何でも話せる男友達がいる。
昔からの付き合いで、
全く異性を感じない相手で、
学生時代の『悪友の関係』のようなもの。



その彼からはよく、こう言われる。



「Rin は、俺と話す時は、
他の人と違って、声が低いなぁウシシ。」












全然、無意識だった(^_^;)。







でも、よく考えたら当たってる。







職場でも、プライベートでも、
相手によって微妙に声のトーンが違う。






そう、声の高さが違う。





誰に対しても分け隔てなく接してるつもりだったけれど、素の自分を出さない(出せない)ように使い分けているんだなぁ。






内面をよく知らない相手ほど、
地声より高い声で話してる😁。






素の自分の声で話すと、

「嫌われてしまうかも?」

「トラブルの元になるかも?」



恐れてる自信のなさなのか、
安全・安心を得る為の作戦なのか、
全くの無意識だったけれど、
確かに声が違う。








言われてみて、びっくりだわ。





なんにせよ、
自分がどんな声色を使うことで、
目の前の相手をどう捉えているのか、
自分がどう思われたいのか、
そして、自分らしい自分がどんな姿か、
分かるような気がした。




よく、『自分らしく生きる』とか、
『ありのままに』とか言う表現は、
気持ちを楽に生きていく大事なキーワードとして登場してくる。


そして、その言葉に触れる度に、


「本当の自分ってどれ?」
「誰といる時も、本当の自分なのに」



と、戸惑う自分がいたんだよね。



本当の(素の)自分で誰とも過ごせるなら、
人によって疲れの差はないはずなのに、
たとえ楽しく過ごしても、
疲れる相手は、やはり疲れるし、
どれだけ長時間でも疲れない人もいる。




相手がどーのこーのじゃなく、
自分が素のままでいるかどうかで、
相手に対しても自分を作っていないかで、
人間関係はどんな風にでも変わるんだ。



自分のキャラを作っていたら、
そりゃ相手もこちらに対して本音を出さない。




タレントの大泉洋さんは、
学生時代から今まで、
全く変わらない。




上からも下からも、みんなからいじられるし、
悪態ついても愛されてる。
そういえば誰に対しても声の高さも同じだ。
だから見たまんまの中身だから、
誰からも可愛がられるのかもしれない。






私の素の声で話すのは悪友だけだ。
言葉を選ばずに話せる。
何を言っても壊れない信頼みたいなものがある。


職場ではもちろん、
悪友と話すような口ぶりは、
家族にもたまにしかしていない。
まだどこか飾ってるのかもしれないなぁ。




自分が発する声の高さやトーンで、
自分らしさやなりたい姿が分かるって、
ちょっと面白いね (⌒‐⌒)。