メリーランドでどたばた

メリーランドでどたばた

アメリカ メリーランド州でのどたばた暮らしの記録です。

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早朝、アパートのゲストルームをチェックアウトしました。

昨日飾りつけていたロビーのクリスマスツリー。遂にこのアパートともお別れです。

本当にお世話になりました。さよなら。

 

夫の車でワシントンの空港に向かいます。

この場所、この時期に珍しく、大雨です。ワシントンのラッシュアワーを通らなければならない上に、雨で交通事故が多発。大渋滞です。飛行機に間に合うかどうか、かなり怪しい感じでハラハラしましたガーン

 

チェックイン締め切りぎりぎりの時間に、空港に滑り込みました。

事故に巻き込まれなくて良かったDASH!

車のディーラーさんが入り口で待ってくれていて、すぐに引き渡しを終えました。この対応がなかったら、本当に乗り遅れたかも・・・ありがたかったです。

 

ラウンジで一息ついて、無事飛行機に乗れました。

そこからは日本の航空会社のサービスに癒されながら、13時間の休息です。

 

成田に到着。

ただいま!

 

入国手続きをさくっと終え、荷物を受け取って外に出たら、別送品の申告書を提出します。これをしないと、引越し荷物が着いても通関できません。

 

それからスーツケースをホテルに送り、NTT docomoの窓口で、停止してもらっていた携帯番号の復活の手続きを済ませ、成田エクスプレスに乗って東京のホテルへ。

 

大浴場のついたホテルがとれたので、まずはお風呂に入ります。

はあ、夢にまで見たお風呂温泉

心底ほっとした・・・

 

明日は朝から家探しです。

体は疲れますが、不動産やさんとはしっかり打ち合わせできてるし、送ったスーツケースが届くかどうかやきもきする必要もないし、胃が疲れたら軽い食事がどこでもできるし、精神的にはかなり楽です。

本当に帰って来たんだな~笑い泣き

ボルチモアで過ごす最後の日。

銀行に行き、私の車を手放し、アパートの点検、退出手続き、挨拶を済ませました。

 

あっという間に夜です。

思ったより忙しくて近所を歩く時間がなかったので、外出して、ラストディナーをとることに。

 

あいにくの雨ですが、気温は20℃近くあり、かなり暖かいです。

去年の今頃はもう氷点下だったのに。

 

やっぱり最後は、一番お世話になったこのエリアで、シーフードを食べたい。

ということで、オイスターハウスに入りました。

 

ここは人気店なので、あっという間にいっぱいになります。

古いオイスターの缶がかわいい。

 

まずは生ガキ&ハマグリ。

Old bayスパイスの効いたブラッディマリーも、味わうのは最後でしょう。

 

メインは巨大なクラブケーキと、帆立のソテー。

クラブケーキも、店ごとに全然違うルックスと味を、あちこちで楽しみました。

甲殻類と、イモをとにかく食べた2年と少しだった・・・

 

満足です。

行列のでき始めたお店を後にし、街を少しだけ歩いてまわって帰ります。

クリスマスに向けて、ちょっとずつキラキラが増えてきました。

 

もう少しぷらぷらしたいところですが、明日は早朝出発、長いフライトが待っています。

最後の荷造りをして寝ましょう。

サンクスギビングのお休みが明けました。いよいよ引越しです。

 

約束の時間どおりにヤマトさんがあらわれ、入り口で靴を脱ぎ、航空便・船便・置いていくものと分類を把握したら、音もたてずにさくさくと作業を始めました。

前日まで荷造り、不用品の処分と忙しかった私達は、今日はあまり出番はありません。

部屋の中はまさにカオス・・・

 

梱包した荷物を運び出しを始める頃、夕方遅い時間に来て欲しいといった家具のレンタル屋さんが、早めに引き取りに来てしまいました。

まさかの業者さんかぶり

 

レンタル屋さんは典型的な地元のお兄さんで、ヤマトさんのトラックをどかせと言い、土足でどかどかと入ってくると、対象の家具をひっくり返してかつぎ出しました。

ソファのクッションは投げる、家具はあちこちぶつける、逆さまで梱包もせず、台車でよろよろと持っていく・・・あんぐりうさぎ

この滞在の間にすっかり慣れた、アメリカンなお仕事ぶりです。隣でヤマトさんがきっちり働いているのを見ると、やっぱり日本の引越し会社は安心だなぁとしみじみ思います。

 

途中、航空便に入れた炊飯器が、リチウム電池を搭載しているかどうか確認していなかったことに気づき、慌てる場面もありましたが、これもヤマトさんの事務所との連携で、うちの炊飯器はセーフと確認していただけました(私のせいです、スミマセンガーン)。

 

最後に、大量のパッキングリストを確認、サインして終了です。

物を減らしたつもりでしたが、結局来たときと同じ、60カートンの荷物になりました。

日本の部屋に入るだろうか・・・汗

 

これから出国までの間、ゲストルームがとれたので、そちらに荷物を移動します。

 

空になった部屋を、掃除してきれいにしました。

大好きだったこの景色も見おさめです。

今まで本当にありがとう。

 

だいぶ日が経ってしまいましたが、帰国前にあったことを書きとめていきたいと思いますてへぺろうさぎ

 

本格的なクリスマスのデコレーションにはまだ早いですが、そろそろイルミネーションで街が賑やかになってきました。

そんな中、ドライブスルー方式でイルミネーションが見られるところがあると知り、

暗くなってから出かけてみることに。

 

家から車で30分ほどの、コロンビアという街。大きなショッピングモールやスーパーがあるので、たまに昼間来ることはありますが、夜は初めてです。

 

近くまで来ると、イルミネーションの案内看板が見えてきました。

入り口まで並ぶ車の最後尾につきます。

まだ始まったばかりらしく、列はそれほど長くありません。

 

入場すると、両側に光るオブジェが見えてきました。

入り口でラジオのチャンネル番号を教えられました。それに合わせると、クリスマスソングをラジオで聴きながら、中をまわることができるのです。

 

車1列分の通路を行くので、前の車が写真撮影で止まると、みんな停車。

こののんびり具合が、アメリカらしいです。

 

これはなかなかの力作。

 

15分ほどくねくねと広場を徐行しながら、イルミネーションを楽しみました。

 

今年はまだ暖冬とはいえ、この距離を歩くのは寒くて大変。

日本では難しいかもしれませんが、ドライブスルー形式、楽でよかったですニコニコ

まだ見ていなかったダウンタウンの名所を、帰国前にまわってみることにしました。

ボルチモアの中心部に、歴史的な建物が集まる一角があります。

 

小さいワシントンモニュメント。

DCのものよりはるかに小規模ですが、建てられたのはこちらが先だとか。

しばらく閉鎖されていたはずだけれど、最近オープンしているのを知りました。せっかくなので上までチャレンジ。

 

ひたすららせん階段が続きます。

 

てっぺんに到着。ちょっと汗をかきました。

 

北側の景色。地味だけれど、よく見る海側とは違った趣があります。

 

次は、すぐ隣にあるピーボディー音楽院へ。

ここはジョンズ・ホプキンス大学の付属音楽学校で、創設は1857年。

アメリカで最も歴史ある音楽学校です。

 

外観も美しいですが、この音楽院の図書館の建築が、大変有名なのです。

入り口で許可を得て、見学させてもらいます。

こんな図書館、見たことがありません。吹き抜けを囲むフロアの手すり、天井・・・繊細で芸術的です。

入り口ホールに展示されていた、エドガー・アラン・ポーの直筆原稿などもじっくり見ることができました。

 

無料のサーキュレーターバスに乗って、インナーハーバーの繁華街に向かいます。

このバスに乗るのも最後かな・・・最初は怖くて、びくびくしながら乗ってました・・・。

 

シェイクシャックで食べおさめ。

Mast Brothersとのコラボチョコレートも、日本へのお土産に買いました。

 

「最後の記念」がどんどん増えていきます。引越しまであと少しです。

この街で過ごす時間もあと少し。

まだ外に出られる気温のうちに、近所を歩きます。

 

船着き場に、デンマークからの訓練船が来ていました。

これはまた大きい・・・母艦のようです。

 

その横には、見たことのある車と、カメラ。

いつも見ているニュース番組の、お天気中継車。

夕方あちこちに出没しているので、どこかで実物を見るだろうと思っていました。

 

軍艦を見ているうちに中継が始まり、見慣れたお天気キャスターが出てきました。

本物だ音譜

 

家に戻ってテレビをつけたら、

やってるやってる。2時間くらいのうちに何度か中継するのです。

さっき見た船もアップになりました。

さすがに私の写真と迫力が違う。

 

小さな都市だし、この近所は観光地なので、他のローカル局の中継車もたまに来ています。

怖い事件ではなく、こういう話題でテレビに登場するのを見るのは楽しいことです。

日本には絶対にないシリーズ、ワイルドな地元シーフードを食べに来ました。

ここに来てすぐのときからお世話になっている、近所のRiptide by the bay

夏は人でいっぱいなのに、すっかり閑散としてしまいました・・・。

 

今日はオーダーは決定済み。シーフードのコンボです。

2人で大丈夫な量のコンボは2種類、そのうちエビ・カニ・貝がくまなく入っているのは1種類なので、迷いなし。

ちなみに味付けはどれも同じ、茹でてOld bayスパイスをどっとかけたものです。

 

来ました。他の物をなぎ倒す勢いでテーブルに山と盛られた、カニ・エビ・ムール貝、ハマグリ、ソーセージ、じゃがいも、とうもろこし。

Dunguness crab、日本語だとアメリカイチョウガニというカニもメニューにはあったのですが、この季節はもうないということで、Snow crab:ズワイガニを倍量入れた、と言われました。

 

いつもどおり、無言でひたすら殻を開いては食べます。

茹でたての魚介はどれもジューシーで、ボリュームがあります。

スパイスの辛さが身体に染みてきて、おでこの辺りが熱くなってきました。

辛味のついていないとうもろこしが、オアシスです。

 

 

さすがに消化しきれず、カニ以外は半分ほど持ち帰りに。

翌日、殻をむき、トマトソースで和えてグラタンにしたら、オーブン皿に入りきらない量でびっくりしました。

2-3人分だったはずだけど・・・普通の4-6人分っていうコンボだとどの程度来るのか、考えるのが怖いです。

 

ワイルド食シリーズも、Riptideに来るのも、これで最後でしょうか。

一生分の甲殻類を、この2年で食べた気がします

スーパーで買いもの中、視界の隅にひらひらするものが。

むっ、何か飛んでる?

 

鳥だ。スズメ?

 

しばらくキョロキョロして、またばたばたと飛び回ってました。

 

どこから入って来たんだろう。

ていうか、誰も気にしない・・・。

商品棚の上がゴチャゴチャだという、いらんことに気づいてしまいました。

 

スズメ、無事に脱出できているといいのですが。
 

アメリカのどたばた生活の中でも特に悩まされたのが、お金の絡む支払い関係。

自分の備忘録としても、書いておきたいと思います。

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日本でも現金を使う場は少なくなりましたが、アメリカは更にカード&ネット利用が進んでいて、現金なしで生活できます。

公共料金や家賃もネットで支払えるので、便利でありがたいことです。

 

便利な反面、リスクもあります。

レストランでは、一度お勘定してもらった後にカードを渡し、チップの額、合計を書いた明細を置いてそのまま帰ります。合計額の入力は、お客が帰った後でお店がするのです。

 

ホテルでも、チェックイン時にカード情報を読んだら、そのデータを破棄せず、最後まで使います。

なのでチェックアウト時にフロントを通らず、明細だけ確認して、ルームキーを置いて帰れるというパターンも多いです。

 

このシステム、日本から来たひとは皆びっくりします。

後からいくらでも金額を変えられるのだから、そりゃ驚くでしょう。

 

当然、過剰・架空請求もできてしまうので、自分できちんとチェックせねば。

お店を出る前に明細をしっかり見て、それを持ち帰る。

後日カードの請求額が、明細と合っているか確認する。

の、2点は大事です。

 

もし、明細より多いとか、知らない請求が来たら・・・

カード会社に電話して、Disputeの処理をしてもらいます。

異議申し立て、みたいな感じです。

 

先日泊まったホテルから、請求書にない金額が数百ドル請求されたので、カード会社のカスタマーサービスに電話して、これこれの額をDisputeしたいんですと言ってみました。

同じホテルから出ている他の明細・・・宿泊料や駐車場代・・・は合ってますか?と確認され、では早速処理します、といってあっさり終了。

自動音声で担当者にたどりつくまで&本人確認の質問時間の方が長かった。

 

数日後カード会社から、依頼されたこの額は明細から差し引きました、というお知らせの手紙が届きました。確かに、同額がマイナスで表示されていましたホッ

 

カード会社は日々こういう請求トラブルとの戦いらしく、処理にも慣れたものでした。

こういうシステムをどうにかした方がいいと思うんだけど・・・習慣は変えがたいものです。

 

今回は無事に処理されましたが、時間が経ってしまったり、現地でもらった請求書がなかったりすると、どうにもできなくなるそうです。

Web明細をきちんとチェックしておいて良かった。

 

 

海外旅行の場合、帰った後で請求が変なのに気づいても、英語で電話をかけたり、クレームをしたりするのは難しいです。それを分かっていて足元を見るお店がない・・・とは言い切れないので、緊張感をもちつつ楽しむことが大事、と改めて思うのでした。

 

暑いほど暖かかった10月から、後半になって一気に気温が下がり、

木々が一斉に紅葉し始めました。

買いもの帰りに通る郊外の住宅街も、こんな感じに色づきました。

 

・・・と思ったらまた少し気温が上がって、葉も色を変えていいのかどうか迷走している様子。

赤と黄色と緑が混ざった状態で冬を迎えそうです。

これはNYに向かうハイウェイ。もちろん樹木の種類にもよるのですが、

同じ木でも葉の色がまちまちです。

 

それでも近所の街路樹は、こんなに綺麗になりました。

 

今年は夏→冬ではなく、少し長めに秋らしい日々が味わえてよかったです。

帰国まであと少し。暖かいままでいて欲しいです。