊が大誤算。

 四球やタイムリーなどで一気に7点を返され、最終回も石川直がアウトを取れないままサヨナラ負け。

 最大8点差をひっくり返される、西武の打線の怖さと継投の難しさを感じる試合でした。

 ただ、この試合があったからこそ、今年は優勝争いとAクラス入りができたのではないかと思っています。



 2;清宮幸太郎、プロ1号は高卒ルーキーのデビューから7試合連続ヒットのプロ野球新記録!(5/9 京セラドーム 対オリックス)


 ついに出た、待望の1号。

 前日に高卒ルーキーのデビューから6試合連続安打のタイ記録を打ち立てた清宮

 迎えた2回の打席の初球、ディクソンのスライダーをライトスタンドへ叩き込むプロ1号!(動画あり

 同時にプロ野球新記録も樹立!中田の1000安打、チームの大勝(あと内川も2000安打と記録ラッシュ)と、ともに花を添えた。



 3:上原、プロ初安打がホームラン!第2の故郷で投打に活躍し交流戦勝ち越し(6/18 マツダスタジアム 対広島)


 雨による振替試合は今季の日本ハムの交流戦最終戦。

 先発の上原が5回1失点で試合を作るだけでなく、5回の第2打席で何と野手顔負けのプロ初ホームラン!(動画あり

 高校時代を過ごした第2の故郷広島で投打に存在感を見せ、チームの交流戦勝ち越しを決めた。

 この活躍と前回の西武戦の粘投で、4.18事件の悪い印象はなくなりました。



 4:那覇のミラクル!最終回に繋いで見事なサヨナラ勝ち!(6/27 セルラースタジアム 対ソフトバンク)


 ファイターズ初の沖縄主催試合。

 8回まで無得点と敗戦ムードが漂う中、9回に登板のからまずはアルシアが反撃の狼煙。

 2アウトと追い込まれるがそこから粘りを見せて繋ぎ、田中賢の同点タイムリー!

 延長になったら守備どうすんだ!?と思った中、制球が定まらない森から最後は大田泰示がサヨナラ押し出し(なお、バッターボックス外したのにボールだったし)

 この試合で石川直がプロ初勝利!



 5:対ソフトバンク戦7連勝!同一カード3タテで井口がプロ初勝利!(7/22 札幌ドーム 対ソフトバンク)


 終盤の点の取り合いで試合の流れがどちらに傾くか分からない状況。いや、惨デーなのでむしろファイターズが不利か。

 そんな中、8回裏に2点を勝ち越したファイターズはそのまま逃げ切りこのカード3連勝!

 対ソフトバンク戦は那覇→東京(鷹の災典)→札幌と怒涛の7連勝。

 また8回のピンチを凌いだ井口が待望のプロ初勝利を挙げた。



 6:釧路の猛攻に続く、帯広の奇跡で道内シリーズ2連勝!(8/1 帯広 対ロッテ)


 前日は初回10点というわけ分からん展開で大勝。

 打って変わって今日は先発有吉の前に8回表終了まで6点のビハインドと苦しい展開。

 だが拳士のソロHRを皮切りに一気に1点差まで詰め寄ると、最終回は近藤の同点打、最後はキャプテン中田のサヨナラ打(動画あり )でこの道内シリーズを連勝で終えた。



 7:大地震後初の札幌ドームの試合、ロドリゲスの好投で道民に元気を(9/14 札幌ドーム 対オリックス)

 

 北海道を襲った大地震の影響で中止が何試合が続き、久々の札幌ドームでの試合。

 先発を任されたロドリゲスが6回まで好投を見せ、鶴岡の2本のタイムリーなどでそのまま逃げ切って勝利。

 北海道の人々に元気を与える1勝で、最後まで優勝争いを続けてほしい!

 

 

 8:ソフトバンク大敗で西武の優勝が決まる中、サイレントK石井裕也・引退登板を白星で飾る!(9/30 札幌ドーム 対西武)

 

 西武がM1で迎えた札幌4連戦。ソフトバンクの試合と同時進行で進む中、ファイターズは先発杉浦の力投で中盤までリード。

 そして迎えた7回、からマウンドを引き継いだのは、本日が引退登板となる石井裕也

 奇しくもバッターは高校の後輩の秋山という巡り合わせ。

 5球目をレフトフライに打ち取り(動画あり )、真剣勝負をしめくくって試合もファイターズが勝利。

 だがソフトバンクが試合途中で大敗し、西武の優勝が決まってしまう。

 なお、ソフトバンクに引導を渡したのが、トレードでロッテに出したのグランドスラムだったというのも巡り合わせか。


 9:ファイターズ最高~!矢野謙次、ファイターズ愛を忘れない。最終打席は代打でヒット(10/10 札幌ドーム 対ロッテ)


 石井裕也に続き、この試合でユニフォームを脱ぐ決断をした、松坂世代の一人、矢野謙次

 代打の切り札として約4年ファイターズでプレーし、この試合も代打で登場。

 追い込まれた中でも唐川のボールをレフト前へ打ち返し(動画あり )最終打席をヒットで締めくくる。

 セレモニーでも最後は「ファイターズ最高~!

 なお私の矢野の思い出は2016年6月15日、横浜スタジアムで山崎から打った2ラン、プロ最後のHRを現地観戦できたことです。



 というわけで、観戦していないので自然と負け試合の数は減りますよね。

 でも4.18はあえて書かないといけないと思いました。

 来年はどんなプレーが出るか、今から楽しみです!